2008年01月

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The Five Satins 『Original Master Tapes Collection 2』 ♪本文末に関連動画有

■ さて、前回に引き続きThe Five Satinsのベスト盤『Original Master Tapes Collection』シリーズのエントリーです。2回目となる今回は、その第2集となる完結作『Original Master Tapes Collection 2』を紹介します。

※ 関連記事:[50's Doo Wopの象徴、The Five Satins](詳しいプロフィール)

CD:[試聴/amazon]
Original Master Tapes Collection 2前作は、全てFred Parrisがリード・ヴォーカルを務めた時期のThe Five Satinsによる主に初期の音源集でしたが、『Original Master Tapes Collection 2』はFred Parris時代に加えて、2代目リード・シンガーBill BakerによるThe Five Satinsの音源、さらに第1集と第2集で紹介したFred ParrisBill Baker両時代の曲の別ヴァージョン数曲を収録した、中・後期の作品を中心とした構成になっています(未発表曲含む全23曲)。

収録曲中ヒット曲は「To The Aisle」1曲ですが、こちらも陽気なアップ・テンポ曲、洗練された美しいバラード共に名曲揃い。

音的に見るとBill Baker時代のThe Five Satinsの曲は初期に比べてかなりマイルドになっており、Bill Bakerのスマートなヴォーカル・スタイルに合わせてか、バック・コーラスも都会風に垢抜けたものとなっています。また、Fred Parris時代(第3期The Five Satins)に関しても、Fred Parrisの切ない心情をたたえたヴォーカル・スタイルに変わりはありませんが、ロックンロール自体がマイルド化した時代性に加えてメンバーが全交代した事もあり、バック・コーラスが格段に洗練されています。
従って、本作は初期の頃の魅力とはまた違った、The Five Satinsの新たな魅力に触れる事が出来る作品となっています。

(収録曲目)

01 To The Aisle('57年全米25位、R&B5位)
Fred Parris時代のThe Five Satinsの代表曲が「In The Still Of The Night」ならば、Bill Baker時代の代表曲は映画『アメリカン・グラフィティ』の中でも効果的に使われていたこの傑作曲。この曲はFred Parrisに代わってBill Bakerがリードを務めた新生The Five Satinsの第1弾ですが、元々は深みのある歌唱が印象的なRoy Hamiltonの同年盤「The Aisle」がオリジナル。但し、Bill Bakerの滑らかな歌唱とロマンティックな歌詞がベスト・マッチしたここでのThe Five Satins盤は、完全にオリジナルを超えています。
02 Our Anniversary('57年)
Jessie Murphy(ピアニスト)とJim Freeman(ベース・ヴォーカル)のペンによるほのぼのとしたDoo Wop。
03 Wish I Had My Baby('57年)
ニューヨークのDoo WopグループThe Emanonsの'56年盤をカヴァーしたリズミカルで明るいDoo Wopナンバー(「To The Aisle」のB面)。
04 Love With No Love In Return('57年)
「A Million To One」のB面で発表されたBill Bakerのスマート・ヴォイスによるバラード曲。
05 Playmates(未発表)
ラテンのリズムを取り入れたDoo Wopナンバー。
06 Candlelight('60年)
07 A Night Like This('60年)
「I'll Be Seeing You」のB面曲。
08 Pretty Baby('57年)
「Our Anniversary」のB面で発表された「Wish I Had My Baby」タイプの曲。
09 The Time('60年)
ユニークなファルセットで幕を開ける「Candlelight」のB面曲。
10 That's Love(未発表)
11 Tell Me Dear('61年)
ほんのりSoul風の味わいも感じさせるバラード(「Wishing Ring」のB面)。
12 You Must Be An Angel('61年『The Five Satins Encore Volume 2』)
Bobby Helmsの「My Special Angel」('57年全米7位)に似た甘いバラード曲。
13 A Night To Remember(別ヴァージョン)
14 I'll Get Along('58年『The Five Satins Sing』)
The Nutmegs辺りにも通ずる、The Five Satinsの曲の中でも特に泥臭いDoo Wopバラード。
15 Love With No Love In Return(別ヴァージョン)
16 Senorita Lolita('58年)
「A Night To Remember」のB面で発表されたラテン調の賑やかな曲。
17 Wish I Had My Baby(別ヴァージョン)
18 A Million To One('57年)
Bill Bakerの上品な歌唱が映えるクラシカルな雰囲気を漂わせた美しいDoo Wopバラード。なお、Jimmy Charlesの'60年全米5位曲とは同名異曲。
19 I Got Time('61年『The Five Satins Encore Volume 2』)
The Cadillacs辺りを連想させるコミカルでスピーディなRockin' Doo Wop。
20 Pretty Baby(別ヴァージョン)
21 When The Swallows Come Back To Capistrano(別ヴァージョン)
22 Toni My Love('59年)
「Shadows」のB面曲。
23 To The Aisle(別ヴァージョン)
[50's Doo Wopの象徴、The Five Satins 2]の続きを読む
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The Five Satins 『Original Master Tapes Collection 1』 ♪本文末に関連動画有

■ 黒人音楽の世界で、ヴォーカル・グループによるポップ・ソングとして'50年頃から熱を帯び始めた音楽スタイルがドゥー・ワップですが、'50年代後半に突入するとさらにビートを強めた躍動的なアップ・テンポ曲やR&B的な重厚さをはらんだ甘いスロー・バラード等、ロックンロール時代に相応しいスタイルで多くの名曲を生み出しました。
その中でも、The Penguinsの「Earth Angel(Will You Be Mine)」('54年全米8位、R&B1位)と並びドゥー・ワップ黄金時代の名曲と称され、今なおオールディーズ・ファンの間でトップ・クラスの人気を誇るドゥー・ワップ曲と言えば、The Five Satinsの「In The Still Of The Night」でしょう。Fred Parrisの切ない心情をたたえたヴォーカルとそれを盛り上げる特徴的なバック・コーラスのフレーズ、まさにドゥー・ワップ史上に残る大傑作です。
という事で、今回はThe Five Satinsを紹介します(プロフィールは後述)。

※ 関連記事:[そもそも「Doo Wop」ってなに?]

CD:[試聴/Tower Records] [amazon]
Original Master Tapes Collection 1The Five Satinsはその知名度のわりに発売されているCDの種類が意外と少なく、コンプリート集的なBoxセットも存在しないんですよね。そんな中で現在最も充実していると言えるのが、米Collectableから出されている『Original Master Tapes Collection』シリーズです。音質も従来のベスト盤より格段にアップしています。本シリーズは2集にわたって全盛期のThe Five Satinsの魅力に迫った編集盤なんですが、今回はその第1集となる『Original Master Tapes Collection 1』を紹介します(第2集は次回紹介予定)。
内容はオリジナルのリード・シンガーFred ParrisによるThe Five Satinsの音源で、未発表曲を含む彼らの初期の曲を中心とした構成(全22曲)。ヒット曲は言うまでもなく、ヒットしていない曲もほとんど全てがドゥー・ワップの名作と言える素晴らしい出来です。

なお、『Sing Their Greatest Hits』(全24曲)という、2代目リード・シンガーBill Baker時代の音源を含む1枚物のベスト盤もありますので、より手軽に全盛期のThe Five Satinsの魅力に触れてみたい方にはこちらもおすすめです。

ドゥー・ワップ・グループとしての実力という点において、The Five Satins以上に優れたグループは何組も存在しますが、The Five SatinsFred Parrisの狂おしい思いをストレートに表現したヴォーカルとどこか垢抜けない泥臭さを感じさせる重厚なバック・コーラスの絡みが絶妙で、他のドゥー・ワップ・グループにない独特の味わい深さが魅力と言えるでしょう。特にそれは彼らのレパートリーの多くを占めるバラード・ナンバーにおいて顕著で、甘く切ない歌詞の世界が目に浮かぶ様なロマンティシズムの極致が味わえます。

'50年代のドゥー・ワップ・グループを象徴する存在、The Five Satinsは文句なしに全てのオールディーズ・ファンにおすすめです(ドゥー・ワップ・ファンは必聴)。

(収録曲目)

01 In The Still Of The Night('56年全米24位、R&B3位)
今更説明不要のDoo Wop史上燦然と輝く傑作バラードで、出だしの3パート・ハーモニーからラストのファルセットに至るバック・コーラスや間奏のサックス、そしてFred Parrisの歌唱全てが究極の味わい。おまけに歌詞も超ロマンティック。なお、The Five Satinsにとって最初の、そして最大のヒットとなったこの曲は、リヴァイヴァル・ブームのおかげで'60年と'61年にもそれぞれ全米チャートで81位と99位を記録しています。
02 Wonderful Girl('56年)
前曲に続いて発表された通算3枚目のシングル。Fred Parrisの切ない歌唱が魅力の絶品バラードであるにもかかわらず、何故かヒットしなかった隠れた名曲。
03 Oh Happy Day('57年)
C&W歌手Don Howardの'52年全米4位曲をDoo Wopアレンジでリメイクした傑作カヴァーで、Fred Parrisの伸びのある歌唱が輝きを放つバラード(これでノン・ヒット?)。
04 Moonlight And I('58年『The Five Satins Sing』)
上記1stアルバムに収録されたFred Parris自作のDoo Wopバラード。
05 All Mine('56年)
後から伴奏をオーヴァー・ダブするつもりでアカペラ録音するも、どういう訳かアカペラのまま発売されたThe Five SatinsのStandord Recordsからの記念すべきデビュー曲。そのおかげで?彼らの美しいコーラス・ワークのみを純粋に堪能できます。
06 Weeping Willow('56年)
Fred Parrisの切ない歌唱と「In The Still Of The Night」で聴かせた様な味わい深いサックスの音色が印象的な曲(「Wonderful Girl」のB面)
07 When The Swallows Come Back To Capistrano('61年)
Leon Reneの'40年の曲のスマートなカヴァーで、Caprice RecordsからThe Wildwoods名義でシングル発売されたもの。
08 Our Love Is Forever('57年)
「Oh Happy Day」のB面曲で、ベース・ヴォーカルの絡み方が絶妙なDoo Wopバラード。
09 The Jones Girl('56年)
「In The Still Of The Night」とのカップリングで当初A面扱いで発表された、The Five Satinsのベース・ヴォーカリストJim Freemanの作品。バラード系の印象が強いThe Five Satinsが抜群のノリで迫ったアップ・テンポDoo Wopの好曲。
10 Baby Face(未発表)
泥臭いバック・コーラスと垢抜けたリード・ヴォーカルの絡み具合が絶妙で、お蔵入りとなったのがもったいない名作Doo Wop。なお、Little Richard等多くのアーティストにカヴァーされているBenny DavisとHarry Akstの'26年の作品とは同名異曲です。
11 Rose Mary('56年)
Jim Freemanのベース・ヴォーカルもカッコいい、アカペラ録音後伴奏が加えられたリズミカルなDoo Wopナンバー(「All Mine」のB面)。
12 Please Be Mine Tonight(未発表)
ファルセットの使い方が特徴的なDoo Wopバラード。
13 Skippity Doo('59年)
First Recordsから唯一発表されたThe Five Satinsのシングル、「When Your Love Comes Along」のB面で発表されたアップ・テンポDoo Wopの好曲。
14 Again('58年『The Five Satins Sing』)
映画『Road House』('48年)の中で主人公Ida Lupinoが歌ったスタンダード曲をDoo Wopアレンジでカヴァーしたもの。
15 When Your Love Comes Along('59年)
Doo Wopの典型的なバック・コーラスの中にもスマートさを感じるさせるロマンティック・バラード。
16 Sugar('58年『The Five Satins Sing』)
Fred Parrisが日本に配属される前('56年)に録音した曲で、The Crowsの名曲「Gee」('53年全米14位、R&B2位)に似たキャッチーなDoo Wopナンバー。
17 A Night To Remember('58年)
兵役を終えたFred Parrisが新たに結成したグループがEmber Recordsに復帰して最初に発表した曲(Fred Parris & Satins名義)。個人的に大好きな曲で、艶を増したFred Parrisの歌唱とかなり洗練されたバック・コーラスが何ともいえないDoo Wopバラードの隠れた傑作曲。
18 Shadows('59年全米87位、R&B27位)
少しばかりShep & The Limelitesっぽい軽めのコーラス・バラード。
19 Wishing Ring('61年)
The Five SatinsのEmberでの最後のシングル。と言っても、Fred ParrisとLou Peebles以外The Five Satinsのメンバーは参加しておらず、3人の白人ミュージシャンがバック・コーラスも兼任。その中には後にAtlantic Recordsの社長となるJerry Greenberg(ドラム)もいたんだとか。ただ、その割にはベース・ヴォーカルを含むバック・コーラスもバッチリ決まった、見事なDoo Wopバラードになっています。
20 I've Lost('61年『The Five Satins Encore Volume 2』)
Fred ParrisがThe Five Satins以前に結成していたDoo WopグループThe Scarlets時代の曲('54年「Dear One」のB面)をリメイクしたもの。シンプルなオリジナル盤に比べるとFred Parrisのヴォーカルを始め全体的に力強い作りとなっています。
21 Candlelight('60年)
「In The Still Of The Night」でも用いられたエンディングのファルセットが印象的で、Fred Parrisのロマンティック・ヴォイスが冴えまくった知られざる名バラード。
22 I'll Be Seeing You('60年全米79位)
ブロードウェイ・ミュージカル『Right This Way』('38年)の中でTamara Drasinによって歌われ、以来数え切れないほどのアーティストに取り上げられたスタンダード曲のカヴァー。ここでは後半部分のFred Parrisの熱の入った歌唱が心に響きます。ちなみにその他のDoo Wopグループでは、The Hollywood Flames('58年)、The Skyliners('60年)、曲調はDoo WopではありませんがRandy & The Rainbows('67年)等がこの曲をカヴァーしています。
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Bobby Vee 『Bobby Vee Meets the Crickets』 ♪本文末に関連動画有 

■ 今回は60'sティーン・アイドルBobby VeeBuddy Holly亡き後のThe Cricketsと共演したアルバム、『Bobby Vee Meets the Crickets』('62年)を紹介したいと思います。本作はポップス黄金時代に発表されたにもかかわらず、ボビー・ヴィーのロックンローラー的側面が強く表れた'60年代型ロックンロールの名盤と言える作品です。

※ 関連記事:
[ピリッと爽快60's Pop & Roll!Bobby Vee](プロフィール)

そもそもボビー・ヴィーのデビューのきっかけ自体がバディ・ホリー絡みなんですが、クリケッツとの直接的な交流は、ボビー・ヴィーが引っ越してきたロサンゼルスのアパートにクリケッツのメンバーが住んでいたことが発端となっています。それ以前にもボビー・ヴィーの2ndシングル「What Do You Want」('60年全米93位)のB面曲「My Love Loves Me」が、クリケッツのギタリストSonny Curtisの作品だったという間接的なつながりはあったのですが...
その後、Coral Recordsからボビー・ヴィーと同じLiberty Recordsに移籍してきたクリケッツの第1弾、「He's Old Enough to Feel Better」('61年)のB面曲「I'm Feeling Better」をボビー・ヴィーが提供すると共にレコーディングにも参加する等ますます親交を深め、遂に同年秋『Bobby Vee Meets the Crickets』のセッションが実現することになるのです。ただ、ジャケット写真にその姿があるもののLiberty移籍直前にクリケッツを脱退したJoe Mauldin(ベース)と当時兵役に就いていたSonny Curtisが参加していないのは残念。

『Bobby Vee Meets the Crickets』のセッション・メンバー
Bobby Vee(ヴォーカル&ギター)
Tommy Allsup(リード・ギター)
一時The Cricketsに在籍
Howard Roberts(リズム・ギター)
Red Callender(ベース)
Jerry Allison(ドラム&バック・ヴォーカル)
当時のThe Cricketsのドラマー
Earl Palmer(ドラム)
「Well...All Right」のみ参加、「Lucille」はJerry Allisonと共同
Gene Garf(ピアノ)
Ernie Freeman(ピアノ)
Jerry Naylor(バック・ヴォーカル)
当時のThe Cricketsのヴォーカリスト
Buzz Cason(バック・ヴォーカル)

CD:[試聴] [amazon] [HMV]
The Night Has a Thousand Eyes/Bobby Vee Meets the Cricketsなお、現在流通しているCDはボビー・ヴィーの'63年のアルバム『The Night Has a Thousand Eyes』と2in1化されているので、紹介するCDは『The Night Has a Thousand Eyes/Bobby Vee Meets the Crickets』となります。しかも2曲のボーナス・トラックを加えた全26曲を収録。
まず、クリケッツと共演した『Bobby Vee Meets the Crickets』ですが、ボビー・ヴィーの最大のアイドルであるバディ・ホリーの曲や'50年代、'60年代のロックンロール・ナンバーを多く取り上げたアルバムで、オリジナル曲共々バディ・ホリーの影響を全面的にたたえた作品となっています。さらに、バディ・ホリーのヴォーカル・テクニックに色濃く影響を受けているものの、そこに自身の持ち味である軽快さや爽やかなポップ感覚をブレンドさせた、ボビー・ヴィー独自のスタイルで演じているのが魅力的。
一方『The Night Has a Thousand Eyes』は基本的に従来の“ポップンロール”路線を踏襲しており、やはりボビー・ヴィーの成功を支えた名ソングライター・チーム、Carole KingGerry Goffinの作品を多く取り上げたアルバムとなっています。こちらは良質なポップ・ソングにバディ・ホリー譲りのロックンロール・スピリットを反映させたボビー・ヴィー・スタイルそのものといった感じ。

(収録曲目)
01~12:『The Night Has a Thousand Eyes』
13~24:『Bobby Vee Meets the Crickets』
25~26:ボーナス・トラック

01 Go Away Little Girl
Gerry GoffinとCarole KingのペンによるSteve Lawrenceのヒット曲('62年全米1位)を溌剌と歌ってカヴァーしたもの。また、この曲は'71年にDonny Osmondがポップに歌ってリヴァイヴァル・ヒット(全米1位)させています(個人的にはDonny Osmond盤が一番好み)。
02 It Might as Well Rain Until September
Gerry GoffinとCarole KingがBobby Veeのために書いたと言うだけあって、同じく彼らがBobby Veeに提供した「Take Good Care of My Baby」('61年1位)同様弾むようなメロディの名作Popsとなっています。なおこの曲はBobby Veeのレコーディングが遅れたため、Aldon MusicのDon Kirshnerが'62年6月に設立したDimension Records(及びCompanion Records)の第1弾として、Bobby Veeのためのデモ録音をそのまま発売した作者のCarole King盤が最初に世に出ます('62年全米22位)。そしてそのレコードは記念すべきCarole Kingの歌手としての初ヒット。ちなみにDimension RecordsはLittle EvaやThe Cookies等を擁してGoffin & King作品のGirl Popsを量産したレーベルで、Phil SpectorのPhilles RecordsやJerry LeiberとMike StollerのRed Bird Recordsと並び称される'60年代のガール・グループ・サウンド三大レーベルの1つとして知られています。
03 It Couldn't Happen to a Nicer Guy
Bobby Veeの1人2重唱も美しく決まった良質のバラード曲。  
04 Theme for a Dream
Cliff Richard & The Shadowsの'61年全英3位曲をカヴァーしたもの。
05 Silent Partner
Bobby Vee自作のナンバー。
06 The Night Has a Thousand Eyes('62年全米3位)
The Crickets等と一緒に出演した'63年の英国映画、『Just for Fun』の中でも歌われたBobby Veeの代表的ヒット曲の1つ。テンポよく爽やかに流れるメロディに絡むBobby Veeのピリッとした歌唱が素晴らしく、特にサビ部分のスリリングな展開が鳥肌ものの傑作Pops。
07 You Won't Forget Me
当時レーベル・メイトだったJackie DeShannonの'62年盤をテンポ・アップしてリズミカルに歌った名カヴァー。
08 Anonymous Phone Call('62年全米110位)
「The Night Has a Thousand Eyes」のB面で発表されたBurt BacharachとHal Davidのペンによるワルツ調Pops。
09 If She Were My Girl
Bobby Vee節が存分に発揮されたGerry GoffinとCarole King作の明るいPopsナンバー。
10 Lover's Goodbye
ソフトに歌ったBobby Veeの歌唱が好印象の自作曲。
11 Dry Your Eyes
これまたBobby Veeの自作曲で、The Tokensが'61年に発表した甘酸っぱいDoo Wopナンバーとは同名異曲。
12 What About Me
Buddy Holly譲りの絶妙に強弱をつけた歌唱が心地いい活気に満ちたPopsナンバー(Goffin & King作品)。
13 Peggy Sue
言わずと知れたR&Rの大名曲、Buddy Hollyの'57年全米3位曲のカヴァー。Buddy Hollyフォロワーは数多く存在すれど、ヒーカップ唱法を含むBuddy Hollyのヴォーカル・テクニックを駆使したBobby Veeのイミテイトぶりはやはりトップ・クラス。またこの曲は、John Lennonが'75年のアルバム『ロックンロール』の中で絶品カヴァーを披露しています。
14 Bo Diddley       
Bobby VeeがPopな感覚も加味して歌った良質なR&Rカヴァー。オリジナルはもちろんBo Diddleyの'55年R&B1位曲ですが、この曲もBuddy Hollyゆかりの曲で実際'56年12月から翌年2月にかけて行なわれたセッションで録音しています(彼の死後'63年にシングル発売され全米116位を記録)。
15 Someday('62年全米99位)
Ray Sharpeの「Linda Lu」('59年全米46位)にBuddy Hollyの「That'll Be the Day」('57年全米1位)を混ぜ合わせた様なカッコいいオリジナルR&Rで、Bobby Veeのヒーカップ唱法もバッチリ決まった60's R&Rの知られざる傑作曲。なお、「Punish Her」('62年全米20位)のB面としてシングル・カットされたこの曲は、スウェーデンのDoo Wop系Oldies Revivalグループ、The Boppersが'82年のアルバム『High Fidelity』でカヴァーしています。
16 Well...All Right
Buddy Hollyが「Heartbeat」('58年全米82位)のB面で発表した曲を取り上げた渋いカヴァー。
17 I Gotta Know
オリジナルはElvis Presleyの'60年のNo.1ヒット「Are You Lonesome Tonight?」のB面曲(全米20位)ですが、ここではElvis Presleyの優雅な歌唱とは対照的にテンポ・アップしたリズムに乗って軽快に歌っています(どちらも名作)。
18 Lookin' for Love
Bobby Veeの熱唱が光るRoy OrbisonとJoe Melsonの共作曲。後付けながらBuddy Hollyにも関連する曲で、彼の死後リード・ヴォーカルとしてThe Cricketsに加入したEarl Sinks(「Looking for Love」)が'63年に、Buddy HollyあるいはBobby Vee風の唱法も得意とした、「Torture」('62年全米20位)の一発ヒットで知られるKris Jensenが'64年にそれぞれカヴァーしています(後者はBobby Veeの歌い方に激似)。
訂正:Earl SinksがThe Cricketsに加入したのはまだBuddy Holly存命中の事でした。なので、Buddy Hollyの死後ではなくThe Crickets脱退後になります(2008.1.27)。
19 Sweet Little Sixteen
Chuck BerryのR&Rクラシック('58年全米2位)をやはりBuddy Holly風に歌ったユニークなカヴァー。
20 When You're in Love
極上のBuddy Hollyサウンドを'60年代に再現したのがJerry AllisonとSonny Curtisが書いたこの曲。Bobby Veeの歌唱法はもとより、随所に散りばめられたBuddy Hollyの影響が何とも魅力的な傑作曲。なお、この曲はタイトルが似ていますが、Bobby Veeがアルバム『Take Good Care of My Baby』('61年)の中でカヴァーしたThe Cricketsの「So You're in Love」(未発表)とは別曲です。
21 Lucille
Little Richardの'57年全米21位曲を'60年代風にスマートにカヴァーしたもの。
22 Girl of My Best Friend
オリジナルはElvis Presley除隊後初のアルバム『Elvis is Back!』('60年)収録曲(「The Girl of My Best Friend」)で、Elvis Presleyのソックリさんとして売り出したRal Donner(Ral Donner & The Starfires)が'61年にカヴァー・ヒット(全米19位)させた事でも知られる名曲を取り上げたもの。元々曲自体が良いのですが、Bobby Vee盤は絶妙のタイミングでオリジナルにないヒーカップ唱法を披露しており、完全に自分のものにした様な完成度の高さを誇っています(傑作カヴァー)。
23 Little Queenie
Chuck Berryの「Almost Grown」('59年全米32位)のB面曲(全米80位)をカヴァーしたもの。
24 The Girl Can't Help It
傑作R&R映画『女はそれを我慢できない』(原題『The Girl Can't Help It』)の主題歌として知られるLittle Richardの曲('56年全米49位)を抜群のノリでカヴァーしたもの。
25 No One Knows
『Bobby Vee Meets the Crickets』のセッション時に録音されたDion & The Belmontsの'58年全米19位曲のカヴァー。
26 Gotta Travel On  
トラディショナル「Done Laid Around」を基にPaul Claytonが作った、Billy Grammerの'58年全米4位曲をカヴァーしたもの。


※ iTunes Storeボビー・ヴィーの曲をダウンロードする場合はこちらでどうぞ(試聴可)。1曲から購入できます。iTunes(無料)がインストールされていない場合は、アプリケーションのダウンロード・ページが開きます。
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