50'sロックンロールの第1人者、Bill Haley 2

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Bill Haley 『The Best of Bill Haley and His Comets 1951-1954』 

■ 今回は、Bill Haley達がC&Wバンドからロックンロール・バンドへと華麗な変身を遂げたHoliday/Essex時代のおすすめCD、『The Best of Bill Haley and His Comets 1951-1954』を紹介します。

※ Bill Haleyのプロフィール等は[50'sロックンロールの第1人者、Bill Haley](前回の記事)を参照して下さい。

CD:[試聴/amazon]
The Best of Bill Haley and His Comets 1951-1954本盤は、Holiday/Essex Recordsにおけるビル・ヘイリーのロックンロール・ナンバーに的を絞ったベスト盤です。なのでこの時期数曲発表された純粋なC&Wナンバーは含まれていません。
内容はタイトルにもある様に、'51年から'54年にかけてのB面を含む主要なシングル全18曲で構成。この時期は、The 4 Aces of Western Swing等のC&W時代からDeccaで黒人音楽の影響を最大限に反映させたビル・ヘイリー・サウンドを確立するまでの過渡期的サウンドで、どちらかといえばロカビリーに近い感じです。
そして、この時期何よりも興味深いのは、ビル・ヘイリーの音楽性が劇的変化を遂げる過程の試行錯誤が如実に表れている点でしょう。

少し具体的に見てみると、まずHolidayからの1stシングル「Rocket "88"」('51年)でR&Bのカヴァーに初挑戦して黒人音楽に接近し、同じくR&BをカヴァーしたEssexからの1stシングル「Rock the Joint」('52年)では曲中通してスラッピング・ベースで演奏し始めています。その印象もあってか、しばしば「Rock the Joint」こそ最初のロカビリーだと指摘されたりもします。
続いて、バンド名をサドルメンからコメッツと改めたEssexの3枚目、「Stop Beatin' Round the Mulberry Bush」('52年)からドラムを導入してR&B特有の強烈なビート感を加え、4枚目の「Crazy, Man Crazy」('53年)ではティーンエイジャーを意識した歌詞を織り込んだ自作のロックンロールを披露しています。
その後6枚目の「Live It Up!」('53年)でサックスを導入してさらに黒っぽさを強調。ここへ来てロックンロール時代突入への準備は万全といった所でしょうか(後はブレイクするきっかけを待つだけ!?)。

この様に、ビル・ヘイリー・サウンドが誕生する過程のハイライトが丸ごと詰まった本盤は、全てのロックンロール・ファンにおすすめです。特に、ビル・ヘイリーが好きな人で、Decca時代しか聴いたことがない人には強くおすすめします。

※ 参考までにHoliday/Essex関連のその他のおすすめCDを挙げておきます。

・『ザ・ベスト・オブ・ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ 1951-1954
先に紹介したCDの国内盤
・『The Real Birth of Rock N Roll Arrives: 1946-1954
Bill Haley(ギタリスト)のレコード・デビューと言われているThe Down Homersの「Out Where The West Winds Blow」に始まり、未発表曲、別ヴァージョンをも含むDecca以前の音源の5枚組コンプリート集


『The Best of Bill Haley and His Comets 1951-1954』(収録曲目)

01 Rocket "88"('51年)
Holidayからの第1弾、そして白人アーティスト初のR&Rナンバーとも言われるJackie Brenston & His Delta Catsの同年R&B1位曲のカヴァーで、原曲に比べて弾むようなリズムとなっているのが特徴的。
02 Green Tree Boogie('51年)
Bill Haleyが10代の頃に書いた、後の「Rock the Joint」~「Rock Around the Clock」の雛形とも言えそうなロッキン・ナンバー。Marshall Lytleによる間奏のスラッピング・ベース・ソロもカッコよくキマっています。
03 Sundown Boogie('52年)
「Jukebox Cannonball」(本盤未収録)のB面で発表された「Rocket "88"」、「Green Tree Boogie」に続くブギ・ウギ第3弾。ここでの間奏もMarshall Lytleがスラッピング・ベースのカッコいいソロ演奏を披露しています。
04 Rock the Joint('52年)
Bill Haleyサウンドがさらに進化を遂げた絶品R&Rで、曲中鳴り響くスラッピング・ベースと疾走感が既にDecca時代を彷彿とさせています。この曲は「Icy Heart」(本盤未収録)のB面で発表されたJimmy Preston & His Prestoniansの'49年R&B6位曲のカヴァーですが、やはり目玉は「Rock Around the Clock」でも再利用されたDanny Cedroneのオリジナリティあふれるあのギター・ソロでしょう。何度聴いてもシビレます。そう言えばこの曲はNeo RockabillyバンドRestlessが、初期音源を集めたアルバム『The Early Years』('87年)で絶品カヴァーを披露していました。
05 Dance With a Dolly(With a Hole in Her Stocking)('52年)
Terry Shand & His Orchestraの'40年の曲を後のトレードマークとなるLouis Jordan風の小粋なJive感覚を交えたR&Rアレンジでカヴァーしたもの。
06 Rockin' Chair on the Moon('52年)
前曲のB面で発表されたミディアム・テンポのR&R。
07 Stop Beatin' Round the Mulberry Bush('52年)
トラディショナル(「Here We Go Round The Mulberry Bush」)を改作した曲で、この曲から導入されたドラムのソロ演奏(Billy Gussak)で幕を開けるビートの利いたR&Rナンバー。なお、バンド名もBill Haley with Haley's Cometsと一新して発表したこの記念すべき曲は、Bill Haleyサウンドを継承して人気を誇ったJive系Neo Rockabillyバンド、The Stargazersがアルバム『The Speaking Clock Says...Rock!』の中でカヴァーしています。
08 Real Rock Drive('52年)
前曲のB面で発表されたBill Haley自作のR&R。
09 Crazy, Man Crazy('53年全米12位)
Neo Rockabillyの帝王Robert Gordonもアルバム『Bad Boy』('80年)の中でカヴァーしたBill Haleyの初ヒット曲。さらに、この曲はR&BカヴァーではなくBill Haleyのペンによる自作曲で、白人アーティストによるR&Rヒット第1号としても知られています。
10 Whatcha Gonna Do('53年)
冒頭Bill Haleyが、"One for the money, two for the show, three to get ready ♪"という「Blue Suede Shoes」でもおなじみのフレーズで歌い出す自作のR&R(前曲のB面)。そもそも"One for the money~"というフレーズは子供の言葉遊びに起因するそうで、Bill Haley以前にはHal Singerの'50年の曲「Rock Around the Clock」(Bill Haleyとは同名異曲)で"One for the money, two for the show, three make ready ♪"というフレーズが使われています。
11 Pat-A-Cake('53年)
英国に伝わる童謡「Pat-a-cake, Pat-a-cake, Baker's man」をR&R調に改作した親しみやすいメロディの好曲。
12 Fractured('53年)
「Dance With a Dolly」同様Louis Jordanあたりの影響を受けた様なR&R(前曲のB面)。
13 Live It Up!('53年)
初めてサックス(Tony Lance)が使われたBill Haleyナンバー。
14 Farewell-So Long-Goodbye('53年)
前曲のB面で発表されたBill Haley自作のR&R。
15 I'll Be True('53年)
Faye Adamsの同年R&B1位曲をカヴァーしたもの。
16 Ten Little Indians('53年)
トラディショナル・ソングをR&R化した痛快ナンバー(前曲のB面)。
17 Chattanooga Choo Choo('54年)
'41年の映画『Sun Valley Serenade』で使用されたGlenn Miller & His Orchestraの全米1位曲をR&Rアレンジで聴かせたユニークなカヴァー。Art Ryersonのラフなギターが印象深い曲。
18 Yes Indeed!('54年)
Essex録音('53年)ながらTrans-World Recordsから発表された曲で、前曲同様R&RアレンジでTommy Dorsey & His Orchestraの'41年全米4位曲をカヴァーしたもの。


※ iTunes Storeビル・ヘイリーの曲をダウンロードする場合はこちらでどうぞ(試聴可)。1曲から購入できます。iTunes(無料)がインストールされていない場合は、アプリケーションのダウンロード・ページが開きます。
■ 前回に引き続き今回の無料動画もビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツですが、先に紹介したCDに関連付けてEssex時代を代表する全米ヒット・ナンバー「Crazy, Man Crazy」を紹介します。

映像は、ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの初出演映画となった『Round Up of Rhythm』('54年)からのワン・シーンです。今ひとつ画質が鮮明ではないので顔がはっきり分かりにくいんですが、本作に出演したメンバーは
Bill Haley(ヴォーカル&ギター)
Billy Williamson(スティール・ギター)
Johnny Grande(ピアノ)
Marshall Lytle(ウッド・ベース)
Joey d'Ambrosio(サックス)
Dick BoccelliDick Richards)(ドラム)
の6人で、前回述べた様にDanny Cedroneが撮影の数週間前に不慮の事故で亡くなったためリード・ギタリスト不在による出演となっています。

ところで、ビル・ヘイリーの「Crazy, Man Crazy」を聴き慣れている人は、ここでの「Crazy, Man Crazy」が何か雰囲気が違う事に気づくんではないでしょうか。'53年のレコードではまだサックスが導入されていなかったんですが、ここではJoey d'Ambrosioがサックスを吹いているんですよね。結構貴重なヴァージョン!?

それでは、ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツによる史上初のロックンロール・ヒット、「Crazy, Man Crazy」をどうぞ。

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