驚異の21世紀型Kids Doo Wop!

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Kid Kyle & His Kool Kats

■ 今回はアメリカの興味深いドゥー・ワップ・グループ、Kid Kyle & His Kool Katsの映像を紹介します。あらかじめ言っておきますが、決して“ちびっ子のど自慢”ではありませんよ(笑)。
彼らの全米ネットのテレビ番組『The Tony Danza Show』出演時のパフォーマンスです。
とりあえず映像をどうぞ。

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彼らはれっきとしたプロのグループで、米Collectableから2005年にアルバム『Kid Kyle & His Kool Kats』でCDデビューも果たしています。
ニュージャージー出身のリード・ヴォーカル、Kid KyleことKyle Flandrauは、映像の中でも自ら語っているように2歳の時に初めてThe Four Seasonsの「Sherry」('62年全米1位)を歌い、6歳の頃から本格的に歌のレッスンを受けたといいます(子役タレントの経験も有)。
'95年生まれというからデビュー時僅か10歳!?Frankie Lymon(デビュー当時13歳)もびっくりですよね。このテレビ番組出演時には11歳となってます(去年の番組?)。
余談ですが彼の誕生日は1月8日でキングと同じです。

デビュー後は各地で精力的にライヴをこなしつつ、各メディアからも取り上げられるようになり、ちょっとした話題になったようです。まあ、そうですよね。今時のこどもが'50年代のドゥー・ワップを歌うんですから、もの珍しがられるのも当然でしょう。
ちなみに彼のバックを務めるThe Kool Katsは、ニューヨークやニュージャージーを主な活動拠点にしているThe Creationsというヴェテランのドゥー・ワップ・グループ。

映像の中で見事なアカペラで歌われている「I'm So Young」はキッズ・ドゥー・ワップの名曲の一つで、オハイオ出身のThe Studentsが'58年(全員16歳)にリリースするも不発で、3度目の正直じゃないんですが、グループが既に解散後の'61年3回目のリリースで見事R&B26位のヒットに結びついたいわくつきの曲です。
こんなにいい曲なのになんで1回目から火が付かなかったんでしょう?さらに26位とは評価不足の感がありますが...

しかし、チャート上はともかく世間ではそれなりに評価されてるみたいで、近年でもプロ・アマ問わずこの曲をレパートリーにしてるドゥー・ワップ・グループって多いでんすよね。
オールディーズ系でも何組かカヴァーしてますが、1番有名どころは'64年にVeronica(ソロ)名義で発売された、「Be My Baby」('63年全米2位、R&B4位)で有名なThe Ronettesのヴァージョンでしょう(「So Young」のタイトルで発売)。
一応言っておくと、ヴェロニカと言うのはロネッツのリード・ヴォーカルのVeronica BennettRonnie Spector)のことです。この人、信じられないくらい歌が上手いんですよね。私も惚れ惚れするほど好きですが、歴代の歌の上手いロック・シンガーの中でも絶対上位に入ると思います。

あと個人的に好きなのがロネッツ・ヴァージョンにも通じる、フィラデルフィアの天才少女歌手Maureen Grayのヴァージョン('62年)です。こちらは、バックが男性グループでベース・ヴォーカルもバッチリ入っているドゥー・ワップ・ヴァージョンで、オリジナルのステューデンツ盤と肩を並べる出来と言えるでしょう。
しかしこの曲はチャートの神様に嫌われているんでしょうか?上記2ヴァージョンとも傑作なのにノン・ヒット!
本当は超おすすめなんですが彼女の単独盤は入手困難なので、代わりに「I'm So Young」を含む彼女の曲が6曲収録されたChancellor時代のレーベル・メイト、Claudine Clark('62年全米5位の「Party Lights」で有名)とのコンピレーション・アルバム『Party Lights』を名前だけ挙げときます。
ちなみにモーリン・グレイは、'62年にわが国だけのヒット曲となった「Come On And Dance」('61年)を歌った歌手で、'62年に佐々木功が「カム・オン・アンド・ダンス」、青山ミチが「カモナ・ダンス」、弘田三枝子が「カモン・ダンス」、中尾ミエが「ダンスへおいで」のタイトルでそれぞれ日本語カヴァーしています(特に女性陣3人のカヴァーは◎)。
Come On And Dance」もノリのいいメロディーにモーリン・グレイの迫力あるヴォーカルが最高のオールディーズ・ナンバーなんですが、アメリカでは全く話題にならなかった曲なんですよね。そもそも彼女は'61年から'64年にかけて10枚近くシングル盤を出してるんですが、ヒットらしいヒットは'62年に全米92位を記録した名バラード曲「Dancin' The Strand」のみ(全部超傑作なのに!)。

ところで、キッズ・ドゥー・ワップと言えば、まず、「Why Do Fools Fall In Love」('55年全米6位、R&B1位)で有名なそのシンボル的存在のFrankie Lymon & the Teenagersが頭に浮かぶでしょう。その他'56年に「I'm So Happy」を歌った、フランキーの2つ違いの弟がリード・ヴォーカルのLewis Lymon & The Teenchords、'56年に「Shirley」(全米91位)と「Please Say You Want Me」(R&B13位)の両面ヒット・レコードを出した中学生グループのThe Schoolboysティーンエイジャーズに先がけるキッズ・ドゥー・ワップの元祖とも言えそうな、'51年R&B7位のデビュー・ヒット曲「Where Are You (Now That I Need You)」で知られるThe Mello Moods(デビュー時全員13~14歳)、ステューデンツ同様'58年発表曲が'61年2度目のリリースで全米41位(R&B9位)のヒットになった「No, No, No」で有名な高校生グループのThe Chanters等々枚挙に暇がありません。
これらのグループはいずれもまだ15歳前後ながら、大人顔負けの本格的なハーモニーとキッズ・ドゥー・ワップの最大の魅力であるリード・シンガーの美しいボーイ・ソプラノでドゥー・ワップ・ファンを魅了し続けていますよね。
ベース・ヴォーカルで言えばティーンエイジャーズSherman Garnesなんか全ドゥー・ワップ・グループの中でもベスト10に入る位の見事な重低音じゃないでしょうか。

こうして有名どころのキッズ・ドゥー・ワップ・グループをあげてみるとすべて黒人グループですよね。私も白人グループはちょっと思いつきません。
バックは大人ですが、Kid Kyle & His Kool Katsは今の時代にキッズ・ドゥー・ワップ・グループさえ見かけないのに、何と白人グループだなんて二重の珍しさではないでしょうか。
なお、彼らは2006年にカイルのアイドルである、フランキールイスライモン兄弟に捧げた2ndアルバム『Pay Tribute To The Lymon Brothers』を発表しています(全16曲彼らのカヴァー)。ただ、先のデビュー・アルバムともども日本では入手困難で、アマゾンやHMVでも取り扱っていないようなので今回はCD紹介なしにします。

そういえば、無料動画の最後でほんの少しだけシカゴの黒人ドゥー・ワップ・グループ、The El Doradosが'55年に放ったカッコいいナンバー「At My Front Door」(全米17位、R&B1位)を司会者のTony Danzaと一緒にハモってる映像が収録されてますが、全部収録されてないのが残念ですよね。

最後にKid KyleのHPを紹介しますので、興味のある方は覗いてみて下さい。
ホームページ→12 Year Old Doo-Wop Singing Sensation
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コメント
この記事へのコメント
いやぁー、最高!
無料動画、最高でありますねぇ~!

伸びのある声…なんだけど、
きれいなだけじゃない感じで。

曲もオーソドックスな感じで、
とてもよかったです♪

それにしても、
キッズ・ドゥー・アップ
というジャンルがあるんでありますねぇ。

初耳でした。馬鹿にできませんね。

ところで、前回、
お聞きしたいことが…と書きました件なのですが、

以前、それこそ、アーティスト名も、曲名もわからず、ダビングして、
繰り返し、繰り返し、聴いていた曲がありました。

その後、ダビングしたカセットテープがいかれてしまい、
それきりになってしまいました。

おそらく、曲名は、「gee fee」かな…と思うのですが、

歌いだしが、「ジィ~、フイィ~」というヤツなんですが、

正確なところを知りたいのです。

ちなみに、リードボーカルは、
女性のものです。

男性グループの歌ったものは、
その後、聴いたことがあります。

女性の方を知りたいのです。

これだけじゃあ、難しいですよねぇ。

できれば、お教えください。
2007/06/21(木) 23:32 | URL | トニー #mQop/nM.[ 編集]
「Gee Whiz」!?
多分それメンフィスの歌姫と呼ばれたソウル・シンガー、Carla Thomasの「Gee Whiz(Look At His Eyes)」ではないでしょうか?

曲調はバラード・タイプでグループではないんですが、バックに男性のコーラスが入っています。

この曲は彼女にとっても'61年に全米10位の初ヒットになった曲なんですよね。アーリー・ソウルの名曲で後にその名をとどろかすスタックス(サテライト)にとってもレーベル初ヒットになった記念すべき曲です。

この人それなりに名が知れてるのでアマゾンとかでも試聴出来ると思うのですが。
違うかな?違ってたらすいません。
2007/06/22(金) 18:19 | URL | sugarboy #TMN4JpU.[ 編集]
おお!!!
おお!!

ありがとうございまするー!!

涙。

この曲、カセットテープダメにして以来、

どーしても、もう一度、聴いてみたい曲だったのであります。

ちょっと、確認してみます!

でも、わたくし、アマゾン、
利用したことがないもので…ぽりぽり。

確認してみます!!

ありがとうございました。

あっ!今、思い出したのですが、
歌詞の中に、「Look at his eyes」みたいな歌詞が、
あったような気がします!!

おお!!

かなり、期待が持てます!!

ありがとうございましたぁ!!
2007/06/22(金) 23:29 | URL | トニー #mQop/nM.[ 編集]
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