Lonnie Donegan meets The Shakin' Pyramids!

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Skiffle meets Neo Rockabilly!(前回の補足) ♪本文末に関連動画有

■ 今回は、前回述べたように、Lonnie Doneganが'50年代に演じたスキッフルは、'80年代のネオ・ロカビリー・バンドにも影響を及ぼしているという事実を再確認できる映像を紹介します。
映像と言うのは、今なおネオ・ロカビリー・ファンの間で根強い人気がある英スコットランド出身のバンド、The Shakin' Pyramidsがテレビでロニー・ドネガンと共演した時のものですが、映像の前にまずはシェイキン・ピラミッズについて触れておきましょう。

The Shakin’ Pyramids'70年代末に結成されたシェイキン・ピラミッズは、Davie Duncan(ヴォーカル、ハープ、パーカッション)、James G Creighton(アコースティック&エレキ・ギター)、‘Railroad’ Ken(アコースティック・ギター)からなる3人組で、レコーディングでは助っ人としてDave Phillipsが脱退後のThe Blue Catsに加入したMitch Caws等がウッド(スラップ)・ベースを弾いていたようです。

Johnny Burnette TrioRonnie SelfGene Vincent等の50'sロッカーに影響を受けたという彼らは、英ヴァージンから'81年にEP『Take A Trip』でデビューすると、間髪入れずに同年1stアルバム『Skin 'Em Up』(邦題『ロックン・ロール・クレイジー』)を発表してネオ・ロカビリー界の人気バンドの仲間入りを果たします。
この頃外国でのライヴ・ツアーや数多くのテレビ出演を行なったという話ですが観たかったですよね、シェイキン・ピラミッズ

その後、ロニー・ドネガンとの共演盤を含む数枚のEP盤やシングル盤を出した後、'82年には待望の2ndアルバム『Celts And Cobras』(邦題『ケルト・アンド・コブラ』)を発表。ところが、ネオ・ロカビリー・ブームも隆盛を極めて、彼らのこれからの活躍がますます楽しみになってきた矢先の'83年、カナダ・ツアーの真っ最中に突然解散してしまいます。彼らの突然の解散を残念に思ったファンもさぞ多かった事でしょう。
しかしながら、非常に短い活動期間の中で彼らが残した作品は'80年代のネオ・ロカビリー曲の中でも常に高く評価されており、その歴史上名を残すに十分な活躍をしたと言えるのではないでしょうか。

彼らのスタジオ録音盤CDは現在入手困難の様なので詳しくは触れませんが、ロカビリー・ファンの方は中古屋さんその他で、既発の2枚のオリジナル・アルバムとシングル盤やEP盤の音源が収録された2枚のCD、『The Complete Recording Sessions』(ドネガンとの共演収録)か『The Collection』を見つけたら迷わず購入する事をおすすめします。お世辞抜きで名作です。
必要最小限のシンプルな楽器編成によるスピード感&ビート感が抜群でアコースティカルな印象の1stアルバムは、オリジナルの「Take A Trip」、「Let's Go」、「Wild Little Willie」(必聴!)やWebb Pierceの'56年のC&WTOP10ヒット「Teenage Boogie」とJoe Clayの'56年の曲「Sixteen Chicks」(オリジナルは同年のLink Davis盤)等の名カヴァーが聴き所でしょうか。
そういえば渋いカヴァーとして、白人版Little Richardとも言えそうなフランティック・シャウトで'58年に全米63位のヒットとなった、「Bop-A-Lena」で有名な、Ronnie Selfのデビュー曲「Pretty Bad Blues」('56年)なんてのもカヴァーしてました。

2ndアルバムは前作とは趣向を変えて一転ニュー・ウェイヴの影響がうかがえるモダンでポップな作品となっています。ネオ・ロカ系のバンドってシェイキン・ピラミッズみたいにニュー・ウェイヴの要素を取り入れて、ガラリとバンド・カラーを変えることしばしばなんですよね。
テッズ系のThe WhirlwindThe Rockats、そして日本のブラック・キャッツとか。やはり会社の意向があるんでしょうか?
で、2ndアルバムですが、聴き所としてはRCA時代のロカッツにも通ずる「Pharaoh's Chant」、ポップでチャーミングな「Plainsailin'」やGene Pitneyの'64年の全米7位のヒット曲「It Hurts To Be In Love」(必聴!)とThe Everly Brothersの'58年録音の当時未発表曲「You Can Bet」等の名カヴァーと言った所でしょう。

※ Gene Pitneyについては、BYRDさんのブログ「BYRD'S SELECT MUSIC」で詳しく紹介されていますので、興味のある方はそちらを参考にして下さい。

なお、上記CDに収録されているその他のオリジナル・アルバム未収録曲もカッコいい曲ばかりです(1stアルバム風)。

そうそう、そういえばその2ndアルバムですが、「It Hurts To Be In Love」のレコーディングでイギリスの歌手Kirsty McCollがバック・コーラスとして参加してるんですよね。彼女は純粋なオールディーズ系じゃないので知らない人もいるかもしれませんが、'80年代初めにオールディーズのリヴァイヴァル・アルバムを発表してチャート上でも活躍したイギリスのコメディエンヌ、Tracey Ullmanの方は分かるでしょうか?'83年に「Breakaway」(全英4位、全米70位)や「They Don't Know」(全英2位、全米8位)等をヒットさせて歌手としても活躍した人なんですけど。

そのトレイシー・ウルマンがオールディーズ・ナンバーに混じって好んで取り上げていたのがカースティ・マッコールの作品なんです。先の「They Don't Know」('79年)やトレイシー・ウルマンの2ndアルバム『You Caught Me Out』('84年)に収録されたタイトル・ソングで、日本でのみ'85年にシングル発売された「You Caught Me Out」('79年)、同アルバム収録曲でトレイシー・ウルマンにとってラスト・シングル('84年)となった「Terry」('83年)といった風に。
トレイシー・ウルマンがアメリカでも大ヒットとさせた「They Don't Know」(当時日本の2人組アイドルBaBeもカヴァーしてました)は、自身のヴァージョンでは全くヒットさせる事ができませんでしたが、後にトレイシー・ウルマンがチャート・インさせることが出来なかった「Terry」のみ全英81位のプチ・ヒットとなり一矢報いる?形になっています。
私「Terry」ってかなり好きなんですが、大ヒットしなかった理由が全く分かりません(Why?)。

余談ついでにお話しすると先述の「Breakaway」は、'50年代から既にR&Rのレコードを出していた有名なシンガー・ソングライター、Jackie De ShannonSharon SheeleyEddie Cochranのフィアンセ)の共作曲(ジャッキー自身も録音)で、ニュー・オーリンズの歌姫と呼ばれたソウル・シンガー、Irma Thomasの'64年のヒット曲「Wish Someone Would Care」(全米17位)のB面曲がオリジナルなんですが、トレイシー・ウルマンが参考にしたのはさすがに今ひとつポップになりきれていないオリジナルではなくて、英リヴァプール出身の女性歌手Beryl Marsdenの'65年の傑作カヴァー・ヴァージョンでした。興味のある方は聴き比べてみて下さい、そっくりですから。
■ さて、トレイシー・ウルマンジャッキー・デシャノンアーマ・トーマスはいつかじっくり紹介するとして、話が横道にそれてとりとめがないので元に戻しましょう。今回の本題はスキッフルとネオ・ロカビリーの関係ですから。

それで、ロニー・ドネガンシェイキン・ピラミッズの興味深い共演ですが、歌われている曲はドネガンの'50年代の代表曲3曲、「Cumberland Gap」('57年全英1位)、「Wabash Cannonball」('56年)、「Don't You Rock Me Daddy-O」('56年全英4位)で、これらをメドレー形式で披露しています。
映像はやや荒いものの、当時のネオ・ロカビリー・アーティストの中でもトップ・クラスのハンサム・ガイ、Davie Duncan(ヴォーカル)の動く姿を拝む事が出来るだけで感動ものではないでしょうか(私だけ?)。初めの方でインタヴューを受けている時のアップ映像や「Don't You Rock Me Daddy-O」で少しだけリードを取る時のヒーカップまじりのヴォーカルとオーヴァー・アクションはクールですね。
なお、彼らは映像の中で演奏している3曲を含む共演盤EPを'81年にThe Shakin' Pyramids And Lonnie Donegan名義で発売しています。

それでは、英国ロカビリーのルーツとも言われるロニー・ドネガンと当時新進気鋭のネオ・ロカビリー・バンドだったシェイキン・ピラミッズの夢の共演映像をどうぞ。

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コメント
この記事へのコメント
こちらでははじめまして
幣ブログへコメント&トラックバックありがとうございました♪

シェイキン・ピラミッズは昔友人からCDを借りてテープに落とした記憶があるのですが、現在そのテープの行方がわからず終いでして・・・エヴァリー・ブラザーズの「Wake Up Little Susie(起きろよスージー)」をイイ感じでカヴァーしてたのは憶えてるのですが・・・(^_^;)

また今後ともよろしくお願い致します♪
2007/06/29(金) 19:46 | URL | BYRD #NNxGKCIs[ 編集]
こちらでもコメントありがとうございます
BYRDさんようこそ!

わざわざこちらでもコメントいただきまして感激です。

BYRDさんシェイキン・ピラミッズなんかのネオ・ロカもご存知ですか。さすが幅広く音楽を聴いてらっしゃるんですね。
そうなんですよね、「Wake Up Little Susie」もカッコよくカヴァーしてるんですよね~

わたしも色んな音楽を聴く事は聴くんですが、'70年代以降についてはあまり詳しくないのでBYRDさんのブログでまた教えていただきたいと思います。

こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
2007/06/29(金) 21:30 | URL | sugarboy #L/3l8JBE[ 編集]
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自分は1960~70年代の音楽が好きでこのブログでもそういった時期に活躍していたアーティストを取り上げるのがほとんどなんですが、その頃の音楽は現在から最低でも30年以上前の音楽ですので、最近ではその頃活躍していたアーティストの訃報というのも多くなってなん
2007/06/29(金) 19:38:25 | BYRD'S SELECT MUSIC
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