ロカビリー・リヴァイヴァルの旗手、Robert Gordon

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Robert Gordon 『Robert Gordon Is Red Hot』 ♪本文末に関連動画有

■ 今回はアメリカにおいてロカビリーがすっかりアンダーグラウンドな音楽になっていた'70年代後半、突如パンク・シーンから登場してロカビリー・リヴァイヴァルの旗手となり、その後のネオ・ロカビリー・アーティストに絶大な影響を及ぼしたロカビリー・シンガー、Robert Gordonを紹介したいと思います。

'80年代のネオ・ロカビリー・ブームの盛り上がりやストレイ・キャッツ登場以前に本格的にロカビリーを取り上げただけでなく、'50年代以来約20年ぶりに全米レヴェルでロカビリーをヒットさせたロバート・ゴードンの功績はあまりにも大いものがあります。ロバート・ゴードンは決してネオ・ロカビリー・ブームのヒーローではありませんが、ネオ・ロカビリーの歴史を紐解く時には間違いなく真っ先に語られるべきアーティストと言えるでしょう。

ロバート・ゴードンのプロフィールは後述するとして、まずはCDを紹介しておきます。

CD:[試聴] [amazon]
Robert Gordon Is Red Hotその偉大さに加えて現在も活動を続けているという事もあり、ロバート・ゴードンに関してはかなり豊富にCDがリリースされています。その中でもまずは'77年から'81年までの全盛時代の音源である事、そしてロバート・ゴードンに興味を持ちそれら全盛時代の音源を集めようとした時に無駄なく集められるかという事を考慮すると、やはりベア・ファミリーから出されている一連のシリーズがベストでしょう。
という事で今回はロバート・ゴードンの全盛時代のベスト盤第1集的な『Robert Gordon Is Red Hot』を紹介します。
内容は、Private Stockでの'77年の1stアルバムから'81年のRCAでのラスト・アルバムまで全盛時代の5枚のアルバムから満遍なく選曲された22曲に加えて、'82年のシングル「Something's Gonna Happen」と2曲のライヴ音源('79年)からなる全25曲。ロバート・ゴードン入門盤としては申し分ありません。曲自体はそもそもオリジナル・アルバムのほとんどが'50年代のロカビリーやロックンロールのカヴァーで占められていたので、本作ももちろんそれらの絶品カヴァーが目白押しです。
なおロバート・ゴードンの'77年から'81年までのスタジオ音源は、この『Robert Gordon Is Red Hot』とその続編『Black Slacks』、そして完結編『The Lost Album Plus』の3枚で全て揃います。ちなみに完結編には、当時お蔵入りとなった幻のRCA3回目のセッションの音源(発売されていればRCAでの3rdアルバム)も収録されています。

ロバート・ゴードンの魅力は、まずElvis Presleyを彷彿とさせる硬派でリッチなバリトン・ヴォイスにあると言えるでしょう。時にワイルドに、時にセクシーに、またある時は優しくと変幻自在の魅惑の歌唱は天下一品です。ネオ・ロカビリー系の歌手の中でも歌の上手さはトップ・クラスではないでしょうか。低めの声質もあって大人っぽい雰囲気を醸し出すロバート・ゴードンのロカビリーは渋ささえ感じさせます。
もう一つの魅力であるロバート・ゴードンのホットなロカビリー・サウンドについては、彼を支えた歴代の偉大な3人のギタリスト抜きには語れません。まず、初代リード・ギタリストを務めてPrivate Stockの1stアルバム『Robert Gordon with Link Wray』と2ndアルバム『Fresh Fish Special』に参加したLink Wrayリンク・レイは'50年代から「Rumble」('58年全米16位)等のギター・インストでヒットを飛ばしていた伝説のギタリストで、ロバート・ゴードンとのコンビでも思いっきり狂暴なギターを聴かせています。
'78年6月にリンク・レイが脱退した後、2代目のリード・ギタリストとなったのが名うてのセッション・ギタリストChris Speddingで、RCAの1stアルバム『Rock Billy Boogie』と2ndアルバム『Bad Boy』に参加します(幻のRCA3回目のセッションも)。ここでのクリス・スペディングのギターはニュー・ウェイヴ色が強く、ファズがかった音色が特徴のアグレッシヴなものとなっており、それがロバート・ゴードンのロカビリーを新時代のものに昇華させている様に思われます。
'80年に脱退したクリス・スペディングに代わって3代目のリード・ギタリストを務めたのが、ジャズやブルース等にも精通するギターの達人、"The Humbler"ことDanny Gattonでした。ダニー・ガットンがリード・ギターで参加した作品はRCAでのラスト・アルバム『Are You Gonna Be the One』のみ。このアルバムではギターを派手にフィーチャーする様な曲が少なかったため、ラスト・アルバム発表後の全米ツアーでみせたロカビリー・ギターの達人ぶりを存分に発揮できなかった感はありますが、それでもルーツ・ミュージックに根ざした魅力的なギターを聴かせています。

ロカビリー街道一直線のクールなロッキン・ダディ、ロバート・ゴードンが全盛時代に演じた傑作ロカビリーは全てのロカビリー・ファンに大推薦です。

(収録曲目)
※ ()内は発売年、チャート及び収録オリジナル・アルバム
01 Red Hot('77年全米83位、『Robert Gordon with Link Wray』)
Sunの絶叫ロッカーBilly Lee Rileyの'57年の傑作Rockin'ナンバーをカヴァーしたRobert GordonのPrivate Stockでの1stシングル。米国でRockabilly復活ののろしを上げたこの曲では、Robert Gordonのオリジナルを意識したワイルドなダミ声唱法がバッチリ決まっています。
02 The Fool('77年『Robert Gordon with Link Wray』)
渋めのロックンローラーSanford Clarkの'56年全米7位曲をカヴァーしたものですが、何よりもLink Wrayのワイルドなギターが白眉。
03 I Sure Miss You(同上)
Robert Gordonが色気たっぷりに歌ったロッカバラードで、オリジナルはGene Vincentが2ndアルバム『Gene Vincent & The Blue Caps』('57年)で披露した大名曲。
04 Flyin' Saucers Rock & Roll(同上)
これまたBilly Lee Rileyの'57年の傑作Rockin'ナンバーですが、ここでのカヴァーも絶品で、Robert Gordonのワイルド・ヴォイス、Link Wrayの超攻撃的なギターは唯一無二。
05 The Way I Walk('78年『Fresh Fish Special』)
Link Wrayのパワフルなギターが新しい時代のサウンドを印象付ける、Jack Scottの'59年全米35位曲の絶品カヴァー。ちなみにこの曲ではバック・コーラスにThe Jordanairesが参加しており、Jack Scottっぽく低めのバリトン・ヴォイスで熱唱するRobert Gordonを見事に盛り立てています。
06 Lonesome Train (On a Lonesome Track) (同上)
Johnny Burnette Trio('56年『The Rock'n'Roll Trio』)のカヴァー。
07 I Want to Be Free(同上)
Robert Gordon最大のアイドルElvis Presleyの主演映画『監獄ロック』('57年)挿入歌をカヴァーしたもの。誰もここまでElvisっぽく歌う事はできないんじゃないかと思わせるほどの傑作カヴァーで、オリジナルにないLink Wrayのクールなギター・ソロもイカしてます。この曲でもThe Jordanairesがバック・コーラスを担当。
08 Rock Billy Boogie('79年『Rock Billy Boogie』)
もちろんこの曲はJohnny Burnette Trioの定番Rockabilly('56年『The Rock'n'Roll Trio』)のカヴァーなんですが、Robert Gordonの曲と言えそうな位強烈なオリジナリティを感じさせる好曲になっています。
09 All by Myself(同上)
オリジナルはFats Dominoの'55年R&B1位曲ですが、ここではJohnny Burnette Trioヴァージョン('56年『The Rock'n'Roll Trio』)を参考にカヴァーしています。
10 The Catman(同上)
Gene Vincentに捧げたオリジナルのトリビュート・ソングで、歌詞はGene Vincentの曲のタイトルを上手くつなぎ合わせて作られています。
11 Wheel of Fortune(同上)
どの様な経緯でこの曲を取り上げたのか、ポピュラー歌手Kay Starrが'52年に放ったNo.1ヒットとして有名な曲の渋~いカヴァーです(オリジナルはJohnny Hartmanの'51年盤)。
12 Love My Baby(同上)
SunのHayden Thompsonが'57年に発表した傑作Rockabillyのカヴァーで、Robert Gordonのベスト・ソングの1つと言えそうなエキサイティングな曲。Robert Gordonのヴォーカルも最高のノリで、Chris SpeddingのRockabillyギターも究極的に冴え渡っています。ちなみにこの曲は、Little Junior's Blue Flamesの'53年盤傑作Rockin' Bluesがオリジナル。
13 It's Only Make Believe('79年C&W99位、同上)
Rockabillyシンガーから出発したConway Twittyが放った大ヒット・バラード('58年全米1位)のカヴァーで、Robert Gordonの圧倒的な歌唱力が光る1曲。
14 Crazy Man Crazy('80年『Bad Boy』)
Bill Haley(Bill Haley With Haley's Comets名義)が'53年に放った初のR&Rヒット(全米12位)をカヴァーしたもの。
15 The Worrying Kind(同上)
'50年代後半にティーン・アイドルとして活躍したTommy Sandsが'58年に放ったクールなRockin'ナンバー(全米69位曲)をカヴァーしたもの。
16 Nervous(同上)
Chris Speddingのファズがかったアグレッシヴなギターが印象的な激渋カヴァーで、オリジナルは50'sロッカーGene Summers & His Rebelsの'58年盤。
17 Sweet Love on My Mind(同上)
Jimmy & Johnnyの'56年盤をカヴァーしたこの曲もRobert GordonのベストRockabillyの1つと言える見事な出来で、スラッピング・ベースに絡むChris Speddingの歪んだ音色のワイルド・ギターとRobert Gordonの狂気のシャウトがオリジナルのフランティック感を完璧に甦らせています。
18 Need You(同上)
Lee Hazlewoodファミリーの一員としてSanford ClarkやDuane Eddyの曲でもリズム・ギターを弾いていた、Donnie Owensが'58年に放った名作バラード(全米25位)をカヴァーしたもの。そのDonnie Owens盤では、逆にDuane Eddyがお得意のTwangy Guitarではありませんがギターで助っ人しています。一方ここでのヴァージョンでは、艶のあるRobert Gordonのバリトン・ヴォイスがカッコ良過ぎる位決まっていてオリジナルを凌ぐ出来になっています。
19 Someday, Someway('81年全米76位、『Are You Gonna Be the One』)
Ritchie Valensの伝記映画『ラ・バンバ』('87年)でBuddy Hollyを演じたMarshall Crenshawの作品で、50's色は感じられないもののストレートなR&Rのカッコいい曲。ちなみにRobert Gordon最大のヒット(といっても76位ですが...)となったこの曲は、作者のMarshall Crenshawも翌'82年にシングル発売し見事全米36位を記録しています。
20 Look Who's Blue('81年『Are You Gonna Be the One』)
Don Gibsonの'58年全米58位曲をElvis Presleyっぽく歌った好カヴァー。
21 Drivin' Wheel(同上)
T-Bone Burnettの'80年のアルバム『Truth Decay』収録曲を完全なRockabillyナンバーとして再現した傑作カヴァーで、Danny Gattonのギャロッピング・ギターとTony Garnierのスラッピング・ベースが登場するRockabillyの典型といった趣の曲。またこの曲は、'83年に女性カントリー・ロッカーEmmylou Harrisが取り上げてヒットさせています(C&W26位)。
22 Something's Gonna Happen('82年『Too Fast to Live,Too Young to Die』)
ギターがかすかにRockabillyの香りを漂わせていますが、全体的には「Someday, Someway」と同系統の名曲。それもそのはず、Marshall Crenshawのデビュー曲('81年)のカヴァーなんですよね(但しRobert Gordon盤は'80年録音)。それにしてもいい曲です。
23 Black Slacks('79年『Rock Billy Boogie』)
同年シングル・カットされたナンバーで、Joe Bennett & The Sparkletonesが'57年に全米17位を記録した傑作Rockabillyのカヴァー。
24 Fire [Live]('79年)
Robert GordonのファンだというBruce Springsteenからプレゼントされた曲ですが、自身のヴァージョン('78年)ではヒットさせる事が出来ず、同年すかさずカヴァーされたThe Pointer Sisters盤が全米2位となる大ヒットを記録しています。
25 Red Hot [Live]('79年)
スタジオ録音盤よりテンポ・アップしたエキサイティングなヴァージョンで、間奏ではBill Haley & His CometsのNo.1ヒット『Rock Around the Clock』('54年)のあのギター・ソロが登場します。なお、前曲とこの曲ではChris Speddingがギターを弾いています。
■ Robert Gordonについて

ワシントンDCで生まれ育ったRobert Gordon('47年3月29日生)は、9歳の時にラジオで聴いたElvis Presleyの「Heartbreak Hotel」('56年全米1位)に衝撃を受け、この時早くもロックンロール・アーティストになる決意したといわれています。それからというもの、サン時代のエルヴィス・プレスリーJack ScottGene Vincent等の硬派な50'sロッカーを貪り聴き、50'sロックンロール一筋の人生を邁進します。ブリティッシュ・インヴェイジョン真っ只中の時期でさえイギリスのビート・バンドには目もくれず、むしろ地元のHoward Theatreでパッケージ・ショーを観たというOtis ReddingJames Brown等のソウル・ミュージックの方に関心を寄せたとか。

そんなロバート・ゴードンが最初のバンドThe Confidentials(後にThe Newportsと改名)を結成するのは15歳の時。'64年にはThe Confidentialsの自作曲「It's Summertime」でレコード・デビューまでしてしまいます。もちろんこのバンドが話題になることはなく、19歳で結婚したロバート・ゴードンは'70年に一家と共にニューヨークに引っ越し、そこで音楽から離れてより安定した生活を始めています。何とこの時期、皮革製品のファッション・ショップを営んでいたというから驚きですよね。
しかしそんな生活も束の間、その後離婚を契機に再び音楽の世界に舞い戻ります。当時ニューヨークではThe RamonesやBlondieらの活躍によってパンク・シーンが盛り上がっていた時期、50'sロックンロール一筋のロバート・ゴードンは図らずもパンク・バンドTuff Dartsにリード・ヴォーカルとして加入します。この時期のロバート・ゴードンの活動は、タフ・ダーツが3曲参加したオムニバス・アルバム『Live at CBGB's』('76年)やBlondieのDebbie Harryも出演したロバート・ゴードン初出演映画『Unmade Beds』('76年)に記録されています。

パンク・バンドに身を置きながらも、自分の目指す音楽とは違うと感じて日々悶々としていたロバート・ゴードンに転機が訪れるのはそれから間もなくの事でした。
タフ・ダーツがリハーサルを行なっていたある日、当時Blondieを手がけていたプロデューサーRichard Gottehrerが彼らのリハーサルを目にします。その時エルヴィス・プレスリーの「One night」('58年全米4位、オリジナルは'55年Smiley Lewis盤)をキング本人を思わせるバリトン・ヴォイスで熱唱するロバート・ゴードンに一発で魅了されてしまう訳です。意気投合したリチャード・ゴッテラーロバート・ゴードンの2人は、一緒にロックンロールのレコードを作ろうという話になります。そこでロカビリー・サウンドの要であるギタリストとして、ロバート・ゴードンが白羽の矢を立てたのが伝説のギタリストLink Wrayだったのです。実際ロバート・ゴードンは'61年にリンク・レイの衝撃的なステージを体験しており、またThe ConfidentialsThe Newports時代にステージでリンク・レイと共演していたそうです。

役者が揃った所で早速Private Stock Recordsから、50'sロックンロールとロカビリーのカヴァー満載の1stアルバム『Robert Gordon with Link Wray』('77年)をリリース。アルバムの発売直後に行なわれた初の全米ツアーも大盛況で、シングル・カットされた「Red Hot」もチャート・ヒットを記録。一躍ロバート・ゴードンはロカビリー・リヴァイヴァルのヒーローとなって往年のロカビリー・ファンを狂喜させます。
翌'78年には、エルヴィス・プレスリーの主演映画『Jailhouse Rock』('57年)の中に出てくる台詞からタイトルが付けられた2ndアルバム『Fresh Fish Special』を発表。1stアルバム同様好調な売れ行きを示したこのアルバムは、1stアルバムを聴いて以来ロバート・ゴードンのファンになったというロック界の大スターBruce Springsteenが、自作曲「Fire」を提供して自らピアノでレコーディングに参加した事でも話題を呼びました。ちなみに、'77年の秋に「Fire」をプレゼントされた事がきっかけで親交を深めたロバート・ゴードンとブルース・スプリングスティーンは、ニューヨーク大学のコンサートで初共演('77年12月)し、'79年に2回ステージを共にしています。これらの豪華な共演ステージでは毎回2人のデュエットによる「Heartbreak Hotel」が披露されたそうです。

'78年6月にバンドを脱退したリンク・レイに代わって、Chris Speddingをリード・ギタリストに迎えてバンドの体制を整えると、同年暮れにはロバート・ゴードンの長年の夢だったRCAとの契約が実現します。RCAは言わずと知れたエルヴィス・プレスリーが在籍したレーベル、ロバート・ゴードンの喜び様が目に浮びますよね。
RCAでは、クリス・スペディングとのコンビで1stアルバム『Rock Billy Boogie』('79年)と2ndアルバム『Bad Boy』('80年)、3代目リード・ギタリストDanny Gattonとのコンビでラスト・アルバム『Are You Gonna Be the One』('81年)を発表。
RCAとの契約が終了した直後に映画『ラブレス』('82年)に出演した後は地道なライヴ活動以外ロバート・ゴードンの目立った活動は見られませんでしたが、'89年にフランスのレーベルNew Roseから最新のライヴ・アルバム『Live at The Lone Star』が発表されると再び脚光を浴び、'90年代にはロバート・ゴードン全盛期のリイシューCDがリリースされ、クリス・スペディングを従えたヨーロッパ・ツアーでも熱烈な歓迎を受けています。第2次ネオ・ロカビリーブームに沸き立っていた事もあり、'92年には来日ツアーも実現してるんですよね。

全盛期ほどではありませんが、ロバート・ゴードンはライヴ活動と共にスタジオ録音による新作も発表し続けて現在もロカビリー街道を邁進中です。

■ 今回の無料動画はもちろんRobert Gordonです。YouTubeにはRobert Gordonの映像が数多くあるんですが、その中でも珍しい初代リード・ギタリストLink Wrayを従えてのライヴ映像を紹介します。曲はスタジオ録音盤は残されていませんが、Robert Gordonの重要なライヴ・レパートリーだった、エルヴィス・プレスリーのサン・ロカビリー「Mystery Train」です。なお、映像は'78年のものだそうです。

念のため言っておくと「Mystery Train」はエルヴィス・プレスリーのオリジナルではなく、アーカンソー出身のブルース・マンJunior Parkerが自身のバンド、Little Junior's Blue Flames名義で'53年にサン・レコードから発表した曲がオリジナルです。そして先に紹介したCDの中でRobert Gordonがカヴァーした「Love My Baby」はこの曲のB面でした。

それで映像でのRobert Gordonですが、ヒーカップもクールにバッチリきめてセクシーに歌ってます。ホント、カッコいいですね。また、Link WrayのギターもScotty Mooreと比べると圧倒的にワイルドでこちらもシビレます。彼の年季の入ったモミアゲもギター同様(いや、それ以上!?)ワイルドです(笑)。

それではRobert GordonLink Wrayによる「Mystery Train」をご覧下さい。

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