Neo Rockabilly

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Buzz & The Flyers 『Buzz & The Flyers』 ♪本文末に記事に関連した動画有

■ 今回は'80年代初頭に巻き起こったネオ・ロカビリー・ブームの勃興期に活躍した、黒人ヴォーカリストBuzz WayneDig Wayne)率いるアメリカの伝説的バンド、Buzz & The Flyersを紹介したいと思います。

Buzz & The Flyersの活動期間は'70年代末から'80年代の初めにかけての僅か4年ほどの短い期間ですが、当時のロカビリー・シーンに与えたインパクトは強烈だった模様で、'80年代に活躍した多くのネオ・ロカビリー・バンドに彼らの影響が見られます。
最も有名なのが、Buzz & The Flyersのオリジナル曲「Go Cat Wild」をThe RockatsがRCA時代のミニ・アルバム『Make That Move』('83年)の中で取り上げたと言う事実でしょう。現在俳優(Dig Wayne)として活動する等、才気あふれるBuzz Wayneの書いたオリジナルのロカビリー・ナンバーは実に魅力的なものでした(ほとんどの曲はMichael Geneとの共作)。他には英国ネオ・ロカビリー界屈指の実力派Restlessが、やはりBuzz & The Flyersの傑作曲「New Girlfriend」をカヴァーしています('91年『#7』)。

また、驚く事に彼らの影響は、かのストレイ・キャッツにまで及んでいるのです。今やストレイ・キャッツの演奏スタイルとして定着したものの1つにSlim Jim Phantomによるスタンディング・ドラムがありますが、そもそもこれはThe Tomcats(ストレイ・キャッツの前身)で当初ドラムを叩いていたGary Setzer(Brian Setzerの弟)が観たBuzz & The Flyersのステージで、ドラマーのRock Rollが立って演奏している姿を目の当たりにして始めたスタイルだそうで、それをトムキャッツの2代目ドラマー、スリム・ジム・ファントムが継承したしたものと思われます。さらに当時ロンドンで行なわれたBuzz & The Flyersのライヴでは、ストレイ・キャッツやThe Polecats等が前座を務めたこともあったとか!!
ん~、Buzz & The Flyersって実に偉大なバンドなんですね~。

Buzz Wayne及びBuzz & The Flyersのプロフィールは後述するとして、まずはCDを紹介しておきます。

CD:[試聴/Tower Records] [amazon]
ダウンロード:[試聴/iTunes Store]
バズ&ザ・フライヤーズバズ&ザ・フライヤーズは、その活動期間中1枚のアルバム『Buzz & The Flyers』('81年)しか残していないので、今回は当然そのアルバムをCD化した『Buzz & The Flyers』を紹介します。
ネオ・ロカビリーの名盤と称される本盤はバズ&ザ・フライヤーズの全音源が収録されたもので、'50年代のカヴァー4曲とオリジナル・ナンバー11曲の全15曲で構成されており、ロカビリー、ロックンロール尽くしの活気に満ちたアルバムとなっています。
なお、同内容の国内盤CD『バズ&ザ・フライヤーズ』も発売されています。

バズ&ザ・フライヤーズの音楽性は、ストレイ・キャッツやThe Polecats、The Blue Cats等のいかにも斬新なネオ・ロカビリーといった感じではなく、どちらかと言うと'50年代のロカビリーやロックンロールのエッセンスを色濃く反映させたサウンドで、黒人特有の抜群のリズム感を持つバズ・ウェインの粘り気あるヴォーカルが、それらのサウンドと一体となって独自の魅力を放っているのが特徴と言えます。やはりロカビリー界では珍しい黒人のリード・ヴォーカルといった強みが最大の武器でしょうか。

今やネオ・ロカビリー・クラシックとなった「Go Cat Wild」をはじめ、バズ&ザ・フライヤーズの名唱名演がたっぷり詰まった本盤は全てのネオ・ロカビリー・ファンにおすすめです。

(収録曲目)

01 Little Pig
Buzz & The FlyersのデビューEP('80年)のA面を飾ったDale Hawkinsの4thシングル('58年)のカヴァー。この曲はThe Polecatsも1stアルバム『Polecats Are Go!』('81年)で取り上げています。
02 You Crazy Gal You
Buzz Wayneのヒーカップ唱法がセクシーなオリジナル曲(デビューEPのB面曲)。
03 Let's Bop
SunのRockabillyシンガーJack Earlsの未発表曲('56年録音)を取り上げたもので、Buzz Wayneの熱の入った歌唱とスピード感が魅力の名カヴァー(デビューEPのB面曲)。この曲もまたThe Polecatsが3rdアルバム『Nine』('92年)でカヴァーしていました。
04 Go Cat Wild
先述の通りThe Rockatsの絶品Neo Rockabillyカヴァーが有名ですが、Buzz Wayneの粘り気のある歌唱が光るオリジナル・ヴァージョンもやはり名作。
05 Dance the Bop
Gene Vincent & His Blue Capsの'57年全米23位曲「Dance to the Bop」のカヴァー。
06 Everybody's Movin'
Glen Glennの名作Rockabilly('58年)を取り上げた名カヴァー。なおこの曲は、Darrel Higham & The Enforcersがアルバム『Unleashed』('99年)でカヴァーしており、この曲をライヴで取り上げていたストレイ・キャッツのオリジナル曲「Everybody Needs Rock'n'Roll」('89年『Blast Off』)の元ネタでもあります。
07 My Baby Can't Be Satisfied
Buzz WayneとMichael Geneのペンによるミディアム・テンポの渋いナンバー。ちなみにこの曲以降は全てBuzz WayneとMichael Geneの共作曲です。
08 Every Walk of Life
Buzz Wayneのヒーカップ唱法が入ったR&Rナンバー。
09 New Girlfriend
「Go Cat Wild」と並ぶ本盤のハイライトと言えそうなのが、スラッピング・ベースが鳴り響くこの傑作Rockabilly。先に触れたRestlessのカヴァーも大絶品!
10 More Like Love
トリッキーなメロディーが印象深いRockin'ナンバー。
11 Boomerang
スラッピング・ベースも心地いい典型的なRockabillyビートによる隠れた名曲。
12 Kiss the Girls
ブルージーなRockabillyナンバー。
13 When I Start Lovin' You
ストレートなR&Rといった感じの好曲。
14 Is It Cool?
Buzz Wayneが熱唱したスピード感あふれるRockabillyナンバー。
15 Sweet Lies
個人的に気に入っているキャッチーなメロディーの絶品Rockabilly。
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Robert Gordon 『Robert Gordon Is Red Hot』 ♪本文末に関連動画有

■ 今回はアメリカにおいてロカビリーがすっかりアンダーグラウンドな音楽になっていた'70年代後半、突如パンク・シーンから登場してロカビリー・リヴァイヴァルの旗手となり、その後のネオ・ロカビリー・アーティストに絶大な影響を及ぼしたロカビリー・シンガー、Robert Gordonを紹介したいと思います。

'80年代のネオ・ロカビリー・ブームの盛り上がりやストレイ・キャッツ登場以前に本格的にロカビリーを取り上げただけでなく、'50年代以来約20年ぶりに全米レヴェルでロカビリーをヒットさせたロバート・ゴードンの功績はあまりにも大いものがあります。ロバート・ゴードンは決してネオ・ロカビリー・ブームのヒーローではありませんが、ネオ・ロカビリーの歴史を紐解く時には間違いなく真っ先に語られるべきアーティストと言えるでしょう。

ロバート・ゴードンのプロフィールは後述するとして、まずはCDを紹介しておきます。

CD:[試聴] [amazon]
Robert Gordon Is Red Hotその偉大さに加えて現在も活動を続けているという事もあり、ロバート・ゴードンに関してはかなり豊富にCDがリリースされています。その中でもまずは'77年から'81年までの全盛時代の音源である事、そしてロバート・ゴードンに興味を持ちそれら全盛時代の音源を集めようとした時に無駄なく集められるかという事を考慮すると、やはりベア・ファミリーから出されている一連のシリーズがベストでしょう。
という事で今回はロバート・ゴードンの全盛時代のベスト盤第1集的な『Robert Gordon Is Red Hot』を紹介します。
内容は、Private Stockでの'77年の1stアルバムから'81年のRCAでのラスト・アルバムまで全盛時代の5枚のアルバムから満遍なく選曲された22曲に加えて、'82年のシングル「Something's Gonna Happen」と2曲のライヴ音源('79年)からなる全25曲。ロバート・ゴードン入門盤としては申し分ありません。曲自体はそもそもオリジナル・アルバムのほとんどが'50年代のロカビリーやロックンロールのカヴァーで占められていたので、本作ももちろんそれらの絶品カヴァーが目白押しです。
なおロバート・ゴードンの'77年から'81年までのスタジオ音源は、この『Robert Gordon Is Red Hot』とその続編『Black Slacks』、そして完結編『The Lost Album Plus』の3枚で全て揃います。ちなみに完結編には、当時お蔵入りとなった幻のRCA3回目のセッションの音源(発売されていればRCAでの3rdアルバム)も収録されています。

ロバート・ゴードンの魅力は、まずElvis Presleyを彷彿とさせる硬派でリッチなバリトン・ヴォイスにあると言えるでしょう。時にワイルドに、時にセクシーに、またある時は優しくと変幻自在の魅惑の歌唱は天下一品です。ネオ・ロカビリー系の歌手の中でも歌の上手さはトップ・クラスではないでしょうか。低めの声質もあって大人っぽい雰囲気を醸し出すロバート・ゴードンのロカビリーは渋ささえ感じさせます。
もう一つの魅力であるロバート・ゴードンのホットなロカビリー・サウンドについては、彼を支えた歴代の偉大な3人のギタリスト抜きには語れません。まず、初代リード・ギタリストを務めてPrivate Stockの1stアルバム『Robert Gordon with Link Wray』と2ndアルバム『Fresh Fish Special』に参加したLink Wrayリンク・レイは'50年代から「Rumble」('58年全米16位)等のギター・インストでヒットを飛ばしていた伝説のギタリストで、ロバート・ゴードンとのコンビでも思いっきり狂暴なギターを聴かせています。
'78年6月にリンク・レイが脱退した後、2代目のリード・ギタリストとなったのが名うてのセッション・ギタリストChris Speddingで、RCAの1stアルバム『Rock Billy Boogie』と2ndアルバム『Bad Boy』に参加します(幻のRCA3回目のセッションも)。ここでのクリス・スペディングのギターはニュー・ウェイヴ色が強く、ファズがかった音色が特徴のアグレッシヴなものとなっており、それがロバート・ゴードンのロカビリーを新時代のものに昇華させている様に思われます。
'80年に脱退したクリス・スペディングに代わって3代目のリード・ギタリストを務めたのが、ジャズやブルース等にも精通するギターの達人、"The Humbler"ことDanny Gattonでした。ダニー・ガットンがリード・ギターで参加した作品はRCAでのラスト・アルバム『Are You Gonna Be the One』のみ。このアルバムではギターを派手にフィーチャーする様な曲が少なかったため、ラスト・アルバム発表後の全米ツアーでみせたロカビリー・ギターの達人ぶりを存分に発揮できなかった感はありますが、それでもルーツ・ミュージックに根ざした魅力的なギターを聴かせています。

ロカビリー街道一直線のクールなロッキン・ダディ、ロバート・ゴードンが全盛時代に演じた傑作ロカビリーは全てのロカビリー・ファンに大推薦です。

(収録曲目)
※ ()内は発売年、チャート及び収録オリジナル・アルバム
01 Red Hot('77年全米83位、『Robert Gordon with Link Wray』)
Sunの絶叫ロッカーBilly Lee Rileyの'57年の傑作Rockin'ナンバーをカヴァーしたRobert GordonのPrivate Stockでの1stシングル。米国でRockabilly復活ののろしを上げたこの曲では、Robert Gordonのオリジナルを意識したワイルドなダミ声唱法がバッチリ決まっています。
02 The Fool('77年『Robert Gordon with Link Wray』)
渋めのロックンローラーSanford Clarkの'56年全米7位曲をカヴァーしたものですが、何よりもLink Wrayのワイルドなギターが白眉。
03 I Sure Miss You(同上)
Robert Gordonが色気たっぷりに歌ったロッカバラードで、オリジナルはGene Vincentが2ndアルバム『Gene Vincent & The Blue Caps』('57年)で披露した大名曲。
04 Flyin' Saucers Rock & Roll(同上)
これまたBilly Lee Rileyの'57年の傑作Rockin'ナンバーですが、ここでのカヴァーも絶品で、Robert Gordonのワイルド・ヴォイス、Link Wrayの超攻撃的なギターは唯一無二。
05 The Way I Walk('78年『Fresh Fish Special』)
Link Wrayのパワフルなギターが新しい時代のサウンドを印象付ける、Jack Scottの'59年全米35位曲の絶品カヴァー。ちなみにこの曲ではバック・コーラスにThe Jordanairesが参加しており、Jack Scottっぽく低めのバリトン・ヴォイスで熱唱するRobert Gordonを見事に盛り立てています。
06 Lonesome Train (On a Lonesome Track) (同上)
Johnny Burnette Trio('56年『The Rock'n'Roll Trio』)のカヴァー。
07 I Want to Be Free(同上)
Robert Gordon最大のアイドルElvis Presleyの主演映画『監獄ロック』('57年)挿入歌をカヴァーしたもの。誰もここまでElvisっぽく歌う事はできないんじゃないかと思わせるほどの傑作カヴァーで、オリジナルにないLink Wrayのクールなギター・ソロもイカしてます。この曲でもThe Jordanairesがバック・コーラスを担当。
08 Rock Billy Boogie('79年『Rock Billy Boogie』)
もちろんこの曲はJohnny Burnette Trioの定番Rockabilly('56年『The Rock'n'Roll Trio』)のカヴァーなんですが、Robert Gordonの曲と言えそうな位強烈なオリジナリティを感じさせる好曲になっています。
09 All by Myself(同上)
オリジナルはFats Dominoの'55年R&B1位曲ですが、ここではJohnny Burnette Trioヴァージョン('56年『The Rock'n'Roll Trio』)を参考にカヴァーしています。
10 The Catman(同上)
Gene Vincentに捧げたオリジナルのトリビュート・ソングで、歌詞はGene Vincentの曲のタイトルを上手くつなぎ合わせて作られています。
11 Wheel of Fortune(同上)
どの様な経緯でこの曲を取り上げたのか、ポピュラー歌手Kay Starrが'52年に放ったNo.1ヒットとして有名な曲の渋~いカヴァーです(オリジナルはJohnny Hartmanの'51年盤)。
12 Love My Baby(同上)
SunのHayden Thompsonが'57年に発表した傑作Rockabillyのカヴァーで、Robert Gordonのベスト・ソングの1つと言えそうなエキサイティングな曲。Robert Gordonのヴォーカルも最高のノリで、Chris SpeddingのRockabillyギターも究極的に冴え渡っています。ちなみにこの曲は、Little Junior's Blue Flamesの'53年盤傑作Rockin' Bluesがオリジナル。
13 It's Only Make Believe('79年C&W99位、同上)
Rockabillyシンガーから出発したConway Twittyが放った大ヒット・バラード('58年全米1位)のカヴァーで、Robert Gordonの圧倒的な歌唱力が光る1曲。
14 Crazy Man Crazy('80年『Bad Boy』)
Bill Haley(Bill Haley With Haley's Comets名義)が'53年に放った初のR&Rヒット(全米12位)をカヴァーしたもの。
15 The Worrying Kind(同上)
'50年代後半にティーン・アイドルとして活躍したTommy Sandsが'58年に放ったクールなRockin'ナンバー(全米69位曲)をカヴァーしたもの。
16 Nervous(同上)
Chris Speddingのファズがかったアグレッシヴなギターが印象的な激渋カヴァーで、オリジナルは50'sロッカーGene Summers & His Rebelsの'58年盤。
17 Sweet Love on My Mind(同上)
Jimmy & Johnnyの'56年盤をカヴァーしたこの曲もRobert GordonのベストRockabillyの1つと言える見事な出来で、スラッピング・ベースに絡むChris Speddingの歪んだ音色のワイルド・ギターとRobert Gordonの狂気のシャウトがオリジナルのフランティック感を完璧に甦らせています。
18 Need You(同上)
Lee Hazlewoodファミリーの一員としてSanford ClarkやDuane Eddyの曲でもリズム・ギターを弾いていた、Donnie Owensが'58年に放った名作バラード(全米25位)をカヴァーしたもの。そのDonnie Owens盤では、逆にDuane Eddyがお得意のTwangy Guitarではありませんがギターで助っ人しています。一方ここでのヴァージョンでは、艶のあるRobert Gordonのバリトン・ヴォイスがカッコ良過ぎる位決まっていてオリジナルを凌ぐ出来になっています。
19 Someday, Someway('81年全米76位、『Are You Gonna Be the One』)
Ritchie Valensの伝記映画『ラ・バンバ』('87年)でBuddy Hollyを演じたMarshall Crenshawの作品で、50's色は感じられないもののストレートなR&Rのカッコいい曲。ちなみにRobert Gordon最大のヒット(といっても76位ですが...)となったこの曲は、作者のMarshall Crenshawも翌'82年にシングル発売し見事全米36位を記録しています。
20 Look Who's Blue('81年『Are You Gonna Be the One』)
Don Gibsonの'58年全米58位曲をElvis Presleyっぽく歌った好カヴァー。
21 Drivin' Wheel(同上)
T-Bone Burnettの'80年のアルバム『Truth Decay』収録曲を完全なRockabillyナンバーとして再現した傑作カヴァーで、Danny Gattonのギャロッピング・ギターとTony Garnierのスラッピング・ベースが登場するRockabillyの典型といった趣の曲。またこの曲は、'83年に女性カントリー・ロッカーEmmylou Harrisが取り上げてヒットさせています(C&W26位)。
22 Something's Gonna Happen('82年『Too Fast to Live,Too Young to Die』)
ギターがかすかにRockabillyの香りを漂わせていますが、全体的には「Someday, Someway」と同系統の名曲。それもそのはず、Marshall Crenshawのデビュー曲('81年)のカヴァーなんですよね(但しRobert Gordon盤は'80年録音)。それにしてもいい曲です。
23 Black Slacks('79年『Rock Billy Boogie』)
同年シングル・カットされたナンバーで、Joe Bennett & The Sparkletonesが'57年に全米17位を記録した傑作Rockabillyのカヴァー。
24 Fire [Live]('79年)
Robert GordonのファンだというBruce Springsteenからプレゼントされた曲ですが、自身のヴァージョン('78年)ではヒットさせる事が出来ず、同年すかさずカヴァーされたThe Pointer Sisters盤が全米2位となる大ヒットを記録しています。
25 Red Hot [Live]('79年)
スタジオ録音盤よりテンポ・アップしたエキサイティングなヴァージョンで、間奏ではBill Haley & His CometsのNo.1ヒット『Rock Around the Clock』('54年)のあのギター・ソロが登場します。なお、前曲とこの曲ではChris Speddingがギターを弾いています。
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Darrel Higham 『The Cochran Connection Vol.2』 ♪本文末に関連動画有

■ さて、先月イギリスが生んだギター・ヒーロー、Darrel HighamによるEddie Cochranへの傑作トリビュート・アルバム、『The Cochran Connection』('98年)を紹介したので、今回はその続編となる『The Cochran Connection Vol.2』(2004年)を紹介します(こちらも傑作)。

CD:[試聴] [amazon]
The Cochran Connection, Vol. 2前作が主にEddie Cochran関連の初期の作品のカヴァー集だったのに対して、本作は主に中期から後期のエディ・コクラン名義による録音作品のカヴァー集となっています。
一般的にエディ・コクランと言えば、初期の曲よりも中期以降の「Summertime Blues」や「C'mon Everybody」、「Somethin' Else」等のパワフルなロックンロール・ヒットで圧倒的な知名度を得ていると思われるので、今回の『The Cochran Connection Vol.2』の方が幅広いロックンロール・ファンの耳に馴染み易いかもしれません。

前作同様、聴き所はやはり現代のロカビリー(ロックンロール)・ギターの達人による、今は亡き天才ギタリストの曲の見事なリメイクぶりでしょう。また、Darrel Highamエディ・コクランそっくりな声による歌唱も決して聴き逃すことは出来ません。
全てのロックンロール・ファンにおすすめです。

本作の主要な参加ミュージシャンは以下の通りです。
Darrel Higham(ヴォーカル、ギター&ベース)
Les Curtis(ドラム)
James Compton(ピアノ)
Al Nicholls(サックス)
The Jets(バック・コーラス)

Les Curtisは現The Enforcersのドラマーで、Al Nichollsは一時The Big Town Playboysに在籍していたサックス・プレーヤー。前回の記事で言い忘れていましたが、バック・コーラスを担当しているThe Jetsとは、イギリスの有名な兄弟ネオ・ロカビリー・バンドのThe Jetsのことです(詳しくは[ネオ・ロカビリー界の重鎮、The Jets]を参照して下さい)。
なお、ダレル・ハイアムや前作に引き続いて参加したミュージシャンについての詳細は、前回の記事[Eddie Cochranの再来!? Darrel Higham]を参照して下さい。

そう言えば余談ですが、本作のレコーディング開始前にダレル・ハイアムの愛用ギター(グレッチ6120)が盗難に遭ったそうで、本作でのギターは全曲(グレッチ)ホワイト・ファルコンで弾いているとの事です。

(収録曲目)
※ ()内はエディ・コクラン盤の発売年又は録音年及びチャート
① Summertime Blues('58年全米8位)
Eddie Cochran最大のヒット曲を忠実に再現した好カヴァー。
② Don't Bye, Bye Baby Me('59年録音)
オリジナルにないサックスも導入したかなりパワフルな絶品カヴァー(必聴!)。
③ Jam Sand-Witch('59年録音)
④ Somethin' Else('59年全米58位)
多くのアーティストにカヴァーされているパンキッシュなR&Rナンバーで、Eddie Cochranの代表曲の1つ。
⑤ Never('57年録音)
英国でのみ'62年にシングル発売された曲。Darrel HighamのヴォーカルからThe Jetsのバック・コーラスまでオリジナルにそっくりのカヴァー。ちなみに、Darrel Highamは本作の中でこのカヴァーが特にお気に入りだとか。
⑥ My Way('59年録音)
英国でのみ'63年にシングル発売されて全英23位を記録したEddie Cochranの隠れた名曲。
⑦ Nervous Breakdown('58年録音)
Eddie Cochranの死後、アルバム『Never To Be Forgotten』('62年)で初めて日の目を見た曲。但し、ここではその一般的に知られているヴァージョンではなく、サックスの入ったデモ・ヴァージョン(CD『Guitar Picker』収録)を参考にカヴァーしています。
⑧ Cannonball Rag('53or'54年録音)
このインスト曲は正規のスタジオ録音ではなく、Chuck Foremanと2人だけのホーム・セッション時に録音された曲(CD『Rockin' It Country Style』収録)をカヴァーしたもの。ここではDarrel Highamが、Eddie Cochranに負けじと存分に名ギタリストぶりを発揮しています。なおこの曲のオリジナルは、ギャロッピング・ギターの創始者Merle Travis('49年録音)。
⑨ Rock 'N' Roll Blues('59年録音)
「My Way」のB面だった曲の知られざる魅力を顕在化させた絶品カヴァー(必聴!)。オリジナルにない間奏のギャロッピング混じりのギター・ソロも◎。
⑩ C'mon Everybody('58年全米35位)
「Summertime Blues」同様、オリジナルを忠実に再現した好カヴァー。
⑪ Milk Cow Blues('59年録音)
Eddie Cochranヴァージョンを聴いている様な錯覚に陥るほど歌もギターも激似の傑作カヴァー(必聴!)。オリジナルはKokomo Arnoldの'34年盤。
⑫ Teenage Heaven('59年全米99位)
同年のR&R映画『Go, Johnny, Go!』の中で歌われたポップな曲に挑戦した名カヴァー。
⑬ Pretty Girl('58年)
⑭ Three Steps To Heaven('60年全米108位)
Eddie Cochran生前の最後のシングルで、英国では彼の死後(5月)に発表されて見事1位に輝いた決して忘れる事の出来ない曲。
⑮ Hallelujah, I Love Her So('59年)
オリジナルはRay Charlesの'56年のヒット曲(R&B5位)ですが、もちろんここではEddie Cochran盤をカヴァーしています。
⑯ I Remember('59年)
「Teenage Heaven」のB面だった傑作バラードを洒落たギター・ソロを交えてカヴァーしたもの。ちなみにこの曲は、当初前記映画『Go, Johnny, Go!』に使用予定で、歌唱シーンも撮影されたにもかかわらず、どういう訳か最終段階でカットされてしまったいわくつきの曲なんですよね。
⑰ Pocketful Of Hearts('58年)
「Jeannie, Jeannie, Jeannie」('58年全米94位)のB面曲で、個人的に昔から大好きなEddie Cochranのポップなナンバー。オリジナルにない間奏のギター・ソロは、もしEddie Cochranが間奏にギター・ソロを入れていたらこんな風になったんじゃないかと思えるくらい見事。
⑱ Eddie's Blues('59年録音)
Eddie Cochranのブルージーな傑作インストを完璧に再現した超絶カヴァー(必聴!)。
⑲ Weekend('61年)
'59年に録音されるもEddie Cochranの死後シングル・リリースされた、Bo Diddley風の“ジャングル・ビート”による好曲。なお、ここでバック・コーラスを担当しているのは、Darrel Highamの妻で歌手でもあるImelda Clabby(2年程前からImelda Mayのステージ・ネームに改名)。
⑳ What'd I Say('60年録音)
Eddie Cochranはこの曲を正規にスタジオ録音していませんが、伝説の英国ツアー時に出演したBBCラジオ『Saturday Club』での音源が残されています。オリジナルはご存知、Ray Charlesが'59年に全米6位(R&B1位)を記録した大ヒット曲。
[Eddie Cochranの再来!? Darrel Higham ②]の続きを読む


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