“King of Rockabilly”Carl Perkins

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Carl Perkins 『The Essential Sun Collection』 ♪本文末に記事に関連した動画有

■ 今回は王道中の王道、ロカビリーの定番アーティストCarl Perkinsを紹介します。
カール・パーキンスと言えば、「Blue Suede Shoes」でElvis Presleyに先がけてロカビリー(ロックンロール)・ヒットを放つもその後ヒットに恵まれず、一般的に一発屋的な不運のロカビリー・アーティストとしての印象がありますが、彼がサン・レコードに残した曲はどれも絶対に聴き逃すことの出来ない珠玉のロカビリー・ナンバーばかりです。
また、彼の曲作りやギター・スタイルはロカビリー・アーティストはもちろんのこと、後のロック・ミュージシャンにも多大な影響を及ぼしており、ロック史上重要なアーティストの1人でもあります。

カール・パーキンスの経歴は後述するとして、まずは超おすすめのCDを紹介しておきましょう。

CD:[試聴/Tower Records] [amazon]
The Essential Sun Collectionカール・パーキンスほど偉大なアーティストになるとかなりの種類のCDが発売されていますが、その中でも群を抜いておすすめなのが今回紹介する2枚組CD『The Essential Sun Collection』。
Disc1にはカール・パーキンスのサンでの全シングル両面をリリース順に、Disc2にはアルバム収録曲や当時未発表となった名作を収録した決定盤(全36曲)。しかも1枚物並みの安さ!本盤以外考えられません。
熱狂的なカール・パーキンス・マニアには、別ヴァージョンを含むサンでの全録音にコロンビアでの初期の音源を加えた、彼のロカビリー時代のコンプリート集『The Classic Carl Perkins』(5枚組)なんてのもありますが、この2枚組CDにはカール・パーキンスの傑作ロカビリーが網羅されているので、入門者からある程度の上級者?までこちらで事足りるのではないでしょうか。

カール・パーキンスのロカビリーの魅力は、やはり黒人フィールをたたえたゴリゴリとラフに掻き鳴らす男っぽいギター、そして“ここぞ”という場面でバッチリ決めるフランティック・シャウトにあると言えるでしょう。この誰にもまねできない唯一無二の音楽スタイルは、“これぞロカビリー”と言わしめる極上のもので、彼が“キング・オブ・ロカビリー”と呼ばれる所以を理解するには十分過ぎます。

「ロカビリーとは何か」を体感したかったら、まずはエルヴィス・プレスリーとこのカール・パーキンスのサン・ロカビリーを耳にしてみることをおすすめします。

(収録曲目)
Disc1
① Movie Magg('55年)
Sunの子会社Flipから発表されたデビュー曲。C&Wナンバーながらギターにどことなく黒っぽさを感じさせる魅力的な曲。
② Turn Around('55年)
③ Let The Jukebox Keep On Playing('55年)
Hank Williamsを思わせる様な味わい深いC&W。
④ Gone, Gone, Gone('55年)
2ndシングルのB面ながら初めて世に出たCarl PerkinsのRockabilly(名作)。
⑤ Blue Suede Shoes('56年全米2位)
今やR&Rクラシックとなった大名曲で、3つのチャートにランク・インした史上初のRockabillyナンバー(C&W1位、R&B2位)。全米24位を記録したElvis Presley盤をはじめ、同年Boyd Bennett(全米63位)、Sid KingBuddy HollyEddie Cochran等数多くのカヴァーを生んでいますが、Rockabillyと言う観点ではやはりオリジナルが一番優れています(必聴!)。
⑥ Honey Don't('56年)
大ヒットしたA面に勝るとも劣らないカッコいい大傑作Rockabilly(必聴!)。The Beatlesが'64年のアルバム『ビートルズ・フォー・セール』でカヴァーした事でも知られていますが、やはりオリジナルのスリリングなRockabillyギターは最高。
⑦ Sure To Fall('56年)
味わい深いカントリー・ギターを聴かせるこの曲もまたThe Beatlesのお気に入りだったのか、'62年1月1日に行なわれたDeccaオーディションでも演奏しています。
⑧ Tennessee('56年)
C&Wファンに人気の曲で、やや荒っぽい間奏のギターがいかにもCarl Perkins的でカッコいい。
⑨ Boppin' The Blues('56年全米70位)
Neo Rockabillyの帝王Robert Gordonが1stアルバム『Robert Gordon with Link Wray』('77年)でカヴァーした、重たいビートのRockabillyナンバー。
⑩ All Mama's Children('56年)
「Boppin' The Blues」同様重たいビートが特徴のミディアム・テンポRockabilly。
⑪ Dixie Fried('56年)
Carl Perkinsの熱っぽい歌唱が印象深いこの曲は、事故後最初のセッションで録音されたもので、療養中のJayに代わってEd Ciscoがリズム・ギターを弾いています。ちなみに、自身のバンド以外の人間が参加したセッションはこれが初めて。
⑫ I'm Sorry I'm Not Sorry('56年)
⑬ Your True Love('57年全米67位)
Carl PerkinsにしてはPopな曲ですが、なぜか多くの人に好まれる人気のナンバー。The Stray Catsもアルバム『オリジナル・クール』('93年)で名カヴァーを披露しています。
⑭ Matchbox('57年)
Carl Perkinsのゴリゴリとしたギターで幕を開け、狂気のシャウトやセッションに参加したJerry Lee Lewisのブギ・ウギ・ピアノに至るまで全てがゴキゲンな大傑作Rockabilly(必聴!)。原曲はBlind Lemon Jeffersonの「Matchbox Blues」('27年)で、セッションの場に居合わせたCarlの父Buckの提案でこの曲を取り上げたとか。有名なエピソードですが、'64年にこの曲を取り上げたThe Beatlesは、丁度イギリス・ツアーで同地を訪れていたCarl Perkinsをアビー・ロード・スタジオに招いて(6月1日)、本人の前でレコーディングしているんですよね('64年全米17位)。ちなみに、Carl Perkinsはその「Matchbox」の演奏には加わっていませんが、この時The Beatlesの面々と先の「Your True Love」他をセッションしています。
⑮ That's Right('57年)
⑯ Forever Yours('57年)
⑰ Glad All Over('57年)
彼が出演した'57年のR&R映画『ジャンボリー』でのパフォーマンスも忘れがたい曲で、「That's Right」の次のシングルとして用意された2曲のうちCarlが選んだ曲。何と残ったもう一方の曲はJerry Lee Lewisが録音して同年大ヒットさせた「Great Balls Of Fire」(全米2位)だったんです。ここでも不運のRockabillianとしての一面が表れていますよね。この曲もまたThe BeatlesがBBCのラジオ番組('63年)でライヴ演奏を残しています(『ザ・ビートルズ・ライヴ!!アット・ザ・BBC』収録)。
⑱ Lend Me Your Comb('57年)
ちょっぴりラテン風味のポップな曲で、これまたThe Beatlesがデビュー後間もない'62年12月にハンブルクのスター・クラブでライヴ演奏しています。The Beatlesは色んなアーティストの曲をカヴァーしていますが、Carl Perkinsの曲の多さも結構目立ちますよね。George Harrisonのギター・ヒーローの1人だった事でも知られていますが、相当彼らのお気に入りのアーティストだったんでしょうね。

Disc2
① Honky Tonk Gal('54年録音)
「Honky Tonk Babe」のタイトルでも録音された曲で、当初1stシングルのB面候補だったRockabilly調のC&Wソング。
② Perkins Wiggle('56年録音)
「Dixie Bop」のタイトルでも録音された重たいビートのスローRockabilly。
③ You Can't Make Love To Somebody('55年録音)
かすかにC&Wの名残が感じられる「Gone, Gone, Gone」っぽいRockabillyナンバー。
④ That Don't Move Me('56年録音)
当時未発表となったのが不思議なくらいの傑作で、Carl Perkinsの狂気の歌唱、軽快なギター、スラッピング・ベースのどれをとっても1級品の疾走感あふれるRockabilly(必聴!)。
⑤ Lonely Street('5?年録音)
詳細不詳。Andy Williams('59年全米5位)をはじめ、数多くのカヴァー盤を生んだCarl Belewの'56年の曲と言われていますが、歌詞もメロディーも全く違うんですよね。Carl Perkinsのオリジナルでしょうか?
⑥ Everybody's Trying To Be My Baby('57年)
1stアルバム『Dance Album Of Carl Perkins』で発表され、これまたThe Beatlesが先のアルバムでカヴァーした曲(必聴!)。この疾走感あふれる絶品Rockabillyは'36年のRex Griffin盤が原曲で、HillbillyデュオThe York Brothersも'57年に取り上げています。
⑦ Somebody Tell Me('56年録音)
間奏のギターがかなり黒っぽい曲で、正式にレコーディングしたらカッコいいRockabillyになりそうな曲。
⑧ Sweethearts Or Strangers('56年録音)
後にルイジアナ州知事となるJimmie Davisが'41年に発表したC&W曲のカヴァーで、下品でワイルドな歌唱とRockabillyギターが冴まくる名作Rockabilly。
⑨ Keeper Of The Key('5?年録音)
Eddie Cochranのリード・ギターをバックにWynn Stewartが'56年に発表したC&W曲のカヴァーで、ここでのHillbilly風味の歌唱もなかなか味わい深い。
⑩ Be Honest With Me('5?年録音)
オリジナルはGene Autryの'41年盤で、同年のウエスタン映画『Ridin' On A Rainbow』の主題歌だった曲。
⑪ Caldonia('57年録音)
「Matchbox」と同じセッションで録音された曲(以下⑮まで同じ)で、攻撃的なギターもCarl Perkinsのシャウトもワイルド感満点のRockin'ナンバー。Bill Haley & His Cometsも'59年にカヴァーしたこの曲のオリジナルは、'45年に全米6位(R&B1位)のヒットを記録した人気グループのLouis Jordan & His Tympany Five
⑫ Her Love Rubbed Off('57年録音)
歪んだ音色のギター・イントロが印象的なこのクールRockabillyは、当代随一のRockabillyギタリスト(シンガー)Darrel Highamがアルバム『Howlin' At My Baby』('98年)で傑作カヴァーを披露しています。
⑬ You Can Do No Wrong('57年録音)
キャッチーなギター・フレーズが印象的な名作Rockabilly。
⑭ Put Your Cat Clothes On('57年録音)
個人的に好きな曲で、狂気のシャウトと間奏での縦横無尽なワイルド・ギターが絶品の大傑作Rockabilly(必聴!)。Carl Perkins流Rockabillyの極みが味わえます。
⑮ Roll Over Beethoven('57年録音)
Chuck Berryの'56年全米29位(R&B2位)曲をロカビリー調にカヴァーしたもの。
⑯ Only You('57年)
前記1stアルバム収録曲で、言わずと知れたThe Plattersの大ヒット・バラード('55年全米5位、R&B1位)のカヴァー。
⑰ Pink Pedal Pushers('57年録音)
Columbia移籍後の再録ヴァージョンが'58年全米91位を記録したクールなRockabillyナンバー。なお、この曲は以前に作られていた曲で、デビュー前に彼らが各レコード会社に送りまくっていたデモ・テープの中にも収録されていたと言われています(もちろん本盤収録ヴァージョンとは別)。
⑱ Right String Baby, Wrong Yo-Yo('57年)
前記1stアルバムに収録されていたアップ・テンポRockabilly。Cecil MackとChris Smithが'08年に作った「You're In The Right Church But The Wrong Pew」が元祖で、BluesピアニストPiano Redの「The Wrong Yo Yo」('50年R&B10位)としても知られている曲。余談ですが、そのPiano RedがDr. Feelgood & The Internsを結成して'62年に放ったヒット曲「Doctor Feel-Good」(全米66位)のB面だったのが、The Beatlesがアルバム『ビートルズ・フォー・セール』でカヴァーした「Mr. Moonlight」だったんですよね。


※ iTunes Storeカール・パーキンスの曲をダウンロードする場合はこちらでどうぞ(試聴可)。1曲から購入できます。iTunes(無料)がインストールされていない場合は、アプリケーションのダウンロード・ページが開きます。
■ Carl Perkinsについて

テネシー州ティップトンヴィルで貧しい小作人の家庭に生まれ('32年4月9日)、周りは全て黒人だった農園で幼い頃から綿摘みを手伝っていた彼は、同じ農園で働いていた"Uncle John" Westbrook(黒人)に初めてギターを教わっています。
これが後の彼のサウンドの原点となり、当時ラジオから聞こえてくるC&Wに合わせて弾いたギターも、オリジナルとは別物の黒っぽいサウンドだったと言われています。'47年には兄のJay(リズム・ギター)と弟のClayton(ウッド・ベース)を誘ってバンドを結成し、地元のクラブを中心にThe Perkins Brothers Bandと名乗って活動を開始しています。もちろんヴォーカル&リード・ギターはカール・パーキンス。'53年になると、W.S. "Fluke" Holland(ドラム)を加えてデモ・テープを制作し、片っ端からあらゆるレコード会社に送ります。が、そのほとんどが開封さえされずに返送されてきたんだとか。
 
そんな折、ラジオから流れてきたエルヴィス・プレスリーの「Blue Moon Of Kentucky」(彼らも'49年頃からレパートリーにしていた)に自分達と同じ臭いを感じ取り、早速サン・レコードにアプローチして契約を結びます。'55年にめでたくデビューを飾り、翌'56年には「Blue Suede Shoes」を大ヒットさせて着実にスターへの階段を上っていたカール・パーキンスですが、ここで大きな不運に見舞われます。
ヴァージニア州ノーフォークでJohnny Burnette TrioGene Vincentと共演('56年3月21日)したショーに出演後、全米ネットのテレビ番組『The Perry Como Show』に出演するためニューヨークに向かう途中で凄まじい自動車事故に遭うんです。カールは首の骨を折る等かなりの重傷を負い3日間意識不明の状態。数ヵ月後シーンに復帰した頃には完全にタイミングを失っており、その後二度と「Blue Suede Shoes」に続く大ヒットを生むことは出来ませんでした。

しかしながら、偏見抜きに彼のロカビリー作品に耳を傾けてみると、エルヴィス・プレスリーのサン・ロカビリーと遜色ない輝きを放っている事に気付くはずです。従って、'98年に亡くなるまでロカビリーを演奏し続けたカール・パーキンスは、多くの後発ロック・アーティストに愛され、現在に至るまで彼の黄金期のロカビリー・ナンバーをカヴァーする人は後を絶ちません。
真に偉大なロカビリー・アーティストです。

■ 今回の無料動画は記事にピッタリのものがありました。曲はカール・パーキンス一世一代の大ヒット「Blue Suede Shoes」とポップなロカビリー「Your True Love」の豪華2本立てです。
テンポ・アップさせた前者は'56年の映像とのことで、後者は自動車事故後'57年1月に一時復帰するも'58年1月に再び容態が悪化して同年亡くなった、ジェイ(リズム・ギター)の姿があるので'57年でしょうか。
どちらも間奏が短縮されていますが、カール・パーキンスの華麗なギター・ソロもバッチリ観れます。

それでは、“キング・オブ・ロカビリー”ことカール・パーキンスの「Blue Suede Shoes」と「Your True Love」をどうぞ。

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コメント
この記事へのコメント
なるほど!
イメージが変わりました!!!
どちらも素敵ですね♪
もう一度聴いてみます(^-^)/
2007/12/04(火) 16:40 | URL | ケロコ #yvBXw2pY[ 編集]
カール・パーキンス♪
ロカビリーといったらまずはサン時代のエルヴィスとカール・パーキンスが基本ですよね(^^)
2007/12/04(火) 22:31 | URL | sugarboy #L/3l8JBE[ 編集]
カール・パーキンス
おはようございます(*^^)v

いつもケロコが聴いている「Blue Suede Shoes」は、カール・パーキンスのものでした。(今更・・
今朝も通勤時、聴いてきました!

2007/12/05(水) 10:22 | URL | ケロコ #yvBXw2pY[ 編集]
そうでしたか(^^)
ケロコさんこんばんは♪

カール・パーキンスの「Blue Suede Shoes」だったんですね(笑)ライヴ演奏だとスタジオ録音盤と違った印象受ける事多々ありますよね!

また朝から「Blue Suede Shoes」とはオツですねv-218
2007/12/05(水) 23:38 | URL | sugarboy #L/3l8JBE[ 編集]
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