現代に甦ったWhite Doo Wop from U.K.~その2~

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The Roomates 『The Classic Sound Of The Roomates』

■ 前回に引き続き、私の中で5年前からヘヴィー・ローテーション状態のThe Roomatesです。前回紹介した『Between The Lines』は1番のお気に入りですが、その他のアルバムも素晴らしい出来なので紹介しておきます。

CD:[試聴] [amazon]
Classic Sound of the Roomates今回紹介するのは、今のところ最新盤となる2004年発表の3rdアルバム『Classic Sound of the Roomates』です。彼らのオリジナル10曲とカヴァー14曲の全24曲豪華盤!
DionをはじめThe Mysticsのリード・シンガーPhill CracoliciThe Earlsのリード・シンガー御大Larry Chance、'60年代にThe Five Sharksのベース・ヴォーカリストとして活躍していたSteve Horn(現Legends of Doo Wop)、本家The Roommatesの面々等のホワイト・ドゥー・ワップ界のカリスマ達や、ドイツの人気アカペラ・ドゥー・ワップ・グループThe Fabulous Flopsのベース・ヴォーカリストFrank Buttgereitといった現役バリバリの同僚からも惜しみない賛辞を送られる程の名盤です。

さて本作の全体的な印象ですが、さらにタイトさを増したコーラスでタイトル通りクラシカルなドゥー・ワップにも果敢に挑戦した、今までの彼らの作品で1番ヴァラエティーに富んだ作品と言えるでしょう。

では主な収録曲を見ていきましょう。
The Earlsのドゥー・ワップ・クラシック「Remember Then」('62年全米24位、R&B29位)を思わせる1曲目の「On A Night Like This」は、作者でもあるスティーヴ・ウェブのクール・ヴォイスがスリリングなメロディーと好相性の傑作アップ・テンポ(ホント、アールズにそっくり)。ベース・ヴォーカルもバッチリ決まってます。
'60年代のディオンの曲と言われれば信じてしまいそうな4曲目の「Tell Me」(スティーヴ作)は、モダンな伴奏と切れ味鋭いコーラスが魅力のポップな佳曲。
「You Belong To Me」('62年全米7位、オリジナルは'52年のSue Thompson盤)をはじめ、クラシカルなスタンダード曲のカヴァーでヒットを連発したThe Dupreesの'62年のヒット曲「My Own True Love」のカヴァーはどうでしょう。The Dupreesのセルフ・リメイクかと聴き間違えるような完成度の高い美しいコーラスは絶品!
ちなみにこの曲は元々クラーク・ゲーブルとヴィヴィアン・リー主演の'39年の名作映画、『風と共に去りぬ』の中で使われていた曲「Tara's Theme」に英語詞をつけたもの。
余談ついでにもう一つ、デュプリーズの代表曲「You Belong To Me」を最初に歌ったスー・トンプソンは、オールディーズ・ファンにも人気の「Sad Movies (Make Me Cry)」('61年全米5位)や「Norman」('62年全米3位)他のヒット曲でキュートな歌声を聴かせていた女性歌手その人です(但し、この頃既に御歳30代半ば!)。

先のデュプリーズThe Crests等が所属するCoed Recordsが、The Four Seasonsの線を狙って発表したというThe Visionsの'64年の知られざる佳曲「Down In My Heart」は、幸か不幸かフォー・シーズンズとは似つかないんですが、ここではキャッチーなメロディーがとにかく心地いいオリジナルの雰囲気を忠実に再現しています(ホントいい曲です)。
最後の24曲目は彼らのユーモアでしょうか?1曲目と基本的に同じメロディーとコーラスで、何と!泣く子も黙るElvis Presleyの'61年全米2位の極上バラード「Can't Help Falling In Love」(Jean Paul Egide Martiniが18世紀に作った古典曲「Plaisir d'amour」が元ネタ)をカヴァーしています。つまり、エルヴィス・ミーツ・アールズといった趣。しかも、ベース・ヴォーカルも効果的に使われたアップ・テンポのドゥー・ワップ・ヴァージョンとは正直ブッ飛びました(凄いアイデア)。
しかしこれが非常によく出来ていて、数あるこの曲のカヴァー・ヴァージョンの中でも個人的に1番好きです(必聴!)。

その他は、ニック・ケネディが軽快に歌うThe Fascinatorsの'59年のアップ・テンポ名曲「Oh Rose Marie」、オリジナルに勝るとも劣らない爽やかなコーラスを聴かせる、「Rhythm Of The Rain」(邦題「悲しき雨音」)で'63年全米3位のヒットを放った、日本でも人気のグループThe Cascadesの「Is There A Chance」('63年)、Dion & The Belmontsの'60年全米30位のヒット「When You Wish Upon A Star」(ディズニー映画で有名な「星に願いを」)のB面のヴァージョンを参考にした「Wonderful Girl」(オリジナルは'56年のThe Five Satins)、見事なアカペラで披露したThe Plattersの超有名曲「Smoke Gets In Your Eyes」('58年全米1位、R&B3位、元々は'33年のブロードウェイ・ミュージカル『Roberta』で使われた曲)、曲のラスト部分で4声を順番に重ねていくヴォイス・オーバーレイも完璧に再現したThe Caprisの大ヒット曲「There's A Moon Out Tonight」('60年全米3位、R&B11位)、グループ名だけでなくその音楽性をも完全に消化している事を証明するThe Roommatesのチャーミングな「I Want A Little Girl」('60年)等の名カヴァー群やスティーヴの伸びのある艶やかな歌唱が好印象な「He's Gotta Go Now」(スティーヴ作)、2ndアルバムに収録されていた曲のアカペラ・ヴァージョンで、コーラスの上手さがさらに引き立った「My Heart Stood Still」、The Mystics風のコーラスをバックにニックがソフトに歌う「No One Really Knows」(ニック作)等々と聴き所満載。

本作の中で特に好きな曲は「On A Night Like This」、「Can't Help Falling In Love」、「Tell Me」、「Down In My Heart」、「He's Gotta Go Now」、「No One Really Knows」と言ったところでしょうか。
本作もドゥー・ワップ・ファン、オールディーズ・ファンはもとよりすべての音楽ファンにおすすめですが、特にThe Dupreesあたりのクラシカルなメロディーとコーラスが好きな人は必聴です。

※ CDClassic Sound of the Roomates』の詳細・購入はこちらでどうぞ。
■ 今回の無料動画は、前回話したように一般にホワイト・ドゥー・ワップ・ブームの火付け役と言われているDion & The Belmontsの映像です。曲は彼らの代表曲の1つ「A Teenager In Love」。
この曲は、'58年に「I Wonder Why」をヒットさせて以来快進撃を続けていた彼らが、'59年に入って1発目に放った幸先いい曲なんですよね(全米5位)。私が初めて聴いたのは中学生の時だったんですが、ドゥー・ワップと言うよりもオールディーズ・ポップス的なその甘いメロディーに即座に虜になったことを今でも鮮明に覚えてます。本当にいい曲ですよね。
オールディーズ・ファンにとっては、Dick Clarkと言えば反射的に『American Bandstand』が思い浮かぶと思うんですが、今回の映像はその有名な『アメリカン・バンドスタンド』ではなくて『The Dick Clark Saturday Night Beechnut Show』と言う番組に出演した時('59年4月)の映像だそうです。
みなさんこんなテレビ番組知ってました?

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コメント
この記事へのコメント
いー!!最高!!
いー!!最高!!

無料動画、Dion & The Belmonts!!

最高です。

これからも、どんどん、ご紹介くださいね。

しかし、こんな映像が残っているのは、
ほんと、うれしーですね。

曲はもちろんですけど、
観客の様子とか、
かっちょいーです。

この時代の雰囲気も、好きなのであります。

ありがとうございます♪

ちなみに、洗練されたドゥ・アップも、
嫌いではないんですよぉー。

基本的に、ドゥ・アップは、好きなのです♪
2007/06/13(水) 23:58 | URL | トニー #mQop/nM.[ 編集]
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