The Girl Can't Help It/女はそれを我慢できない

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50'sロックンロール映画の大傑作 『The Girl Can't Help It』

■ この度50'sロックンロール映画の大傑作『The Girl Can't Help It』(邦題『女はそれを我慢できない』)が、めでたく国内盤DVDとして発売されたので早速紹介したいと思います。
本筋はおとぼけ俳優Tom Ewellとグラマー女優Jayne Mansfieldによるラブ・コメディーなんですが、オールディーズ・ファンには、当時のロックンロール・スターが大挙して出演したロックンロール映画としての印象が強いかもしれません。

女はそれを我慢できない一応この映画『女はそれを我慢できない』のストーリーについて簡単に触れておくと、主人公の芸能プロモーター(トム・イーウェル)が知り合いのギャング(エドモンド・オブライエン)から自分のフィアンセ(ジェーン・マンスフィールド)を6週間でスター歌手に仕立てるよう頼まれて、超音痴(変な歌声)なその女性をスターにすべく奮闘するうちに、プロモーターと女性が互いに惹かれていく、というものです。
ありきたりかもしれませんが、ストーリー自体も面白おかしく進展していくし、随所に“ベタ”なギャグも散りばめられていて結構楽しめます(オリジナル劇場予告編の特典映像付)。なお、本作は本国アメリカで'56年12月に公開された映画です。

もちろん映画としてもいいんですが、やはりオールディーズ・ファンの注目点はロックンロール・スターによる歌唱シーンの数々でしょう。当時としては貴重なカラー映像で観れるのでなおさらです(しかもクリア)。
参考までに映画『The Girl Can't Help It』に出演したアーティストと劇中で披露した曲をオリジナル盤発売年やチャート順位等と共に記しておきます(ロックンロール系歌手のみ)。

Little Richard
「The Girl Can't Help It」('56年全米49位、R&B7位)、「She's Got It」('56年R&B9位)、「Ready Teddy」('56年全米44位、R&B8位)
言わずと知れた絶叫系ロックンロール・シンガーの代表。
Gene Vincent & His Blue Caps
「Be Bop A Lula」('56年全米7位)
ジーン・ヴィンセントの動く姿をカラー映像で観れるとは感動ものです。なお、映画に出演しているブルー・キャップスのリード・ギタリストは、オリジナル・メンバーのCliff GallupではなくRussell Wilafordで、同じくリズム・ギタリストもWillie WilliamsではなくPaul Peekです。ちなみにRussell Wilafordの方は、ブルー・キャップスのレコーディングには一度も参加しませんでした。
Eddie Cochran
「Twenty Flight Rock」('57年)
個人的には映画『The Girl Can't Help It』と言えば、最高にカッコいいエディ・コクランの歌唱シーンが真っ先に目に浮かびます。
Fats Domino
「Blue Monday」('55年全米5位、R&B1位)
ニュー・オーリンズ産のロックンロールやR&Bでヒットを連発した大スター。なお劇中披露した「Blue Monday」は、同年発表のSmiley Lewis盤がオリジナルです。
The Platters
「You'll Never Never Know」('56年全米11位、R&B9位)
説明不要の名ヴォーカル・グループで、彼らのヒット曲「Only You」('55年全米5位、R&B1位)はあまりにも有名。
Eddie Fontaine   
「Cool It Baby」('56年)
ビートルズ等がレパートリーにした「Nothin' Shakin'」('58年全米64位)のオリジネイターとしても知られるロックンロール・シンガー。
The Treniers
「Rockin' Is Our Business」('53年)
ロックンロール誕生以前から騒々しいナンバーを得意としたR&Bグループ。ちなみにこのトレニアーズは、上記エディ・フォンテインの「Cool It Baby」を同年「(We Want A)Rock and Roll President」のB面でカヴァーしています(ジャイヴ風)。
The ChucklesThe Three Chuckles
「Cinnamon Sinner」(未発売)
歌手としてよりもソングライターとして成功したTeddy Randazzoがリード・シンガーを務めるヴォーカル・グループ。なお「Cinnamon Sinner」は、Tony Bennett('54年全米8位)がオリジナル。
Nino Tempo
「Tempo's Tempo」('56年『Nino Tempo's Rock & Roll Beach Party』)
後に姉のApril Stevensとのデュオでヒットを放ったミュージシャン。劇中披露された曲はニノ・テンポの1stソロ・アルバム収録のサックス・インスト曲。

あと、ビッグ・バンド・ジャズ風の曲ですが、ラスト・シーンでのEdmond O'Brienの怪唱が印象深い、「Rock Around the Rock Pile」なる珍妙なロックンロール?も披露されています(多分映画用のオリジナル曲)。


※ DVD女はそれを我慢できない』の詳細・購入はこちらでどうぞ。
■ 今回の無料動画は、YouTubeに丁度いい具合に映画『The Girl Can't Help It』の予告編映像があったのでそちらを紹介します。通常のシーンと共に映画に登場するロックンロール・スターの歌唱シーンもダイジェストで紹介されているので、多少なりとも参考になるんじゃないでしょうか。

余談ですが、この映画『女はそれを我慢できない』は日本でもアメリカに約半年遅れて'57年6月に公開されています。本場のロックンロールを知るには映画やレコードしか術がなかった情報量の乏しい時代、わが国のロカビリー・シンガーも足繁く映画館に通い、目を皿の様にしてこの映画を鑑賞したことでしょう。
そんな光景が目に浮かぶ様な山下敬二郎(“ロカビリー三人男”の一人)の発言が、『ミュージック・ライフ』'59年5月号に掲載されていたので最後に紹介しておきましょう。6月に来日するジーン・ヴィンセントに寄せる期待ついて、日本のロカビリー・シンガー達が語り合うという座談会の一コマです。記者にジーン・ヴィンセントが出演した『女はそれを我慢できない』を観たかと聞かれた山下敬二郎は、“僕はあの映画をセリフ全部覚える位にみた。”と答えています。その他のロカビリー・シンガーも同じ様な感じでしょうから、映像も含めてあらゆる情報を手軽に入手できる現代人とは比べ物にならない位の熱の入りようですよね。恐れ入ります。

では、余談が過ぎましたが、映画『The Girl Can't Help It』の予告編をご覧下さい。

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コメント
この記事へのコメント
ついに
出ましたね!
これは快挙です。
早速僕もブログで宣伝しました。
たくさんの人がこうした50’s音楽を好きになるきっかけになるといいですよね。
2007/09/19(水) 23:27 | URL | RIC #-[ 編集]
RICさんご無沙汰してます(^^)
出ましたね~(^^)

音とイカしたパフォーマンス映像を同時に楽しめるんで、映画でこの手の音楽の魅力にとりつかれる人も少なくないかもしれませんね。

以前に『ジャンボリー』の国内盤DVDが出た時も驚きましたが、本作もホント快挙ですよね。

まだまだロックンロール映画は沢山あるんで、今後もどんどん国内盤化して欲しいものです。
字幕なしのヴィデオだとストーリーが今一分からないんで...(^^)
2007/09/20(木) 23:20 | URL | sugarboy #L/3l8JBE[ 編集]
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