ピリッと爽快60's Pop & Roll!Bobby Vee

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Bobby Vee 『Take Good Care of My Baby』 ♪本文末に記事に関連した動画有

■ 今回は、'60年代のポップス黄金時代にBuddy Hollyの音楽的遺産を継承して、ロックンロール・スピリットをも感じさせる爽やかなポップス・ヒットを連発したティーンエイジ・シンガーBobby Veeを紹介します。  
Bobby Veeのプロフィール等は後述するとして、まずはCDを紹介しておきましょう。

ボビー・ヴィーは、ブリティッシュ・インヴェイジョン前だけでもヒット曲に加えてアルバムのみに収録された多くの名曲があるし、また彼のオリジナル・アルバムも2in1CD化されているので、ベスト盤よりもオリジナル・アルバムで集める方が絶対おすすめです。ただ、ボビー・ヴィーのヒット曲だけ聴ければいいと言う方にはベスト盤として彼のシングル・コンプリート集『Singles Collection』(3枚組)が最適だと思います。

CD:[試聴/amazon]
Take Good Care of My Babyさて、それで今回紹介するボビー・ヴィーのCDは、まさに彼がポップス・シンガーとしてピークを迎えていた時期に発表された『Take Good Care of My Baby』('61年)と『A Bobby Vee Recording Session』('62年)の2枚のアルバムがカップリングされた『Take Good Care of My Baby』(全24曲)です。
個人的にもボビー・ヴィーのアルバムの中で特に好きな2枚なんですが、このアルバムの大きな特徴(魅力?)は2つあります。まず、彼の他のアルバムがほとんど他の歌手のヒット曲カヴァーで占められているのに対してこのアルバムは逆に多くがオリジナル曲である事、そしてそのオリジナル曲の多くが、ボビー・ヴィーの成功を支えた一因とも言える名ソングライター・チームCarole KingGerry Goffinの作品である事。

ボビー・ヴィー自身としては、ヒーカップ唱法や部分的に力んで歌う歌い方等彼のアイドルだったバディ・ホリーの影響が強く、それらの魅力的な歌唱法とかすかにザラついた溌剌とした声がポップな曲調の中にもピリッとしたロックンロール的感触を漂わせており、他のポップス・シンガーとは一線を画す魅力となっています。
そのボビー・ヴィージェリー・ゴフィン&キャロル・キングの組合せは、さしずめBuddy Holly meets Brill Building Soundと言った所でしょうか、'50年代を代表するロックンローラー、バディ・ホリーが、'60年代のポップス黄金時代を象徴するブリル・ビルディング・サウンドゴフィン&キング)の曲を取り上げたかの様な斬新でユニークな魅力に満ち溢れています。そしてもう1人忘れてはいけない人物が、本作のプロデューサーSnuff Garrett
Johnny BurnetteGary Lewis & The Playboysのプロデューサーとしても知られるスナッフ・ギャレットは、ボビー・ヴィーのシンガーとしての才能を十分に理解していた人物で、彼の緻密なプロデュースがなければ本作の魅力は半減していたかもしれません。

とにかくボビー・ヴィーゴフィン&キング、そしてスナッフ・ギャレットの才能が三位一体となった'60年代ポップスの名盤『Take Good Care of My Baby』は、全オールディーズ・ファンに大推薦です。

(収録曲目) 
01 Take Good Care of My Baby('61年1位)
'62年のDeccaオーディションでThe Beatlesがカヴァーした事でも知られる、Bobby Vee唯一の全米1位曲。弾力性と流麗さを兼ね備えたCarole Kingのメロディーと胸が熱くなる様な青臭くもロマンティックなGerry Goffinの歌詞、そしてBobby Veeのスカッと爽快な歌唱と全てが素晴らしい、聴かずに死ねない60's Popsの最高傑作。
02 Will You Love Me Tomorrow
前曲同様60's Popsの名曲を量産したCarole KingとGerry Goffinの曲で、彼らの作品の中でも特に出来のいいThe Shirellesの大ヒット曲('60年全米1位)をカヴァーしたもの。
03 Remember Me Huh
Buddy Hollyを'60年代風にマイルドにした様なBobby Veeの歌唱が見事で、特にサビの部分で自身の声を重ねて別々の歌詞を歌う所なんかたまりません。シングル化してもおかしくない様な珠玉の胸キュンPops。
04 He Will Break Your Heart
Soul歌手Jerry ButlerのPopな大ヒット曲('60年全米7位、R&B1位)をカヴァーしたもの。
05 Who Am I
英国のPops歌手Adam Faithのヒット曲('61年全英5位)の好カヴァー。ちなみに、Bobby Veeの2ndシングル「What Do You Want ?」('60年全米93位)もAdam Faithがオリジナルでした('59年全英1位)。
06 Run to Him('61年2位)
かなり自信過剰な男の言葉に聞こえる歌詞もユニークで、聴けば聴くほど魅了されてしまうBobby Veeの傑作バラード。この曲はCarole Kingではなく、Aldon Musicの同僚Jack KellerとGerry Goffinの作品。
07 Walkin' with My Angel('61年53位)
これまたCarole KingとGerry Goffinの作品で、「Run to Him」のB面にしておくには勿体ない様な秀作。スキップでもしている様な気分が伝わってくる弾けるメロディーとやはりBuddy Holly風に強弱をつけたBobby Veeの歌唱が見事なPops。
08 Raining in My Heart
そのBuddy Hollyが'59年1月に発表した生前最後のシングル「It Doesn’t Matter Anymore」('59年全米13位)のB面曲('59年全米88位)をカヴァーしたもの。
09 Go On
Roy OrbisonとJoe Melsonのペンによる作品。飄々としたフレーズがしばらく続き、サビの部分で一気に盛り上がりを見せる典型的なRoy Orbisonスタイルの隠れた佳曲。
10 Little Flame
Bobby Veeがソフトに歌った甘いPops。
11 So You're in Love
Buddy Holly亡き後のThe Cricketsの未発表バラードをカヴァーしたもの。ちなみにThe Cricketsは、この曲をEarl Sinksのヴォーカル('59年)とSonny Curtisのヴォーカル('60年)で録音していますが、Bobby Veeのヴァージョンは前者に近い感じで歌われています。
12 Hark, Is That a Cannon I Hear
かなりBuddy HollyっぽいBobby Veeのラフでややワイルド気味な歌唱が印象的な曲(もちろんヒーカップ唱法も有)。
13 What's Your Name
R&BデュオDon & Juanが同年全米7位を記録した傑作バラードをカヴァーしたもの。
14 My Golden Chance
またもやCarole KingとGerry Goffinの作品。
15 You Better Move On
The Rolling Stonesも'64年のEP『The Rolling Stones』でカヴァーした、Arthur Alexanderの同年全米24位曲を取り上げたもの。
16 Please Don't Ask About Barbara('62年15位)
Bobby Veeの1人2重唱もThe Everly Brothersっぽく決まっていて美しいバラードなんですが、当時Dick Clarkが妻のBarbaraと離婚した直後だったため、彼の人気音楽番組『American Bandstand』では決して紹介されなかった不運の曲(それでも15位!)。
17 Forget Me Not
英国のPops歌手Eden Kaneの'61年全英3位曲をカヴァーしたもの。ちなみに、この曲の作者Les VandykeはAdam Faithに多くの曲を提供したソングライターで、先の「What Do You Want ?」や「Who Am I」も彼の作品でした。元々曲自体が良いんですが、ここでのカヴァーはシングル・カットしても良いほどの優れたPopsになっています。
18 Sharing You('62年15位)
少しばかり「Run to Him」に似たCarole KingとGerry Goffin作の良く出来たバラード。
19 In My Baby's Eyes
こちらもCarole KingとGerry Goffinの作品(「Sharing You」のB面)で、Bobby Veeが初めて取り上げた彼らの曲「How Many Tears」('61年63位)のレコーディング時に、「Take Good Care of My Baby」と共にCarole Kingが自らピアノを弾いてBobby Veeに聞かせたという曲。弾むメロディーに聞き取れない位多くの言葉を乗せたユニークさとそれをリズミカルに早口で歌うBobby Veeのノリが最高のナンバー。チャート成績は天と地ですが、個人的には「Take Good Care of My Baby」と何ら遜色のない最高傑作の1つだと思います。
20 Tenderly Yours
21 I Can't Say Goodbye('62年92位)
「Please Don't Ask About Barbara」のB面で発表されたCarole KingとGerry Goffinのペンによる少々異色の作品。
22 Teardrops Fall Like Rain
Bobby VeeやJohnny Tillotson、The Tornadoes等も出演した'63年の英国映画、『Just For Fun』の中ではThe Cricketsによって披露された曲。ちなみにBobby Veeは、劇中「All You Got to Do Is Touch Me」と「The Night Has A Thousand Eyes」('62年3位)を歌っているそうです。
23 Guess Who
R&BシンガーJesse Belvinが'59年に全米31位(R&B7位)を記録した名バラードがオリジナル。ここではBobby Veeの感情を抑えた歌唱が素晴らしい名カヴァーとなっています。
24 A Forever Kind of Love
同年英国でのみシングル発売(全英13位)された曲の再録ヴァージョン。


※ iTunes Storeボビー・ヴィーの曲をダウンロードする場合はこちらでどうぞ(試聴可)。1曲から購入できます。iTunes(無料)がインストールされていない場合は、アプリケーションのダウンロード・ページが開きます。
■ Bobby Veeについて
'43年4月30日、ノース・ダコタ州ファーゴで生まれたBobby Vee(本名Robert Thomas Velline)は、まだ高校生だった15歳の時に5歳上の兄Billが結成していたロックンロール・バンド、The Shadows(Cliff Richardのバック・バンドとは無関係)に加入します。
その時のThe Shadowsのメンバーは以下の通り。
Bobby Vee(ヴォーカル&リズム・ギター)、Bill Velline(リード・ギター)、Jim Stillman(ベース)、Bob Korum(ドラム)、間もなくJim Stillmanに代わってDick Dunkirkが加入。

地元近辺でライヴ活動を重ねてちょっとした人気を得ていたシャドウズにチャンスをもたらしたのは、皮肉にも彼らのアイドルだったバディ・ホリーの飛行機事故('59年2月3日)でした。
この事故は、アイオワ州クリア・レイクで行なわれた『Winter Dance Party』終演後、バディ・ホリーがチャーターした飛行機で次の公演地ミネソタ州ムーアヘッドへ向かう途中に遭遇したもので、バディ・ホリーをはじめ、Ritchie ValensThe Big BopperJ.P. Richardson)といった当時人気を博していたロックンローラーが3人も亡くなったロックンロール史上最も悲惨な出来事でした。
そこで、このパッケージ・ツアーを継続したいプロモーターの意向により、急遽代役として白羽の矢が立ったのがシャドウズだったのです。
注目を集めたムーアヘッドでのステージから数ヵ月経った6月には、ボビー・ヴィーの自作曲「Susie Baby」でSoma RecordsからBobby Vee & The Shadowsとしてレコード・デビューし、中西部のローカル・チャートを賑わすと、彼らに興味を持ったLiberty Recordsとレコード契約を交わします。
Susie Baby」でデビュー・ヒット(全米77位)を放って以降、ボビー・ヴィーはソロで数多くのヒットを連発して人気歌手の仲間入りを果たし、'60年代を通じて歌や映画に大活躍します。とりわけ'60年代前半の彼の全盛期には、本国以外のイギリス、オーストラリア、日本等の国々でも絶大な人気を誇っていました('62年5月来日)。

なお、ボビー・ヴィーは現在に至るまで息子達との共演アルバムを発表したり、オールディーズ・ショー等に出演したりして歌手活動を続けています。そしてちょうど今は、Lesley Goreらとオーストラリア・ツアーの真っ最中の様です。

■ 今回紹介する無料動画はボビー・ヴィーの傑作バラード「Run to Him」を選んでみました。
何の時の映像かは分かりませんが、画面のテロップからどうやら'65年のものの様です。'65年というと全盛期は過ぎていますが、個人的に初めて観る映像なのでかなり興味深いです。

Run to Him」は淡々と流れるメロディーの中、ボビー・ヴィーが所々強弱をつけて歌い徐々に盛り上がりを見せてクライマックスを迎える曲なんですが、これがまたいいんですよね、何かロイ・オービソンの曲を聴いてる感じで。

では、ボビー・ヴィーの大ヒットバラード「Run to Him」をどうぞ。

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