Slim Jim Phantom 『Rockabilly Rocking Swing』

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ロカビリー・ドラムの教則DVD ♪本文末に記事に関連した動画有

■ 今回は、Slim Jim Phantomによるロカビリー・ドラムの教則DVD『Rockabilly Rocking Swing』が9月25日に発売されるとの事なので早速紹介したいと思います。一応記しておくとスリム・ジム・ファントムと言うのはネオ・ロカビリー・ファンには言わずと知れた、ネオ・ロカビリーの王者The Stray Catsの名ドラマーのことです。 

ROCKABILLY ROCKING SWING本作は'93年にVHS作品として発売されて一時ファンの間でちょっとした話題になったもので、今回ようやくDVD化される運びとなったものです。
従来のドラマー向け教則ヴィデオはかなり技術的レヴェルの高いものが多く、当初この仕事の話をもらった時、スリム・ジム・ファントムは引き受けるのを躊躇したそうなんですが、全く視点を変えてロカビリー・ドラムの初心者にも理解できる様な、今までにない分かりやすい内容のヴィデオを目指したとのこと。その言葉通り「Rock This Town」他ストレイ・キャッツ時代のヒット曲を中心に、ロックンロール・ドラムの基本から独自のロカビリー・スタイルまで楽しくそして分かりやすくアドヴァイスしてくれます。この点彼曰く、もし自分がロカビリー・ドラムのビギナーだったら絶対に欲しいヴィデオだと自画自賛するほど。
また、テクニック云々よりもノリを大切にした演奏のコツやステージ・アクト等についても触れています。

そして、彼が何よりも伝えたかったと強調しているロックンロール・ドラムのスウィング感と“バンドの一員としてサポートに徹する”という彼のドラマーとしての基本姿勢がヴィデオ全体を通して貫かれているのが特徴的。
なお本作では、他の楽器パートの助っ人としてJamie James(ギター)とTom Slik(ウッド・ベース)が参加しています。この2人について少しだけ触れておくと、ジェイミー・ジェイムスは丁度このヴィデオの制作当時スリム・ジム・ファントムとCheap Datesなるバンドを組んで活動していた人物で、'80年代半ばに活動していたロカビリー系バンドThe King Beesのヴォーカル&リード・ギターでもあった人物。トム・スリクは、'94年にストレイ・キャッツの弟分的バンドとしてLee Rockerがプロデュースしたアルバム『706 Union Avenue』でデビューしたMystery Trainのベーシスト。

本作は一般のロカビリー・ファンが観てもそれなりに楽しめると思いますが、やはりロカビリー(ロックンロール)系バンドのドラマー(又は志願者)に特におすすめです。
スリム・ジム・ファントム独特のスタンディング・ドラムによるロカビリー・ビートがビシバシ伝わってきます。


■ Slim Jim Phantomについて
あまり語られる機会のないスリム・ジム・ファントムですが、丁度いい機会なので簡単に触れておきましょう。
ブルックリン出身のスリム・ジム・ファントムは、幼い頃から両親の影響でジャズに慣れ親しんでおり、10歳のときにドラムを始めるとその1、2年後にはプロのドラマーになろうと真剣に考えます。Mousie Alexanderのレッスンを受けたり、Jim Chapin等の本を読み漁ったりしてジャズ・ドラムの勉強に打ち込んでいましたが、高校生になった頃にはロックンロールにも傾倒しており、幼なじみだったリー・ロッカーと組んで色んなバンドでプレイし始めます。
そして、そんな中の1つとして17歳の時にBrian Setzerと共演した際に名乗ったバンド名がThe Tomcats(後のストレイ・キャッツ)でした。その後の活躍はロックンロールの歴史に刻まれている通りです。

ちなみに、スリム・ジム・ファントムが影響を受けたドラマーには下記の様な人達がいます。
Charlie Parkerとの共演でも知られるジャズ・ドラマーMax Roach、'50年代半ばにはMiles Davis Quintetに参加していたPhilly Joe Jones、R&B/ソウルの名サックス・プレイヤーKing Curtisのバンドにも参加していたBernard Purdie、ご存知エルヴィスのドラマーD.J. FontanaGene Vincent & His Blue CapsDickie Harrell、ニュー・オーリンズR&Bのレコードで多くの名演を残すEarl Palmer等々

参考までにスリム・ジム・ファントムが参加したバンドのディスコグラフィー(ストレイ・キャッツを除く)を記しておきます。
① Phantom, Rocker & Slick
Lee Rocker(ヴォーカル&ウッド・ベース)、Earl Slick(ギター)
『Phantom, Rocker & Slick』('85年)
『Cover Girl』('86年)
Earl SlickはDavid Bowieのギタリストだった事でも有名。
② Swing Cats
Danny B Harvey(ギター)、Lee Rocker(ウッド・ベース)、毎回様々なゲスト・ミュージシャンが参加。
『Swing Cats』('99年)
『A Special Tribute to Elvis』(2000年)
『Swing Cat Stomp』(2000年)
『A Rock-A-Billy Christmas』(2001年)
Danny B Harveyは、Levi DexterがThe Rockats脱退直後に結成したLevi & The Ripchordsのギタリストだった人。
③ 13 Cats 
Tim Polecat(ヴォーカル)、Danny B Harvey(ギター)、Smutty Smith(ウッド・ベース)
『In the Beginning』(2002年)
『13 Tracks』(2002年)
『In the Beginning 2』(2004年)
『Live in Las Vegas』(2006年)
Tim Polecatは'80年代の人気ネオ・ロカビリー・バンドThe Polecatsのヴォーカルだった人。Smutty SmithはThe Rockatsのベーシスト。
④ Col. Parker
Gilby Clarke(ギター&ヴォーカル)、Muddy Stardust(ベース)、Teddy Andreadis(キーボード)
『Rock'n'Roll Music』(2001年)
Gilby Clarkeは一時Guns N' Rosesでギターを弾いており、Teddy AndreadisもGuns N' Rosesのツアーに参加した経歴を持つ人物。Muddy StardustはL.A. Gunsのアルバム『 Man In The Moon』に参加したベーシスト。
⑤ The Head Cat
Lemmy Kilmister(ヴォーカル、アコースティック・ギター&ハーモニカ)、Danny B Harvey(エレキ・ギター、キーボード&ベース)
『Lemmy, Slim Jim & Danny B』(2000年)Lemmy, Slim Jim & Danny B名義
『Fool's Paradise』(2006年)
Lemmy KilmisterはMotorheadのメンバーとして有名。
⑥ Dead Men Walking
Kirk Brandon(ギター、ヴォーカル&ハーモニカ)、Mike Peters(ギター&ヴォーカル)、Captain Sensible(ベース&ヴォーカル)
『Live at Leeds』(2003年)
『Live in Darwen』(2004年)
『Live at CBGB's New York City』(2005年)
『Graveyard Smashes Volume 1』(2006年)
Mike Petersは'80年代にストレイ・キャッツともツアーを共にしたパンク・バンドThe Alarmのメンバーで、Kirk BrandonはそのThe Alarmの2003年のツアーに参加したイギリスのミュージシャン。Captain Sensibleは人気パンク・バンドThe Damnedのオリジナル・メンバーとして有名。
⑦ Slim Jim Phantom & Darrel Higham
Darrel Higham(ギター、ヴォーカル&ウッド・ベース)
『Kat Men』(2006年) 
Darrel Highamは自身のバンドThe Enforcersの活動の傍ら、今日、他のアーティストのセッションにも頻繁に参加するネオ・ロカビリー界屈指のギタリスト。


※ DVDRockabilly Rocking Swing』の詳細・購入こちらでどうぞ。

※ iTunes Storeスウィング・キャッツの曲をダウンロードする場合はこちらでどうぞ(試聴可)。1曲から購入できます。iTunes(無料)がインストールされていない場合は、アプリケーションのダウンロード・ページが開きます。
その他、13 キャッツヘッド・キャットの曲もダウンロード出来ます。
■ Slim Jim Phantomは、今まで実に多くのバンドに参加しており現在も活動中ですが、やはり彼のキャリアの中で一際輝いているのは、先月もアメリカ国内をツアーしていたストレイ・キャッツのドラマーとしてドラムを叩いている時でしょう。初めてストレイ・キャッツのパフォーマンスを見た時には、スタンディング・ドラムというスタイルに衝撃を受けたものです。

と言うことで、今回の無料動画はネオ・ロカビリー・バンドの王者、ストレイ・キャッツにしたいと思います。ストレイ・キャッツは星の数ほど映像が出回っており選曲に迷うとこですが、デビュー後間もない'81年のパリでのライヴから「Rumble In Brighton」('81年の1stアルバム『Stray Cats』収録)を選んでみました。
初期の彼らの勢いに乗った荒々しいパフォーマンスもまた魅力ですよね。

それでは、スリム・ジム・ファントムのスタンディング・ドラムもバッチリ観れるストレイ・キャッツの「Rumble In Brighton」をご覧下さい。

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コメント
この記事へのコメント
こんにちは。
先日リンクを貼らせて頂きましたが、リンク先が違うページになっておりました。申し訳ありません。

私もどちらかというとピュアロカなのですが、ネオロカも少し記事にしてみました。SugarboyさんはRestlessはどうですか?
2007/10/05(金) 22:48 | URL | riverwood #-[ 編集]
Restlessって
riverwoodさんこんばんは!

イギリスのネオ・ロカビリー・バンドですか?マーク・ハーマンの。

だったら大好きですよ。特に1stアルバムは大傑作ですよね。
レストレスの'83年盤を初めて聴いた時はその未来的なサウンドに大きな衝撃を受けました。まるで'56年当時未来的なサウンドを聞かせたジーン・ヴィンセントを初めて聴いた時の様に。とにかくカッコいいです。

是非ともレストレスの記事読ませてもらいますね(^^)
2007/10/06(土) 00:25 | URL | sugarboy #L/3l8JBE[ 編集]
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