元祖White Doo Wop!The Mello Kings

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The Mello Kings 『Tonight-Tonight』 ♪本文末に記事に関連した動画有

■ 今回は、白人ドゥー・ワップ・グループながらブラック・フィールあふれる傑作バラード、「Tonite, Tonite」のヒットでドゥー・ワップ史にその名を刻んだ偉大なグループThe Mello Kingsを紹介します。メロー・キングスは、Dion & The Belmontsらの活躍によって花開いたホワイト・ドゥー・ワップ・ブーム以前に登場した数少ない本格派グループの1つですが、とりあえず彼らのプロフィールについて簡単に触れておきましょう。

ニューヨークのワシントン高校に通う下記の5人の高校生が、'56年にThe Mellotonesというグループを結成したのがその始まりでした。
Bob Scholl(リード・ヴォーカル、当初1stテナー)、Jerry Scholl(1stテナー、当初リード・ヴォーカル)、Eddie Quinn(2ndテナー)、Neil Arena(バリトン)、Larry Esposito(ベース)
ちなみにボブジェリーは兄弟で、ボブが3歳年上の兄。
グループ結成直後に出会った黒人のアレンジャー、Dick Levisterが彼らの音楽を気に入り、すぐさまマネージャーになります。このDick Levisterは、グループの音楽性に(黒人的要素も含めて)かなり影響を及ぼしており、当時Frankie Lymon & The Teenagersに酷似していた彼らのスタイルにオリジナリティを出させるべく、ジェリーに代わってボブにリード・ヴォーカルをとるよう助言します。

そして'57年、Dick Levisterの尽力によってHerald Recordsのオーディションに合格し、すかさず「Tonite, Tonite」でデビューを飾ることになります。
The Mellotonesとしてめでたくデビューした彼らでしたが、この頃既に「Rosie Lee」('57年全米24位)のヒットを放っていたThe Mello-Tones(Gee Records)というグループが存在していたため、グループ名の変更を余儀なくされます。そして名づけられたのが、Dick Levisterのミドル・ネーム“King”にちなんだThe Mello Kings
デビュー・ヒットの後は不運にもヒット曲を出せませんでしたが、数々のライヴ・ショーやテレビへの出演、名作と呼ぶにふさわしいレコードの発表と'60年代初めまで精力的に活動を続けます。

CD:[試聴] [amazon]
Tonight, Tonight (Greatest Hits)さて、ここでCDを紹介しておきましょう。現在入手しやすく、メロー・キングスの入門盤としても最適なのが『Tonight-Tonight (Greatest Hits)』。
内容は、'57年のデビュー曲から'61年までの代表曲と2曲の未発表曲を含む全16曲(駄作なし)。メロー・キングスお得意の甘くて美しいドゥー・ワップ・バラードだけでなく、意外と知られていない彼らの絶品アップ・テンポまで十分堪能できます。
特に初期の作品はブラック・フィールあふれる曲の連続で、かなり聴き応えがあるんじゃないでしょうか。
ボブのリード・ヴォーカルはそれほど黒っぽくないんですが、メロディーとバック・コーラスが黒人ドゥー・ワップさながらなんですよね。

とにかく、全てのドゥー・ワップ・ファン、そして美しいバラードを堪能したい人にはぜひおすすめです。

(収録曲目)
① Tonite, Tonite('57年全米77位)
77位というのはどう考えても評価不足ですが、現在に至るまで数多くのカヴァーを生んだDoo Wop史上不朽の傑作バラード。黒光りするこのドリーミーな曲は、メロディー、リード・ヴォーカル、バック・コーラス全てが完璧。
② Chip Chip('59年)
NeilとLarryに代わってLouis Janacone(バリトン)とTony Pinto(ベース)が加入後の初セッションで録音された、黒人Doo Wopの影響を強くたたえたカッコいいアップ・テンポ曲。
③ Valerie('58年)
タイトルを連呼するコーラスが印象的な、「Tonite, Tonite」同様彼らの代表的バラードの1つ。
④ Do Baby Do('57年)
「Tonite, Tonite」のB面だった曲で、これまた黒人っぽい曲調のミディアム・テンポDoo Wop。特に(黒人ギタリストと思われる)間奏のブルージーなRockin'ギターがカッコいい。
⑤ Running To You('59年)
Bobの熱のこもったヴォーカルが好印象なThe Mello Kingsお得意の美しいバラード曲。
⑥ Penny('61年)
The Dupreesを連想させる様なグッと白っぽいクラシカルなバラード。
⑦ Chapel On The Hill('57年)
2ndシングルとして発表された曲で、レーベル・メイトのThe Five Satinsが'57年に放った「To The Aisle」(全米25位、R&B5位)に似た良質なバラード。
⑧ I Promise('60年)
かなりポップなノリの曲。
⑨ I Played The Part Of A Fool(未発表)
お蔵入りとなったのが不思議な曲で、ポップな曲調の隠れた傑作Doo Wop。
⑩ Our Love Is Beautiful('60年)
'58年の録音で、これまた白っぽいバラード曲。
⑪ Thrill Me('57年録音)
「Tonite, Tonite」が'65年に「Tonight, Tonight」のタイトルで再発された時のB面曲で、同じセッションで録音された「Do Baby Do」同様、黒光りする間奏のギターもイカすカッコいいアップ・テンポDoo Wop。Larryのベース・ヴォーカルは完全に黒人的。
⑫ Dear Mr. Jock('60年)
「Our Love Is Beautiful」のB面として発表されたミディアム・テンポの曲('58年録音)。
⑬ The Only Girl('58年)
3rdシングル「Baby Tell Me」(本盤未収録)のB面だった曲で、Bobのヴォーカルが黒っぽかったら黒人Doo Wopと聴き間違う様なムーディーなバラード(バック・コーラスはかなり黒っぽい)。
⑭ Workout(未発表)
「Chip Chip」と同系統の黒っぽいRockin' Doo Wop(同じセッションで録音?)。
⑮ She's Real Cool('58年)
個人的に好きな曲で、ほのかにラテン風味が香るキャッチーな名作Doo Wop。
⑯ Love at First Sight('61年)
The Moonglowsを思わせる様なバック・コーラスの良質なDoo Wopバラード。


※ iTunes Storeメロー・キングスの曲をダウンロードする場合はこちらでどうぞ(試聴可)。1曲から購入できます。iTunes(無料)がインストールされていない場合は、アプリケーションのダウンロード・ページが開きます。
■ 今回の無料動画は、メロー・キングスの代名詞ソングにしてドゥー・ワップ史上最高のバラードの1つに挙げられる「Tonite, Tonite」を紹介します。
この映像は、彼らが出演したイギリス映画『Sweet Beat』('59年)からの1シーンで、当時の彼らのパフォーマンスがバッチリ観れてかなり興味深いんじゃないでしょうか。映画の1シーンということで1曲丸々の歌唱シーンではないのが残念ですが...
なお、映像では4人しかいませんが、'58年の春にバリトン担当のニールが脱退したので残った4人によるパフォーマンスとなっています(画面向かって左からボブジェリーラリーエディ)。さらに、この映画の撮影終了直後にはベース・ヴォーカル担当のラリーも脱退して、先に触れた様に新メンバーのルイトニーが加入することになります。

それでは、メロー・キングスの傑作ドゥー・ワップ、「Tonite, Tonite」をどうぞ。

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