Terry White sings Brenda Lee

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ブレンダ・リー・トリビュート盤の傑作 ♪本文末に記事に関連した動画有

■ 前回Brenda Leeの記事を書いたので、今回はそれに関連して全曲ブレンダ・リーの名カヴァーで構成された傑作トリビュート・アルバム、『Sings Brenda Lee』を紹介します。歌っているアーティストはTerry Whiteというオランダの女性シンガーですが、日本では全く無名なので簡単に触れておきましょう。

実は彼女は、ロックンロールやカントリー、ロカビリー、オールディーズをレパートリーとするオランダのリヴァイヴァル系人気バンド、The Dixie Aces('85年結成)のヴォーカリストとして活躍しているGerry van Kootその人で、'96年に彼女のソロ・プロジェクト第1弾として全曲Wanda Jacksonのカヴァー・アルバム、『Sings Wanda Jackson』を発表した時にTerry Whiteと名乗っています。そのソロ・プロジェクトがかなり好評だった事から、第2弾として'98年に発表されたのが本作『Sings Brenda Lee』。ちなみに現在のところ最新のソロ第3弾は、全曲Hank Williamsのカヴァー盤『Sings Hank Williams』(2000年)。
現在もThe Dixie Acesのヴォーカルとしてライヴを中心に活発な活動をしており、2006年の彼らの最新アルバム『Crazy Mixed Emotions』では、タイトル曲となっているアメリカの女性カントリー・ロック歌手、Rosie Floresのロカビリー・ナンバー「Crazy Mixed Emotions」('95年『Rockabilly Filly』収録)をカッコよくカヴァーしています。

Terry White 『Sings Brenda Lee』話を戻してその『Sings Brenda Lee』ですが、先述の様にブレンダ・リーのレパートリー全20曲の名唱が収められています。厳密に言えば、ブレンダ・リーがオリジナルではない曲も含まれていますが、参考にしているのはブレンダ・リー・ヴァージョンなのでブレンダ・リーのトリビュート・アルバムといっても差し支えないでしょう。
テリー・ホワイトの声自体がザラついたハスキー・ヴォイスで、言うなればブレンダ・リー系の声質であることもあり、かなり出来のいい仕上がりになっています。アップ・テンポの曲ではワイルドにシャウトし、スロー・バラードでは力強さを秘めながらもしっとりと正にブレンダ・リーの様な歌唱を披露。
テリー・ホワイトのソロ・アルバムということでバックを務めるミュージシャンはThe Dixie Acesではありませんが(テリー・ホワイトみたいに変名でなければ)、しっかりとした演奏を聴かせていてこちらも好感が持てます。

オールディーズ調のメロディーは好きだけど、'50年代、'60年代のアナログ・サウンドはちょっと苦手という方にはピッタリの1枚と言えるでしょう。もちろんオールディーズやブレンダ・リーのファンにはぜひおすすめです。

(収録曲目)
収録曲の紹介ですが、前回の記事で詳しく触れた曲についてはここでの詳説を割愛させていただきます。それらの曲についての詳細は前回の記事「“Little Miss Dynamite”Brenda Lee」を参照して下さい。
① Sweet Nothin's 
ほぼオリジナル通りの力強い歌唱によるカヴァー。
② Emotions
曲自体が名曲ということもありますが、熱のこもった切ない歌いっぷりが絶品の傑作カヴァー(必聴!)。
③ Heading Home
'60年の2ndアルバム『Brenda Lee』(英国盤タイトルは『Miss Dynamite』)収録曲。オリジナルは'54年に「Oop Shoop」でR&B8位のヒットを放った、史上初の女性Doo Wopグループと言われているShirley Gunter & The QueensのShirley Gunterが、The Flairs(弟のCornel Gunterが在籍)を従えて、'56年にShirley Gunter & The Flairs名義で発表した曲。 
④ Rock The Bop
'57年に発表したR&R調の曲。ここでのワイルドなヴォーカルも◎。
⑤ Be My Love Again
先のアルバム『Brenda Lee』に収録されていたミディアム・テンポの曲。
⑥ Fool Number One
本作のハイライトの1つと言えそうな傑作カヴァーで、情感込めた艶っぽい歌唱が最高(必聴!)。
⑦ Let The Four Winds Blow
'61年に録音するもお蔵入りとなり、'75年発表の編集盤『Legends Of Rock 2』で初めて日の目を見た曲。オリジナルは、ニュー・オーリンズのR&BスターFats Dominoが'61年に放った全米15位(R&B2位)曲。
⑧ The End Of The World
'63年の9thアルバム『Let Me Sing』に収録されていた曲で、言わずと知れたSkeeter Davisの'63年全米2位の大ヒット曲がオリジナル。日本では当時Brenda Leeのヴァージョンが大ヒットした事もあって、今でもBrenda Leeの人気曲の1つなんですよね(確かにオリジナルとは違った魅力があります)。曲自体がいいこともあり、ここでのカヴァーもなかなか聴き応えあります。
⑨ Just Let Me Dream
これもアルバム『Brenda Lee』収録のミディアム・テンポの曲。強弱をつけた歌い回しが見事なカヴァー。
⑩ Bigelow 6200
ノリのいい軽快なカヴァー。ちなみにこのRockabilly調の曲は、ロスで活躍している日本人Neo Swing系シンガー、Lindaが3rdアルバム『Rockin' Goldies Show』(2005年)で名カヴァーを披露しています。
⑪ All Alone Am I
冒頭のヴァイオリンからセンチメンタルなヴォーカルまでオリジナルの雰囲気を見事に再現した名カヴァー。
⑫ Kansas City
'61年の5thアルバム『All the Way』収録曲で、Wilbert Harrisonの'59年全米1位(R&B1位)曲として有名ですが、オリジナルはLittle Willie Littlefieldの「K.C. Loving」('53年)。'61年に同じくこの曲をカヴァーしたWanda Jacksonはカントリー風の歌唱を交えて披露していましたが、Brenda Leeのヴァージョンは完全にR&Rの唱法で歌われていてC&W臭が皆無。どちらがどうと言うことはないんですが、それぞれ持ち味があって興味深いですよね。
⑬ Will You Love Me Tomorrow
'61年の4thアルバム『Emotions』に収録されていた曲で、オリジナルはご存知The Shirellesの'60年全米1位曲。
⑭ Dynamite
オリジナルを忠実にカヴァーしたなかなかの出来。
⑮ Little Jonah
独自のスティール・ギター・ソロも飛び出す、オリジナル同様ノリのいい好カヴァー。 
⑯ I Want To Be Wanted
「Emotions」や「Fool Number One」に匹敵する傑作カヴァー(必聴!)。
⑰ Let's Jump The Broomstick
ワイルドなヴォーカルがカッコよく、疾走感あふれる超クールなカヴァー(必聴!)。 
⑱ Your Cheatin' Heart
'56年に録音された当時未発表曲で、'85年の編集盤『The Golden Decade』で初めて日の目を見た曲。Hank Williamsが'53年に放った両面ヒットで、A面の「Kaw-Liga」ともどもC&W1位を記録した曲がオリジナル。
⑲ Baby Face
'59年の1stアルバム『Grandma, What Great Songs You Sang!』収録曲で、数多くのカヴァーを生んだBenny DavisとHarry Akstのペンによる'26年の作品。ここでのカヴァーも軽快でポップなテンポにワイルド・ヴォイスのスパイスを効かせた名カヴァー。
⑳ I'm Sorry
Brenda Leeの代表曲を丁寧に歌った好カヴァー。


※ CDSings Brenda Lee』の詳細・購入はこちらでどうぞ。

※ iTunes Storeブレンダ・リーの曲をダウンロードする場合はこちらでどうぞ(試聴可)。1曲から購入できます。iTunes(無料)がインストールされていない場合は、アプリケーションのダウンロード・ページが開きます。
■ 残念ながらYouTubeにはTerry Whiteの映像もThe Dixie Acesの映像もないので、前回に引き続きBrenda Leeの映像を紹介します。前回の無料動画はアップ・テンポのロックンロールだったので、今回はしっとりとバラードでいきましょう。
数ある彼女の傑作バラードの中から選んだのは、先のCDでテリー・ホワイトも名カヴァーを披露した'62年全米3位の大ヒット曲、「All Alone Am I」です。この映像は'62年のものとのことなので、丁度この曲がヒットしていた時期ですね。

既にベテランといった貫禄さえ感じますが、よくよく考えるとこの時まだ20歳にもなってないんですよね('44年12月生)。しかし、自慢のハスキー・ヴォイスで声が張り裂けんばかりに熱唱していて、観てるこっちも圧倒されます。ホント、グレートの一言。 

それでは、“リトル・ミス・ダイナマイト”が歌うマノス・ハジダキス作のセンチメンタル・バラードの大傑作、「All Alone Am I」をご覧下さい。

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