ネオ・ロカビリー界の重鎮、The Jets

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The Jets 『Session Out』 ♪本文末に記事に関連した動画有

■ 今回は、'70年代のバンド結成以降現在に至るまで、コンスタントなライヴ活動やアルバム発表を続けるネオ・ロカビリー界の重鎮バンド、The Jetsの比較的入手しやすい'85年の名盤『セッション・アウト』を紹介します。
どちらかと言うとジェッツは同時期に活躍した他のネオ・ロカビリー・バンドに比べて派手さはないんですが、ロカビリーや50'sロックンロールのみならず、C&Wやオールディーズ・ポップス、ドゥー・ワップ、ソウル等かなり豊かな音楽性を感じさせる点が魅力の素晴らしいバンドです。

まずは簡単にジェッツについて触れておきましょう。 
ジェッツBob(ヴォーカル、ウッド・ベース)、Ray(ギター)、Tony(ドラム)のCotton3兄弟からなるバンドで、'74年に長男のボブと次男のレイが2人の友人を加えて結成した4人組のバンド、Bradがその前身。'75年には「Frying Saucers Rock & Roll」(オリジナルはBilly Lee Rileyの'57年盤)、「One Hand Loose」(オリジナルはCharlie Feathersの'56年盤)等をレコーディング('89年の編集盤『15 Rockin' Years』に収録)し、ジェッツ誕生に至るまでメンバー・チェンジを繰り返す中で末っ子のトニーが加入するのは'77年のこと。なお、この時期はボブがヴォーカル&ギター、レイがドラム、トニーがギターと全員後の担当楽器と異なっていました。
そして'78年に入って3人編成となり、バンド名もジェッツと改めます。さらに、この頃1年後にNervous Recordsを旗揚げするRoy Williamsと出会っており、ジェッツの音楽スタイルに魅了されたロイ・ウィリアムスは彼らのマネージメントを買って出ます(EMIとの契約前まで)。
ロイ・ウィリアムスの尽力の甲斐あって、同年めでたくSoho Recordsから「Rockabilly Baby」でデビューを飾ると、それからはライヴやテレビ出演等を重ねて徐々に人気を得て、'80年には遂に彼らに興味を示した大手EMIから1stアルバム『Jets』を発表。続く2ndアルバム『100% Cotton』('82年)を出した頃には彼らの人気も絶頂を極め、人気ネオ・ロカビリー・バンドの1つに数えられるようになっていました。

セッション・アウトネオ・ロカビリー・ブームの一翼を担いチャート・ヒットも連発していたジェッツですが、ブームが終息すると他のバンド同様人気も冷めて苦境に立たされます。EMIとの契約も終了していたこの時期、彼らに救いの手を差し伸べたのはまたしてもロイ・ウィリアムスでした。自身のナーヴァス・レコードからジェッツの3rdアルバムとして発表したのが、今回紹介する『セッション・アウト』です。
内容は、冒頭で触れた彼らのバック・ボーンとなる幅広いルーツ・ミュージックを完全に消化した上で、独自のセンスをもって再現した名演全12曲。しかも、12曲中2曲を除いて彼らのオリジナル・ナンバーと言うのも素晴らしい。

本作に限らずジェッツのアルバムの多くに言えることですが、ロカビリーやロックンロール、ドゥー・ワップにオールディーズ・ポップス等々1枚で色んなタイプの曲が味わえるかなりお得な感じのアルバムとなっています。決して器用貧乏ではなく、それら全てが本格的な所が彼らの人気の所以と言えます。
そして他のネオ・ロカビリー・バンドと一線を画す彼らの魅力は、やはり何と言ってもピッタリ息の合ったコーラスでしょう。ライヴで楽器を演奏しながらでもコーラスがバッチリ決まっているのは流石です。あと、個人的に好きなのがボブのワイルドな声。ロカビリー>やロックンロールをワイルドなヴォーカルで歌うとカッコよさが倍増するんですよね。

ロカビリー・ファンにはジェッツのオーセンティックなロカビリーを、オールディーズ・ポップスのファンには'60年代にタイム・スリップさせられる様な、ジェッツ一流の甘酸っぱいポップスをぜひ堪能して欲しいものです(どちらもかなりシビレます)。

(収録曲目)
① Jitterbuggin' Baby
出だしのギター・イントロも印象的で、洒落たRockin'メロディーにBobのワイルド・ヴォイスがよく映えるカッコいい曲。
② Dan O'Dell
少しばかりThe Miraclesあたりのモータウン・サウンドの肌触りを感じさせるクールなR&R。
③ Drunk Again
思わず踊り出してしまう様なノリのいいRockin'ナンバー。
④ Charlene
甘酸っぱいOldies Popsの要素が満点の彼らを特徴づける名作。Bill Haley & His Cometsの「Dim, Dim The Lights」('54年全米11位)っぽいナンセンス・シラブルも印象的。
⑤ Moonshine
C&W風味のお洒落で心地いいインスト・ナンバー。
⑥ Bye Bye Baby
スウィンギーなギターが印象的な良質のR&R。
⑦ Open Up Your Heart
個人的に好きな曲で、3人のDoo Wop風コーラスもバッチリ決まった、「Charlene」と同系統の60's Pops調傑作ナンバー。
⑧ Forget The Love
Sunの50'sロッカー、Ray Smithの「Right Behind You Baby」('58年)に似ためちゃくちゃカッコいいR&R。
⑨ Did Anyone Tell You
Bobの熱唱やRayのギャロッピング・ギターも最高のストレートなRockabillyナンバー。
⑩ Millionaire Hobo
The Coasters風ノヴェルティDoo Wopのこの曲はマニアックなカヴァーで、ニューヨーク出身の黒人Doo Wopグループ、The Fantasticsが'59年に発表した白人グループっぽいバラード「There Goes My Love」のB面曲がオリジナル。ここでの楽しいカヴァーも絶品。
⑪ Cry The Blues
Doo Wop風コーラスで味付けされた本盤中唯一のバラード曲。
⑫ Slippin' In
多くのNeo Rockabillyバンドが取り上げているEddie Bond & His Stompersの大傑作Rockabilly('56年)のカヴァー。


※ CDセッション・アウト』の詳細・購入はこちらでどうぞ。

※ iTunes Storeで『セッション・アウト』をダウンロードする場合はこちらでどうぞ(試聴可)。1曲から購入できます。iTunes(無料)がインストールされていない場合は、アプリケーションのダウンロード・ページが開きます。
■ 今回の無料動画は、先に紹介したCDに収録されていたオールディーズ・ポップス調の傑作ナンバー、「Charlene」にしようと思ったんですが、何とこの映像はリンクできなくなっています(T_T)。しかしながらこの映像もぜひ視聴して欲しいのでYouTubeの当該映像ページへのリンクを貼っておきます。
YouTubeの「Charlene」の無料動画はこちらでどうぞ(ベース・ヴォーカルなし)。

さて、気を取り直してジェッツのロカビリー・バンドとしてのカッコよさを十分に味わえる映像を紹介しましょう。彼らの'92年のライヴを収めたDVD『Pure Cotton』からのカットで、「Sunglasses After Dark」です。
ちなみにこの曲は、Dwight Pullenがデビュー曲として'58年に発表した傑作ロッキン・ナンバーがオリジナルです。
また、The Polecatsも2ndアルバム『Won't Die』('89年)でカヴァーしていたのでネオ・ロカビリー・ファンにもなじみの曲かもしれません。 
映像では3人の演奏も完璧で、何よりもノリにノってるボブの超ワイルド・ヴォイスが最高です。

それでは、ノック・アウト必至のジェッツによる「Sunglasses After Dark」をご覧下さい。

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