2007年11月

ここでは[2007年11月] の記事を紹介しています。
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祝!5千アクセス達成(^^)v

■ 当ブログもおかげさまで5月にブログを開始してから延べ5千人の方に訪問いただきました(感謝)。まあ、5千アクセスと言っても人気のサイトから見れば全然たいした数字じゃないとは思うんですが、個人的にちょっとしたよろこびを感じたもので...

という事で、5千アクセス達成を記念して!?何か今までと変わったことをやってみようと思いまして、今回初めてオールディーズに関する投票を実施したいと思います。まずは1回目という事で月並みかもしれませんが、'50年代から'60年代前半の音楽スタイルの中でどんなジャンルが好きかという質問を設定してみました。
よろしければ是非投票に参加してみて下さい。投票場所は左メニューの上の方にあります。

投票期間は本日から1ヶ月間(12月28日まで)とし、最終結果は1ヵ月後に当ブログで発表します(投票結果は誰でも随時見れるようにしていますが)。また、投票結果については今後のブログ・コンテンツにもできるだけ反映させていこうと考えています。さらに第1回目の投票が盛況であれば、質問を変えて第2回目のオールディーズ関連の投票も実施したいと思っています。

これからもさらにコンテンツを充実させていきますので、今後も引き続き当ブログをよろしくお願いします<(_ _)>。
あと、各記事に関するコメント等もお気軽にどうぞ。

■ 今回はオールディーズ投票実施のお知らせだったんですが、いつもの様にYouTube動画も紹介しておきます。今回はアーティスト紹介の記事ではないので何の映像にするか迷う所ですが、独断により私が最近見た中で最もシビレた映像にします。

その映像というのはネオ・ロカビリーの王者、ストレイ・キャッツの'81年4月のライヴ映像で、あまり見かけない「Pretty Pretty Baby」のカヴァー演奏の映像です。
ご存知の方も多いと思いますが、「Pretty Pretty Baby」というのはGene Vincentが2ndアルバム『Gene Vincent & The Blue Caps』('57年)の中で歌った曲で、The Blue Capsの初代リード・ギタリストCliff Gallupのクールなギターが印象的な傑作ナンバーです。
ストレイ・キャッツとしては正規のスタジオ録音は残していませんが、初期の頃からライヴ・レパートリーだった様でThe Tomcatsストレイ・キャッツの前身)時代のライヴ盤にも収録されていました。ただここではジーン・ヴィンセント盤やトムキャッツ盤よりもかなりテンポ・アップしたラフな演奏ですこぶるエキサイティングです。

いつも思う事ですが、この頃のブライアン・セッツァーリー・ロッカーは今と違ってガリガリですよね。

それでは、ストレイ・キャッツの「Pretty Pretty Baby」をご覧下さい。

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Chubby Checker 『The Best of Chubby Checker』 ♪本文末に関連動画有

■ 今回は、'60年代初頭に世界中でツイスト・ブームを巻き起こしたツイストの王者、Chubby Checkerを紹介したいと思います。
ほとんどの方がご存知だと思いますが、念のため言っておくとツイストというのはダンスの名称です。日本でも皮ジャンにリーゼントといったスタイルの50's系ロックンローラー(ローラー)が腰をくねらせて踊っているあの踊りのこと。チャビー・チェッカーの代表曲「The Twist」がビルボード・チャートで2度も1位に輝いたこともありチャビー・チェッカーツイストとなる訳ですが、彼はツイストを手始めに“ポニー”、“フライ”、“ポパイ”等々、ダンス名をタイトルに織り込んだ多くのヒットを放っているので、もしかしたらダンス・ヒットの王者と言えるのかもしれません。

'60年代初頭、ツイストに始まるダンス・ヒットの発信拠点として名をはせたのがフィラデルフィアのレーベルCameo/Parkway Recordsでした。The DovellsThe OrlonsDee Dee Sharpらの活躍によってカメオ/パークウェイは黄金時代を迎える訳ですが、彼らの先頭に立って'60年代初頭のダンス・クレイズを盛り上げたカメオ/パークウェイのトップ・スターこそ、今回紹介するチャビー・チェッカーだったのです。
ちなみにCameo Recordsは'56年にBernie LoweKal Mannが設立したレーベルで、レーベル初のヒットとなったCharlie Gracieの「Butterfly」('57年全米1位)で一躍その名を知られる様になりました。Parkway Recordsはその後'58年に設立されたカメオの系列レーベル。

チャビー・チェッカーのプロフィール等は後述するとして、まずCDを紹介しておきます。

CD:[試聴/Tower Records] [amazon]
The Best of Chubby Checker: Cameo Parkway 1959-1963チャビー・チェッカーのCDはやはり『The Best of Chubby Checker: Cameo Parkway 1959-1963』が1番でしょう。
タイトル通り彼の全盛時代だった'59年から'63年までのカメオ/パークウェイ音源が全24曲収録。内容的に見ても全米チャート入りしたダンス・ヒットがほぼ全て収録されているので、'60年代初期のダンス・グルーヴを存分に体感できます。
チャビー・チェッカーと言えば躍動感あふれるダンス・ナンバーが真骨頂なので当然本盤収録曲もそれらがほとんどなんですが、その他にも「おやっ」と思わせる様なフォーク・ロック風の曲やサーフィン・ミュージックもあったりして楽しいサプライズにも遭遇できます。
また、一口にダンス・ナンバーと言っても様々なタイプがあるのはもちろん、当初のロックンロール色が強い曲から'60年代中盤間近に発表されたややソウル色を感じさせる曲への微妙な変化も見られます。豪快なロックンロール調ダンス・ヒットで一世を風靡したチャビー・チェッカーと言えども黒人音楽自体の変貌という大きな流れには逆らえなかったんですね。

何はともあれ、自然と体が動き出してしまいそうなチャビー・チェッカーのノリノリ・ダンス・ナンバーは全ての音楽ファンにおすすめです。

(収録曲目)
01 Dancin' Party('62年全米12位)
タイトルに固有のダンス名を冠していないものの、キャッチーなメロディーの極上ダンス・ナンバーに仕上がっています。
02 The Twist('60年全米1位、R&B2位)
Chubby CheckerがHank Ballard & The Midnightersの'59年R&B16位('60年R&B6位)曲をカヴァーした4thシングルで、その後全世界にツイスト旋風を巻き起こしたR&R史上最強のダンス・ヒット。今やChubby Checkerの代名詞的ナンバーとなったこの曲は、'62年にも再度全米1位(R&B4位)を記録してツイスト・ブームを決定的なものにしています。余談ですが、この曲を始めChubby Checkerの一連のヒット曲でバック・コーラスを担当しているのは、名バラード「When We Get Married」('61年全米10位)のヒットで知られる同郷フィラデルフィアのDoo WopグループThe Dreamloversです。
03 Toot('60年)
『タモリ倶楽部』でおなじみ、The Royal Teensの「Short Shorts」('58年全米3位)にそっくりなメロディのダンス・チューン(「The Twist」のB面)。
04 The Class('59年全米38位)
Chubby Checkerの記念すべきのデビュー曲で、Fats DominoやElvis Presley等の物まねを交えて歌った楽しいノベルティ・ソング。
05 Twistin' U.S.A.('61年全米68位)
この曲は全米中がツイストに熱狂している様が目に浮ぶ様な痛快ツイスト・ナンバーで、元々1stアルバム『Twist with Chubby Checker』('60年)に収録されていた曲を'61年盤「The Twist」のB面でシングル・カットしたもの。また、同郷フィラデルフィアのDanny & The JuniorsがChubby Checkerのバッキング・トラックをそのまま使ってカヴァーし、Chubby Checkerがシングル発売する以前にヒットさせた曲でもあります('60年全米27位)。さらに、日本のDoo Wopグループ、シャネルズも'82年のアルバム『ダンス!ダンス!ダンス!』の中で名カヴァーを披露しています。
06 The Hucklebuck('60年全米14位、R&B15位)
Paul Williamsが'48年にR&B1位を記録したインスト曲のダンス・ナンバーを'60年当時のダンス・グルーヴでリメイクした絶品カヴァー。原曲をかなりテンポ・アップしていて、ちょっと聴いただけでは同じ曲と分からない位抜群のノリで迫ってきます。
07 Whole Lotta Shakin' Going On('60年全米42位)
「The Hucklebuck」のB面で発表されたJerry Lee Lewisのヒット曲('57年全米3位)のカヴァーで、何とビックリ!ツイスト・ナンバーとしてリメイクしています(オリジナルは'54年のThe Commodores盤)。 しかもしっかりとツイストを踊れそうな曲になっているのは凄い!
08 Pony Time('61年全米1位、R&B1位)
「The Twist」と同様に、Chubby Checkerが他人の曲をカヴァーしてご本家以上に大ヒットさせたのがこの曲。新種のダンス・ステップ“Pony”をテーマに作者のDon CovayがThe Goodtimers名義で同年全米60位を記録した曲がオリジナルですが、Chubby Checkerはまるで自身のオリジナル曲であるかの様に堂々たる歌いっぷりを披露しています。ちなみにDon Covayはこの曲が縁で?'62年にCameoと契約し、ダンス・ステップ“Popeye”を取り上げた「The Popeye Waddle」('62年全米75位)をヒットさせています。
09 Dance the Mess Around('61年全米24位)
10 Good, Good Lovin'('61年全米43位)
「Dance the Mess Around」のカップリング曲で、Soul界の王者James Brownの'59年盤をカヴァーしたもの。先の「Pony Time」にも言える事ですが、Chubby Checker盤はオリジナルをほぼ忠実にカヴァーしていてもSoulと言うよりどこかしらR&R的な肌触りを感じさせるんですよね。
11 Let's Twist Again('61年全米8位、R&B26位)
'60年に全米中を熱狂させた爆発的ヒット曲「The Twist」は、'62年の2度目のヒットで世界規模のツイスト・ブームを巻き起こす訳ですが、その演出に少なからず貢献したと思えるのがこの曲。このダイナミックなツイスト・ナンバーの中でChubby Checkerが“去年の夏みたいにもう1度ツイストを踊ろう”と何かのスローガンの様に繰り返し歌っているんですよね。この呼びかけが奏功したのか、実際にもう1度ツイスト・ブームが巻き起こるんですから歌ってみるものです(笑)。そう言えばこの傑作曲もシャネルズがライヴ・アルバム『ライブ・アット・ウイスキー・ア・ゴー・ゴー』('81年)でかなり黒っぽくカヴァーしていました。
12 The Fly('61年全米7位、R&B11位)
“Fly”というダンス・ステップをタイトルに冠したダンス・ナンバー。
13 Slow Twistin'('62年全米3位、R&B3位)
当時バック・コーラス歌手だった15歳のDee Dee Sharpとのデュエットによる、曲名通りのスローなツイスト・ナンバー。この曲のヒットにより、Dee Dee SharpはCameoからやはり“Mashed Potato”なるダンスをテーマにした「Mashed Potato Time」('62年全米2位)でソロ・デビューするチャンスを与えられます。
14 Popeye(The Hitchhiker)('62年全米10位、R&B13位)
タイトルになっている“Popeye”と言うダンスは、Huey Smith & His Clownsが発表した「Pop-Eye」('62年全米51位)に端を発するニュー・オーリンズ生まれのスタイルで、Chubby Checkerがこのダンスを取り上げたオリジナル曲をヒットさせた事で全国的に有名になっています。それにしてもこの時期は次から次に新しいダンスが出てきますよね。踊り方が異なるのは当然ですが曲調もそれぞれ微妙に違うし...
15 Limbo Rock('62年全米2位、R&B3位)
最近でもテレビ等で目にする事があるリンボー・ダンスをテーマにした親しみやすいラテン調メロディーの好曲で、「Tequila」('58年全米1位)のヒットで有名なThe Champsが'61年に全米40位を記録したインスト曲をカヴァーしたもの(Chubby Checker盤は歌入り)。
16 Let's Limbo Some More('63年全米20位、R&B16位)
前曲のヒットで味をしめたのか、今度はオリジナルのリンボー・ナンバーを発表。この曲もまた南国リゾート気分を味わえる良質のPopsとなっています。
17 Hooka Tooka('63年全米17位、R&B20位)
ツイストの王者Chubby Checkerがダンス・ナンバーやR&Rではなく、何とフォーク・ソングに挑んだのが「Loddy Lo」とのカップリングで発表されたこの曲。元ネタはトラディショナルで同年フォーク歌手のJudy Henskeが歌ったヴァージョンをカヴァー(かすかにR&R調)したと思われますが、なかなかどうして、ほのぼのとした曲も心地いいものです。
18 Loddy Lo('63年全米12位、R&B4位)
ダンス・ナンバーの合間に密かにヒットさせたフォークやC&Wの影響を受けた様なR&R。
19 Hey, Bobba Needle('64年全米23位、R&B5位)
20 Birdland('63年全米12位、R&B18位)
この曲は先に触れたHuey Smithのニュー・オーリンズ産R&Bダンス・ナンバー「We Like Birdland」('58年)のカヴァーですが、'63年という時代性のためかChubby CheckerにしてはファンキーなSoulっぽいサウンドになっています。
21 Surf Party('63年全米55位)
ダンス・ナンバーからフォーク・ロックにノヴェルティ・ソングまで、何でも屋さんのChubby Checkerがここで挑んだのは当時隆盛を極めたサーフィン・ミュージック。ただ、それっぽい雰囲気はあるものの完全にサーフィン・ミュージックになりきっていないのはご愛嬌。
22 Twist It Up('63年全米25位)
「Surf Party」のB面曲。
23 Twistin' Round the World('62年『Twistin' Round the World』)
上記同名アルバムに収録されていた「Twistin' U.S.A.」の仏語ヴァージョン。
24 Jingle Bell Rock('61年全米21位)
レーベル・メイトBobby Rydellとのデュエットで、Bobby Helmsが'57年に全米6位を記録した定番クリスマス・ソングをカヴァーしたもの。


※ iTunes Storeチャビー・チェッカーの曲をダウンロードする場合はこちらでどうぞ(試聴可)。1曲から購入できます。iTunes(無料)がインストールされていない場合は、アプリケーションのダウンロード・ページが開きます。
[世界を席巻したツイストの王者、Chubby Checker]の続きを読む


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Dion 『The Very Best of Dion & The Belmonts』 ♪本文末に関連動画有

■ 今回は、'50年代末にDion & The Belmontsのリード・ヴォーカルとしてホワイト・ドゥー・ワップ・ブームを築き、またソロ転向後は持ち前のソウルフルな歌声でファンキーなロックンロール・ヒットを連発した偉大なヴォーカリスト、DionことDion DiMucciを紹介したいと思います。

'50年代型の荒削りなロックンロールが後退し、マイルドな肌触りのポップスが主流となっていた'60年前後の音楽シーンにおいて、'60年代型ロックンロールとも言うべきドライヴ感あふれるヒットで人気を博したディオンは同時代の他のアイドル歌手とは一線を画す存在でした。ドゥー・ワップやR&B、ブルースといった黒人音楽のエッセンスを地元ブロンクスで磨かれた独自のストリート感覚で再構築したそのヒップなスタイルは今聴いてもなお刺激的です。

ディオンのプロフィールは後述するとして、まずはCDを紹介しておきます。

CD:[試聴] [amazonThe Very Best of Dion & The Belmonts]
The Very Best Of...Dion & The Belmontsディオンの場合、ディオン&ベルモンツ時代を含む全盛期のオリジナル・アルバムもほぼ2in1CD化されているのでオリジナル・アルバムを揃えるのも一法ですが、今回は入門盤としてベスト盤CD『The Very Best of Dion & The BelmontsThe Very Best of Dion & The Belmonts』を紹介します。
内容は、ディオンがその全盛時代に在籍していたLaurie Records時代の音源で、シングル両面を基本とした'58年から'62年までの全30曲が収録されています。現在入手しやすいディオンのベスト盤の中では、ディオン&ベルモンツ及びソロとして'60年代前半までに全米トップ100に入ったLaurie盤シングルが全て収録されている本作が入門用として最適でしょう。

ディオン&ベルモンツ時代の典型的なアップ・テンポのホワイト・ドゥー・ワップやこの上なく美しいコーラスで迫るドゥー・ワップ・バラード、ソロになって一瞬だけ聴かせた良質のティーン・ポップ、そしてディオンの真骨頂といえるドゥー・ワップ・スタイルのファンキーなロックンロール・ナンバー等々、全盛時代のディオンの多岐にわたる魅力を全て満喫できます。

本盤はドゥー・ワップ・ファンやオールディーズ・ポップスのファンだけでなく、黒人系ロックンロールが好きな人にもぜひおすすめです。

(収録曲目)
※ 1~12曲目まではDion & The Belmontsによるものです。
01 A Teenager In Love('59年全米5位)
前年の活躍を引き継ぐ形で'59年に入って初めて放った幸先いいヒット曲で、初のTop10入りを果たしDion & The Belmontsの人気を決定付けた代表作。10代の切ない心情を甘いメロディーと張りのあるDionのヴォーカル、そしてタイトでスムーズなThe Belmontsのコーラスで表現してみせた甘美なWhite Doo Wop。Dion & The Belmontsにとって唯一の英国ヒット(全英28位)となったこの曲は、同年Dickie Valentine、Marty Wilde(全英2位)、Craig Douglas(全英13位)ら英国人歌手3人によるカヴァー盤を生んでいます。ちなみにこの曲は、元々Laurieのレーベル・メイトThe MysticsのためにDoc PomusとMort Shumanが書いたものだったんですが、会社の判断で当時勢いに乗っていたDion & The Belmontsにレコーディングさせたいわくつきの曲でした。ただ、その代わりにThe MysticsDoc PomusとMort Shumanから「Hushabye」('59年全米20位)を提供されています。
02 I Wonder Why('58年全米22位)
今や多くのDoo Wopグループにカヴァーされてスタンダード化した感のある、Dion & The BelmontsのLaurieからの第1弾。彼らの曲の中でも特にDoo Wop色の強いこのアップ・テンポ曲では、Carlo Mastrangeloのナンセンス・シラブルや4声を順に重ねていく部分等、コーラス・ワークが聴き所でしょう。もちろんDionの瑞々しい歌唱も魅力的。
03 Where Or When('59年全米3位)
Richard RodgersとLorenz Hartがミュージカル『Babes in Arms』('37年)用に書いた曲を目眩がするほど美しいハーモニーでカヴァーしたDion & The Belmonts最大のヒット曲。
04 Every Little Thing I Do('59年全米48位)
どういう訳かDionがThe ImperialsのLittle Anthonyにも通ずる様な子供っぽい歌い方で歌ったPopなナンバー。なお、このシングルからAngelo D'Aleoが徴兵でグループを抜けたため、Dion & The Belmontsは3人編成になっています。
05 A Lover's Prayer('59年全米73位)
「Every Little Thing I Do」のB面曲。
06 I Can't Go On (Rosalie)('58年)
Fats Dominoの曲('55年R&B6位)をDoo Wop調でカヴァーした「No One Knows」のB面曲。
07 No One Knows('58年全米19位)
Ken HechtとErnie Marescaのペンによる作品で、同年すかさずMarty Wildeにカヴァーされた悲しげな曲。なお、Ernie Marescaは「Barbara Ann」('61年全米13位)のヒットで知られるWhite Doo WopグループThe Regentsのオリジナル・メンバー(「Barbara Ann」録音後'58年脱退)だった人物で、ソングライターとしてDion以外にも多くのアーティストに曲を提供する傍ら、自身でも「Shout Shout (Knock Yourself Out)」('62年全米6位)をヒットさせています。
08 That's My Desire('59年)
「Where Or When」のB面で発表されたスタンダード曲('31年作)のカヴァーなんですが、A面に勝るとも劣らない美しいハーモニーを聴かせています(特にファルセットが絶品)。この曲は50'sロッカーのEddie Cochran('56年録音)やBuddy Holly('58年録音)も当時未発表ながらカヴァーしていますが、Doo Wopグループにも人気だった様で、Dion & The Belmonts以外にThe Channels('57年)、The Flamingos('53年)、Yvonne Baker & The Sensations('62年全米69位)等多くのグループがカヴァーしています。そして山下達郎も『On the Street Corner』('80年)で1人Doo Wopカヴァーを披露していました。
09 Don't Pity Me('58年全米40位)
Dionのやるせない歌唱が印象的なこの曲もまた、Marty Wildeが1stアルバム『Wilde About Marty』('59年)の中でカヴァーしています。
10 In The Still Of The Night('60年全米38位)
Oldiesファンに「In The Still Of The Night」と言えば、間違いなく真っ先に頭に浮かぶであろう曲はThe Five Satinsの大傑作バラード('56年全米24位)。Dionがそちらの曲をソロ時代('61年『Runaround Sue』)にカヴァーしているんでややこしいんですが、ここでDion & The Belmontsがカヴァーしたのは、ミュージカル映画『Rosalie』('37年)の中で披露されたCole Porterの作品の方。こちらもアダルトな雰囲気のいい曲です。
11 Wonderful Girl('60年)
で、こちらは「When You Wish Upon A Star」とのカップリングでリリースされた正真正銘The Five Satinsの'56年盤の名カヴァーです。ちなみにこのDion & The Belmontsヴァージョンは、英国のDoo Wop RevivalグループThe Roomatesがアルバム『The Classic Sound Of The Roomates』(2004年)の中で素晴らしいカヴァーを披露しています。
12 When You Wish Upon A Star('60年全米30位)
ご存知、'40年にディズニー映画『Pinocchio』の中で披露されて以来多くの人に歌われてきた「星に願いを」のカヴァー。
13 Runaround Sue('61年全米1位)
Dionにとって最大のヒットとなった唯一のNo.1ソングで、Gary U.S. Bondsの「Quarter to Three」('61年全米1位)にインスパイアされたDionとErnie Marescaの共作曲。Dionの最高傑作との呼び声も高いこの曲からバック・コーラスにThe Del-Satinsを従えており、Dionのファンキー・ヴォイスも唸る超アグレッシヴなDoo Wopとなっています。当時の音楽シーンにもかなりのインパクトを与えたと見えて、The Del-Satinsを従えボーイッシュに歌ったLinda Laurieの「Stay at Home Sue」('61年)やゆる~い印象を受けるDanny Jordanの「Runaround Sue's Getting Married」('62年)、そしてウットリするほどキュートに歌ったGinger & The Snapsの「I'm No Runaround」('61年)等多くのアンサー・ソングが生まれています。ちなみにオリジナル盤の邦題「悲しい恋の物語」に対して、Danny Jordan盤は当時日本で「ハッピー・エンド物語」の邦題で発売されていました。また、わが国でも'62年にこの曲をスリー・ファンキーズ(「悲しき恋の物語」)が、B面の「Runaway Girl」を伊東ゆかりが日本語カヴァーしています。
14 Take Good Care Of My Baby('61年『Runaround Sue』)
Oldiesファンにはお馴染みのBobby Veeの大ヒット曲('61年全米1位)をカヴァーしたもの。
15 Lonely Teenager('60年全米12位)
Dionがソロになって最初に発表したPopなシングル曲。
16 Havin' Fun('61年全米42位)
Doc PomusとMort Shuman作のしっとりとした佳曲。
17 Lovers Who Wander('62年全米3位)
「Runaround Sue」と同系統の喧騒感満点の曲で、Dionのパワフルで黒っぽい歌唱が何とも言えません。もちろんDionの専売特許とも言える例のスキャットもカッコよく決まっています。
18 Sandy('63年全米21位)
Dionが既にColumbiaに移籍していたにもかかわらずLaurieからシングル発売された曲。元々は'62年のアルバム『Lovers Who Wander』収録曲で、スキャット満載のPopでカッコいい曲になっています(Dionの自作曲)。
19 Love Came To Me('62年全米10位)
Columbia移籍前のLaurie最後のオリジナル・シングルで、ゆったりとしたミディアム・テンポの中にもファンキーなDion節が光る好曲。
20 Kissin' Game('61年全米82位)
21 The Majestic('61年全米36位)
「Runaround Sue」系統の曲で、「The Wanderer」とのカップリングで発表されたノリのいい曲。
22 Little Miss Blue('60年全米96位)
「Lonely Teenager」のB面曲。
23 (I Was) Born To Cry('62年全米42位)
Dion自身のペンによる「Lovers Who Wander」のB面曲で、怪しげなThe Del-SatinsのコーラスをバックにDionがワイルドに熱唱する知られざる名曲。
24 Lonely World('63年全米101位)
個人的に大好きなDionとErnie Marescaの共作曲で、切ない心情をソウルフルに歌い上げたDionのヴォーカルが鳥肌ものの傑作ナンバー。この曲もColumbia移籍後に'61年のアルバム『Runaround Sue』からシングル・カットされたLaurie盤。
25 Little Diane('62年全米8位)
「The Wanderer」や「(I Was) Born To Cry」と似た雰囲気を持つクールな名曲。何でもこの曲でユニークなアクセントとなっているカズー(楽器)の演奏はDion自身によるものだそうです。
26 Tonight Tonight('62年『Lovers Who Wander』)
Dion & The Belmonts以前に全米チャートに登場('57年全米77位)したWhite Doo Wopグループ、The Mello Kingsが放ったDoo Wop史上に残る傑作バラードをカヴァーしたもの。このカヴァーもDionの歌い回しが絶品なので是非オリジナルと聴き比べて欲しいナンバーです。
27 Come Go With Me('63年全米48位)
続いてこちらもDoo Wopカヴァーで、オリジナルはThe Del Vikingsの'56年全米4位曲。この曲もアルバム『Lovers Who Wander』からColumbiaに移籍後シングル・カットされたLaurie盤。
28 Save The Last Dance For Me('61年『Alone With Dion』)
Doo Wopカヴァー3連発の最後はThe Driftersが'60年に放ったNo.1ソング。
29 Shout('62年『Lovers Who Wander』)
'64年に英国の少女歌手LuluがLulu & The Luvvers名義で全英7位(全米94位)のヒット記録したヴァージョンも有名なこの曲は、The Isley Brothersの'59年全米47位曲がオリジナル。なお、この曲はColumbiaに移籍後に別ヴァージョンでLaurieからシングル発売されています('64年全米108位)。
30 The Wanderer('61年全米2位)
Ernie Marescaのペンによる「Runaround Sue」と並ぶDionの代表曲で、Dion流Soulの極みが味わえる傑作ナンバー。


※ 参考までに現在発売されているLaurie時代のオリジナル・アルバムの2in1CD(オリジナル・アルバム未収録曲入り)を記しておきます。

・『Presenting Dion & the Belmonts/Runaround Sue
ディオン&ベルモンツの1st('59年)とディオンの2nd('61年)の2in1
・『Wish Upon a Star/Alone with Dion
ディオン&ベルモンツの2nd('60年)とディオンの1st('61年)の2in1
・『Lovers Who Wander/So Why Didn't You Do That the First Time?
「Little Diane」を抜いたディオンの3rd('62年)とアウト・テイク集('85年)の2in1
[ファンキーなドゥー・ワップ歌手、Dion DiMucci]の続きを読む


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