発売間近!『ルーツ・オブ・エルヴィス』

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エルヴィス・プレスリーのルーツ・ミュージックが満載 ♪本文末に関連動画有

■ '50年代のエルヴィス・プレスリーの記事を書くつもりでしたが、エルヴィス・プレスリーに関する興味深いCDが発売されるので今回は急遽予定を変更して5/23にヴィヴィド・サウンドから同時発売される『ルーツ・オブ・エルヴィス』と『ルーツ・オブ・エルヴィス 第2集』を紹介したいと思います。

CD:[試聴] [amazon]
ルーツ・オブ・エルヴィスまず第1集となる『ルーツ・オブ・エルヴィス』ですが、サン・レコードでのデビューから70年代までにエルヴィス・プレスリーがカヴァーした楽曲のオリジナル、あるいは直接影響を受けたと思われるナンバー全27曲を収録しています。リズム・アンド・ブルース、ブルース、ゴスペル、ドゥー・ワップなどの黒人音楽からカントリー・アンド・ウェスタン、ポピュラー・ミュージック、ロックンロールなどの白人音楽まで幅広く選曲されておりアメリカン・ポピュラー音楽の優れた名曲集とも言えるでしょう(若干黒人系が多い)。
また、定番の曲に加えて珍しい曲(ヴァージョン)も多数含まれており、エルヴィス・ファンならば興味の尽きない充実した1枚となっています。
多分CDには詳細なライナーが付くと思われるので?ここでは主な収録曲について簡単に触れておきましょう。
ソウル・ミュージックのパイオニアRay Charlesの「I Got a Woman」、ジャンプ・ブルース界の巨人Big Joe Turnerの「Shake, Rattle and Roll」、ドゥー・ワップ界の大スターClyde McPhatter & The Driftersの「Money Honey」等のR&B1位を記録したヒット曲はどれも必聴です。

貴重な音源としては、Bernard Hardisonによる'54年発表のオリジナル曲「Too Much」、'53年The Oriolesのヒット曲(全米11位、R&B1位)として有名な「Crying in the Chapel」のカントリー・シンガーDarrell Glenn(作者は彼の父)によるオリジナル・ヴァージョン、カントリー界の大スターHank Snowの息子Jimmie Rodgers Snowによる'54年の「How Do You Think I Feel」、ウェスタン・スウィングの王者Bob Willsの'46年の作品「Faded Love」、エルヴィスが'54年7月の1回目のサン・セッションで録音したと言われている、カントリー系ゴスペル・シンガーMartha Carsonの'51年発表曲(C&W1位)「Satisfied」等があげられるでしょう。
余談ですがMartha Carsonの妹はJean Chapelの名で'56年ロカビリーの聖地、サン・レコードから「Welcome To The Club」というシングル盤を出しています(迫力あるヴォーカルは姉譲り!?)。
余談ついでにもうひとつ、独ベア・ファミリー社から出されているDVD『Town Hall Party: June 6, 1959』では、Martha CarsonがR&BシンガーClyde McPhatter(ソロ時代)もカヴァーした「I Can't Stand Up Alone」を含む2曲を熱唱している姿を見ることができます(その他Carl Perkinsの「Blue Suede Shoes」、「Matchbox」、「Boppin' The Blues」やJeannie Sterlingによる60'sポップスの女王Connie Francisの名曲カヴァー2曲「Lipstick On Your Collar」、「Frankie」等見どころ満載)。

さらに珍しいヴァージョンとしては、女性ブルース・シンガーBig Mama Thorntonの'52年のオリジナル(R&B1位)ではなく本盤に収録されたFreddie Bell & The Bellboysによる'55年のカヴァー「Hound Dog」(エルヴィスはラスベガスのサンズ・ホテルのライヴで彼らが歌っていた「Hound Dog」を見てインスパイアされた)、'52年のHank Snowの曲「(Now and Then There's) A Fool Such As I 」をノヴェルティ系ドゥー・ワップの王者The Coastersの前身グループThe Robinsが'53年にカヴァーしたヴァージョン、'50年に発表されたThe Ink Spotsの「That's When Your Heartaches Begin」を'52年にカヴァーしたBilly Bunn & His Buddiesによるヴァージョン等があります。

全27曲の収録曲のうち個人的に大好きなナンバーは、スリリングな曲の出だしとClyde McPhatterのハイ・テナー・ヴォイスが魅力のClyde McPhatter & The Driftersによる'53年の大ヒット「Money Honey」(我ながらベタですね)とThe Eaglesの'54年の熱っぽいヴォーカルが光るホットな傑作「Tryin' to Get to You」(もちろんホテル・カリフォルニアで有名なグループではありませんよ)です。
■ 続いて、『ルーツ・オブ・エルヴィス 第2集』ですが、こちらも第1集同様幅広いジャンルから'50年代にエルヴィス・プレスリーが愛し影響を受けたアーティストの名演全28曲が選曲されています(但しヒルビリー系が多い)。エルヴィス・プレスリーが公式に録音した曲は数曲しか収録されていない分、エルヴィス・ファンにとっても第1集以上にレアな音源だらけではないでしょうか。

では主な収録曲について簡単に触れておきましょう。
定番曲はIvory Joe Hunterの'50年にR&B1位となった傑作バラード「I Almost Lost My Mind」(Red Foleyの娘婿Pat BooneEddie Cochranが共に'56年にカヴァー、Pat盤は全米1位)、'48年C&W1位となったRed Foleyの「Tennessee Saturday Night」(エルヴィスが'54年7月の1回目や同年12月の3回目のサン・セッションで録音したと言われている)、'54年C&W1位となったHank Snow & His Rainbow Ranch Boysの「I Don't Hurt Anymore」(エルヴィスが'54年7月の1回目のサン・セッション前日にScotty Mooreとのセッションで録音したと言われている)といったところでしょう。
また、ロカビリー・ファンにはBuddy HollyBob Montgomeryと組んでいたヒルビリー・デュオBuddy & Bobによる'55年の大傑作ロカビリー「Down The Line」(エルヴィスがサン時代に録音したと噂されている)、Joey Longの黒っぽいギターが印象に残るSonny Fisher & His Rockin' Boysの'55年発表のプリミティヴなテキサス・ロカビリー「Rockin' Daddy」等が定番になるのではないでしょうか。

貴重な音源としては、C&W史上初の女性スターKitty Wellsの夫、Johnnie WrightJack Anglinによるカントリー・デュオ、Johnnie & Jackの「Crying Heart Blues」、黒人フォーク・シンガーLeadbellyが'40年代に有名にしたトラディショナル・ソング「Midnight Special」のThe Delmore Brothersによるヴァージョン(ギターにロカビリーの香りを感じさせる好曲)、キザっぽいブルース・シャウターWynonie Harrisの「That's The Stuff You Gotta Watch」(エルヴィスが'54年7月の1回目のサン・セッション前日にScotty Mooreとのセッションで録音したと言われている)、ブギ・ウギ・ピアニストChuck Millerの'55年作「Lookout Mountain」等があげられるでしょう。

第2集にはエルヴィス・プレスリーがサン時代に録音したと言われる幻の音源の元ネタが多数収録されてますが、ここで先に触れた曲以外のものをピック・アップしてみましょう。
まず、'54年6月Sam Phillipsに呼び出されてサン・レコードを訪れた(3回目?)際に録音したと言われている、Bob Willsの弟Johnnie Lee Willsによる'49年の「Rag Mop」。
'54年7月の1回目のサン・セッション前日にScotty Mooreとのセッションで録音したと言われている、カントリー・シンガーSheb Wooleyの'54年の「Blue Guitar」、Red Foley & Roberta Leeの「Night Train To Memphis」。
'54年7月の1回目のサン・セッションで録音したと言われている、Bill Monroe & His Blue Grass Boysの「Uncle Pen」(Bill Monroeが幼少時代に多大な音楽的影響を受けた叔父のフィドル奏者Pendleton "Pen" Vandiverの事を歌った自作曲)。
'54年9月のエルヴィス2回目のサン・セッションで録音したと言われている、Lefty Frizzellの2曲の'51年C&W1位ソング「Give Me More, More, More (Of Your Kisses)」と「Always Late (With Your Kisses)」、'57年に全米4位(C&W1位)のヒットを記録したFerlin Husky自身がその数年前にTerry Prestonの変名でカヴァーした「Gone」(Smokey Rogersの'52年の曲)。
'54年12月のエルヴィス3回目のサン・セッションで録音したと言われている、Johnny Tylerの「Okie Boogie」等が収録されています。

最後に珍しいヴァージョンとしては、Bob Wills & His Texas Playboysが、戦前にブルース・バンドMississippi Sheiksがヒットさせてスタンダード化した古くから伝わるブルースをカヴァーした「Sittin' On Top Of The World」(Curtis Gordonのロカビリー・ヴァージョンも秀逸)とブルース・シンガーKokomo Arnoldをカヴァーした「Milk Cow Blues」等があげられます。


※ CDルーツ・オブ・エルヴィス 第2集』の詳細・購入はこちらからどうぞ。

第1集、第2集ともにエルヴィス・プレスリーのルーツを探るにはうってつけの好企画盤と言えるでしょう。またエルヴィスによる音源が発表されている曲については、彼がこれらの楽曲をどんな風に消化して、どんなに魅力的な独自のエルヴィス・スタイルで再現しているかを痛感させてくれるCDでもあります。かなりおすすめです。

■ 今回の無料映像はエルヴィス・プレスリーがラジオ放送局用に録音したデモ音源の名カヴァーが残されている「Fool, Fool, Fool」(前回紹介した『The King Of Rock 'N' Roll: The Complete 50's Masters』にも収録されてます)にしたいと思います。『ルーツ・オブ・エルヴィス』(第1集)に収録されているのは、'52年の「Wheel Of Fortune」、全然ロックンロールじゃない'55年の「The Rock And Roll Waltz」のヒット(共に全米1位)で知られる、ジャズ系のポピュラー・シンガーKay StarrがThe Lancersというグループをバックに「Kay's Lament」(全米18位)のB面として'52年に発表したカヴァー・ヴァージョン(全米13位)ですが、ここではオリジナルの名門ドゥー・ワップ・グループThe Cloversによる'50年代の映像を紹介します(アポロ・シアターでのライヴ!?)。

'51年にR&B1位となった曲ですが、後のキャッチーな傑作バラード「Devil Or Angel」('55年R&B3位)のイメージと違って初期の彼らの持ち味はブルージーなドゥー・ワップでした。ヴォーカルも味があって最高ですが、Bill Harrisのブルージーなギターも見どころとなってますのでぜひご覧になって下さい。
 
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